ナイジェル・ファラージ氏は約20年間、英国を欧州連合(EU)から離脱させるために運動してきた。スローガンは「自分の国を取り戻したい」だった。 イギリス独立党(UKIP)党首はついに、あらゆる障害を乗り越えて、究極の政治目標を達成した。そこで使い続けてきたスローガンを自分に向けた。「自分の生活を取り戻したい」ので、党首を辞任するのだと記者団に告げたのだ。 ファラージ氏は20年来、英国における欧州懐疑主義の「顔」だった。そして泡沫政党に過ぎなかったUKIPはファラージ氏の下で、2015年の総選挙では3番目の票数を獲得するまでになった。そしてファラージ氏は、EU離脱に投票するよう1700万人以上もの人を説得したのだ。 自ら率いる政党とこれほど一体化して、認識された政治家も少ない。その成功の大部分は、ファラージ氏の直接的な物言いや「普通の人」らしいイメージによるものだ。ビールのパイントグラスやたば
マッシヴ・アタックは現地時間7月1日にロンドンのハイド・パークで行ったライヴでEU離脱問題に言及している。 マッシヴ・アタックは今夏のバークレイカードによるブリティッシュ・サマー・タイムのヘッドライナーの一つとなっていて、他にはフローレンス・アンド・ザ・マシーン&ケンドリック・ラマー、キャロル・キング、マムフォード・アンド・サンズ、テイク・ザット、スティーヴィー・ワンダがヘッドライナーを務める予定となっている。 マッシヴ・アタックは1994年発表のアルバム『プロテクション』に収録されている“Eurochild”の演奏前に先日、国民投票によって決定したEU離脱に言及したという。 「移民の子供として、今の状況にはすごくガッカリしてるんだ」とロバート・デル・ナジャは“Eurochild”のパフォーマンス前に語ったと『インディペンデント』紙は報じている。「この状況下で跋扈しているポピュリストのクソ
<英EU離脱派のリーダーで次期首相とみられていたボリス・ジョンソン前ロンドン市長が突然、英保守党首選への出馬断念を発表した。党首選でジョンソンを支援してくれるはずだった英司法相マイケル・ゴーブ、これまで自分はリーダーにふさわしくない、ジョンソンこそふさわしいと言ってきたゴーブが、裏切って先に立候補してしまったからだ。それも理由は、ジョンソンには「指導力がない」からだという。イギリスの次の首相になるかもしれない人物だが、ネオコンとも気が合う強硬派らしい。また野心家の妻が後ろで糸を引いている> ボリス・ジョンソンが立候補しないと語った瞬間 労働党の運動員だったマイケル・ゴーブが保守党に鞍替えしたのは15歳の時。「フォークランド紛争がきっかけだ」と、ゴーブは語っている。1982年、アルゼンチンの軍事政権が、イギリスが実効支配していたフォークランド諸島に軍隊を派遣した。大英帝国全盛の頃ならあり得な
英国の与党・保守党で、次期党首に立候補したテリーザ・メイ内相への支持が広がっている。先月30日以降、マイケル・ファロン国防相とパトリック・マクローリン運輸相の2閣僚や英紙デイリー・メールがメイ氏支持を表明した。 次期首相に指名される保守党党首にはメイ氏のほか、マイケル・ゴーブ法相、スティーブン・クラブ雇用・年金相、エネルギー担当閣外相のアンドレア・レッドソム氏、リアム・フォックス元国防相の4人が立候補した。 メイ氏に対しては、現時点で70人以上の下院議員が支持を決めている。これにはクリス・グレイリング下院院内総務や、ジャスティン・グリーニング国際開発相、スコットランド担当相のデイビッド・マンデル氏が含まれる。
<英EU離脱の結果に、75%は残留票を投じたという若年層は怒りをあらわにしている。しかし、若年層が投票の鍵を握ると言われていたが、今回も若者の投票率は低かった...> 若年層は怒りを露わにしていてる ワーキングクラスの怒りがまさかの英国EU離脱を生んだ。栗原康さんの著書「村に火をつけ、白痴になれ」が日本で大評判だそうだが、英国の労働者たちはEU村に火をつけてしまったのである。 が、75%は残留層を投じたという若年層は怒りを露わにしていて、6月24日もBBC2の「ニュース・ナイト」という番組を見ていると、若いライターでEU残留派のパリス・リーズが、初老の歴史学者で離脱派のデヴィッド・スターキーに向かって憎悪をむきだしにしていた。 「はっきり言ってお年寄りの世代は、私たちのように長く生きない。若い世代はもう飽き飽きしているんですよ。私たちの世代は授業料を払わなければいけません。あなたたちは払う
24日の国債の市場では、イギリスの国民投票でEU=ヨーロッパ連合からの離脱派が優勢だという見方から、比較的、安全な資産とされる日本国債を買う動きが強まり、長期金利の代表的な指標である満期までの期間が10年の国債の利回りが一時、マイナス0.215%まで低下し、過去最低を更新しました。 国債は価格が上昇すると利回りが低下するという関係にあるため、長期金利の代表的な指標になっている満期までの期間が10年の国債の利回りは、一時、マイナス0.215%まで低下し、過去最低を更新しました。 市場関係者は、「イギリスの公共放送BBCがEUからの離脱の票が多数を占めることが確実になったと伝えたことで、投資家の間で、リスクを避けようという動きが強まっている」と話しています。
ブライアン・イーノは、最新の調査で離脱と残留が拮抗していることから、この問題に対する自身の考えをやむ得ず公開することにしたと説明している。 その全文訳は以下の通り。 「政治的なメッセージを強要することをお詫びしたい。でも、深刻になってきてるんだ。 あと数日で、我々はEUに残るかどうかに投票することになる。最近まで当然、離脱に投票することなんてないだろうと思ってたんだ。しかし、最新の世論調査によれば離脱と残留は拮抗しているという。いくつかの調査では離脱が優勢だっていうんだな。 あなたはもう意志を決めており、(この投稿を無視して)どっちに投票するか計画しているかもしれない。でも、わたしのようにこの問題に無頓着だったのであれば、再考する機会になるかもしれない。離脱派が抱いているのは、彼らがもう一度復活できると考えている『偉大なる』英国への抑えがたい熱狂である。そして、いくつかの強力なメディアがこ
世界のマーケットが最も注目している英国の国民投票が23日に近づいてきた。「離脱」「残留」何れの選択を英国民が下すかによって市場の動きは変わってくるが、かなり議論は尽くされてきたように思われる。筆者の関わる為替市場に関して言えば、「離脱」となれば英ポンドは10-15%前後下落することになり、「残留」となればBREXIT(EU離脱)の議論が始まったスタート地点に戻ることになる。 英ポンドの水準を議論するときは、最も取引量の多い対ユーロでのレートをベンチマークとして考えるのが通例だ。現状1ユーロ0.7900前後であるが、「離脱」の場合は0.90の方向へ、「残留」の場合は0.73の方向へ向かうと想定されており、それを我々に馴染みのあるポンド円に換算すると、「離脱」で130円、「残留」で165円、ドル円へのインパクトを考えると、「離脱」で100-102円、「残留」で106-108円程度であろう。 為
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