国会は、衆議院予算委員会で高額療養費制度の見直しについて質疑が行われました。参議院での予算審議中に開かれるのは異例で、立憲民主党の野田代表が、見直しをめぐる政府の対応が混乱を招いたと批判したのに対し、石破総理大臣は、自身の判断に間違いがあったとして陳謝しました。 石破首相「予算案 年度内成立に向け努力」 13日夕方開かれた衆議院予算委員会では、冒頭、石破総理大臣が、高額療養費制度の負担上限額の引き上げを見送ったいきさつを説明した上で「新年度予算案が衆議院を通過したあとに再度、修正することになった経緯は大変申し訳ないが、各党の意見を聴きながら年度内成立に向けて努力していく」と理解を求めました。 このあとの質疑で、立憲民主党の野田代表は「白紙撤回まで来たことは少し安どするし、予算案を修正すること自体は悪いことではないと思うが、衆議院で予算案を修正して、通過した3日後だ。混乱としか言いようがない