ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、北朝鮮部隊がロシアの西部クルスク州の前線に戻ってきたと述べた。北朝鮮兵については先月、多大な損害を受けて撤退したと報告されていた。
【2月4日 AFP】韓国国家情報院(国情院)は4日、AFPに対し、ロシアの援軍として対ウクライナ攻撃に派遣された北朝鮮兵が1月中旬以降、戦闘に参加していないとみられるとの見解を示した。 国情院は「1月中旬以降、ロシア・クルスク州に配備された北朝鮮軍は戦闘に参加していないようだ」とし、「多くの死傷者が出たことが一因かもしれないが、正確な詳細については引き続き監視中だ」と述べた。 ウクライナ軍は1月31日、ロシア西部クルスク州の前線で北朝鮮兵を「3週間見ていない」として、多大な損失を被ったため「撤退」したとの見方を示した。 西側諸国と韓国、ウクライナの情報機関は、ウクライナが昨年8月から越境攻撃を仕掛けているクルスク州でロシア軍を支援するため、北朝鮮が兵士1万人以上を派遣したとしている。 北朝鮮もロシアも公式には、北朝鮮兵の派遣を認めていない。(c)AFP
Published 2025/01/14 17:06 (JST) Updated 2025/01/14 18:24 (JST) 【キーウ共同】ロシア西部クルスク州でウクライナ軍との戦闘に従事する北朝鮮兵が、手りゅう弾を顔付近で爆発させて自殺する例が相次いでいることが14日、ウクライナ政府当局者と軍関係者の話で分かった。捕虜になるのを回避し、遺体が収容されても容貌から身元を特定させないためとみられる。軍関係者によると、自殺者は20人近くに上る。政府当局者は「北朝鮮の参戦を隠蔽する狙いだ」と分析した。 ウクライナ当局は、北朝鮮軍が捕虜回避の自殺を組織的に命令しているとの見方を強めている。韓国情報機関は、北朝鮮兵の所持品から捕虜になる前に自決するよう強要するメモが発見されたと説明した。 前線に展開するウクライナ兵の目撃証言を聞き取ったウクライナ軍関係者によると、北朝鮮兵は銃弾を撃ち尽くしたり、負
北朝鮮捕虜、ウクライナ残留希望 「実戦形式の訓練と認識」 時事通信 外信部2025年01月13日14時09分配信 ウクライナのゼレンスキー大統領=9日、ドイツ・ラムシュタイン空軍基地(AFP時事) ウクライナのゼレンスキー大統領は12日、X(旧ツイッター)に、捕虜となった北朝鮮兵士が当局者の尋問に答える動画を投稿した。その中で、兵士の一人は「ここで暮らしたい」と語った。 ロシア領内で北朝鮮兵2人捕虜 キーウに初めて移送―ウクライナ大統領 兵士は、手に包帯をしてベッドに横たわったまま、通訳を介して朝鮮語で回答。「(上官から)訓練を実戦形式で行うと言われた」と述べ、ウクライナとの戦闘とは認識していなかったことを明かした。3日に戦線に投入され「横にいた同僚が死ぬのを見て、防空壕(ごう)に隠れていたが、5日に負傷して(捕まった)」と話した。ウクライナに残りたい考えを示しつつも「帰れと言われれば帰る
(CNN) ある未確認の火山が1831年に大規模噴火し、地球の気候を寒冷化させた。それから200年近くを経て、科学者たちはこの「謎の火山」を特定するに至った。 当該の噴火は19世紀に発生したものとしては最も強力な部類に入る。二酸化硫黄が成層圏に大量に放出された結果、北半球の年間平均気温は約1度低下した。噴火の発生は小氷河期の末期に当たる。小氷河期は過去1万年で地球が最も寒冷化した時期の一つとされる。 この歴史的な噴火が起きた年は判明していたが、火山の地点は分かっていなかった。研究者らは最近、グリーンランドの氷床コアのサンプルを通じてこの謎を解明。コアの層を分析し、1831~34年に堆積(たいせき)した硫黄同位体や灰の粒、火山ガラスの破片を検証した。 地球化学や放射線年代測定、コンピューターモデルを駆使して、科学者らは上記の粒子の軌道を割り出した。その結果、31年の噴火は太平洋の北西部に位置
米国家安全保障会議(NSC)のジョン・カービー戦略広報調整官(2024年10月23日撮影)。(c)Mandel NGAN/AFP 【12月28日 AFP】米ホワイトハウスは27日、ロシア側でウクライナと戦っている北朝鮮兵について、「捨て駒」扱いされ、「人海戦術」の無駄な攻撃で死亡しているとの認識を示した。 米国家安全保障会議(NSC)のジョン・カービー戦略広報調整官は、北朝鮮軍がロシア西部クルスク州で実戦に投入されてから1週間で約1000人の死傷者を出したとする韓国の推計を確認した。同州でウクライナは越境攻撃を仕掛けている。 カービー氏は「北朝鮮兵はクルスク州でウクライナ軍の拠点に対して下車歩兵による大規模な突撃を仕掛けているが、こうした人海戦術はそれほど効果を挙げていない」「実際、北朝鮮軍は甚大な犠牲者を出す結果となった。われわれの推計では、過去1週間のこの戦闘で、北朝鮮軍はこれまでに1
暗号資産の交換業を行う「DMMビットコイン」から480億円相当のビットコインが流出した事件で、警察庁などは、北朝鮮のハッカー集団が流出に関与したと指摘したうえで、暗号資産の管理会社の従業員に送りつけた偽の転職案内のメッセージでウイルスに感染させ、情報を盗み出したとみられると発表しました。 DMMビットコインではことし5月、480億円相当のビットコインが不正に流出したことが明らかとなり、会社は、顧客の口座や資産を別の事業者に移管したうえで事業を廃止すると発表しています。 事件について捜査を進めてきた警察庁と警視庁は、北朝鮮当局の下部組織とされるハッカー集団「ラザルス」の一部門、『トレーダートレイター』が今回の流出に関与したと特定し、24日に発表しました。 ことし3月、DMMビットコインが委託する暗号資産の管理会社の従業員に、企業の採用担当者からの転職案内を装ったSNSのメッセージが届き、従業
ソウル/香港(CNN) 世界で特に孤立し秘密主義的な国家である北朝鮮の兵士は祖国から遠く離れ、第2次世界大戦以降で欧州最大の紛争の中心にいる。北朝鮮兵の数は約1万1000人にのぼる。 ウクライナとの数年に及ぶ戦争でロシアを支援するために派遣された北朝鮮兵について、あるいは北朝鮮兵が具体的に何を命じられるのかについても、ほとんど知られていない。北朝鮮兵の存在はロシア政府や北朝鮮政府から公式に認められてもいない。 米国、ウクライナ、韓国の諜報(ちょうほう)機関によると、北朝鮮の兵士はすでに戦闘作戦に参加しており、数万人のロシア軍と合流してロシア西部クルスク州にあるウクライナ軍の陣地を攻撃している。これらの部隊が今後どのように展開するかについては臆測が飛び交っている。 米高官は17日、10月に数千人の部隊をロシアに派遣して以降、北朝鮮はクルスク州で「数百人」の死傷者を出したと述べた。 ウクライナ
【11月28日 AFP】銃声、悲鳴、不気味な笑い声──北朝鮮から程近い韓国の江華島は毎晩、北朝鮮による身の毛もよだつような騒音攻撃に見舞われ、住民が苦しめられている。 以前の江華島は、虫の声を聞きながら眠りにつき、鳥のさえずりで目覚めるような暮らしだった。だが今では、夜になると、低予算ホラー映画のサウンドトラックを大音量で聞かされているような毎日だ。 7月以降、北朝鮮は南北軍事境界線沿いに設置したスピーカーから、ほぼ毎日のように大音量で放送を続けている。 黄海に面した漢江河口に位置する江華島の北端は、北朝鮮からわずか2キロ程度しか離れていない。 AFP取材班が現地を訪れた際、夜間は、戦場における断末魔の叫びのような声や銃声、爆発音が放送され、午後11時になると不気味な音楽が流されていた。 ■拷問に等しいレベル 専門家は、北朝鮮が新たに流し始めたこうした音声は、拷問と見なされる基準をほぼ満た
【11月27日 AFP】銃声、悲鳴、不気味な笑い声──北朝鮮から程近い韓国の江華島は毎晩、北朝鮮による身の毛もよだつような騒音攻撃に見舞われ、住民が苦しめられている。 以前の江華島は、虫の声を聞きながら眠りにつき、鳥のさえずりで目覚めるような暮らしだった。だが今では、夜になると、低予算ホラー映画のサウンドトラックを大音量で聞かされているような毎日だ。 7月以降、北朝鮮は南北軍事境界線沿いに設置したスピーカーから、ほぼ毎日のように大音量で放送を続けている。 黄海に面した漢江河口に位置する江華島の北端は、北朝鮮からわずか2キロ程度しか離れていない。 AFP取材班が現地を訪れた際、夜間は、戦場における断末魔の叫びのような声や銃声、爆発音が放送され、午後11時になると不気味な音楽が流されていた。
【11月18日 AFP】北朝鮮の朝鮮中央通信(KCNA)は18日、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記がウクライナ紛争をめぐり、米国と西側諸国を非難したと報じた。金氏は、欧米諸国がウクライナ軍を「突撃部隊」としてロシア軍と戦わせ、世界的な紛争を引き起こすリスクを冒していると述べたという。 韓国と米国は現在、北朝鮮がウクライナ紛争でロシア軍を支援するために、1万人以上の兵士を派遣したと非難している。専門家は北朝鮮軍派遣の狙いについて、戦闘経験やロシア軍の先進技術の獲得だと指摘している。 だが北朝鮮側はこれまでロシア派兵を否定。金氏はKCNAが伝えた大隊指揮官への演説でも言及しなかった。 金氏は、米国と西側諸国がウクライナ紛争に乗じて「軍事介入の範囲を世界的に拡大している」と批判。「ウクライナ軍をロシアに対する突撃部隊として利用し、戦闘経験を積ませようとしている」とも述べた。 また米国に
ロシアとの国境に位置するウクライナ・スームィ州の破壊された検問所=8月14日/Roman Pilipey/AFP/Getty Images/FILE (CNN) ロシア軍が、ウクライナ軍に占領されたロシア南西部クルスク州の奪還に向けて数万人規模の戦力を集結させていることがわかった。この兵力の中には最近到着した北朝鮮の兵士も含まれる。クルスク州奪還に向けた攻撃は数日内にも実施される可能性がある。米当局者が10日、CNNに明らかにした。 ウクライナのゼレンスキー大統領は7日、約1万1000人の北朝鮮兵がクルスク州に展開していると明らかにしていた。ウクライナ軍がクルスク州に越境攻撃を実施してから約3カ月が経過している。 米紙ニューヨーク・タイムズは10日の報道で、クルスク州奪還にはロシアと北朝鮮の兵士約5万人が参加すると伝えた。 ウクライナ軍の司令官は10日、CNNの取材に対し、北朝鮮兵はクルス
ロ・北朝鮮兵、数日中に攻勢か クルスク奪還で5万人集結―米紙 時事通信 外信部2024年11月11日08時06分配信 北朝鮮兵がロシア軍の装備を受け取っているとされる動画(ウクライナ戦略コミュニケーション・情報安全保障センターのXアカウントより) 【ニューヨーク時事】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は10日、ロシアが西部クルスク州で大規模攻勢に出るために、北朝鮮兵を含む5万人の兵士を集結させたと報じた。作戦は数日中に始まる可能性があるという。ウクライナと米国の当局者の話として伝えた。 モスクワに最大規模ドローン攻撃 34機撃墜、1人負傷―ロシア 同紙によると、ウクライナ軍はクルスク州の一部を越境作戦で占領したが、ロシア軍は制圧された領土のおよそ半分を奪還。大規模作戦を実行する準備が整ったもようだとしている。 当局者によれば、クルスク州で戦うために北朝鮮の兵士1万人以上が派遣されている。
ロシア派兵の北朝鮮兵、生まれて初めて無検閲ネットに触れる2024.11.08 20:0022,092 satomi こないだファイナンシャル・タイムズの記者さんがこんなツイートをしてて、そ、そっか…となりました。 A usually reliable source tells me that the North Korean soldiers who have deployed to Russia have never had unfettered access to the internet before. As a result, they are gorging on pornography. — Gideon Rachman (@gideonrachman) November 5, 2024確かな情報筋によれば、ロシア派兵の北朝鮮兵は生まれてから一度もインターネットに自由にアクセス
北朝鮮国営の朝鮮中央通信は31日正午すぎ、「キム・ジョンウン総書記の立ち会いのもと、きょう午前、ICBM=大陸間弾道ミサイルを発射した」と伝えました。 この中で「今回の発射実験は、戦略ミサイル能力の記録を更新し、世界最強の威力を持つわが国の戦略的抑止力の現代性と信頼性を誇示した」としています。 キム総書記は「この発射は、最近になって意図的にわが国の安全を脅かす敵たちに、われわれの意志を知らせる適切な軍事活動だ」と主張しました。 その上で「わが国の戦略攻撃力を絶えず高度化していく過程で必要不可欠な工程だ。核戦力を強化する路線を決して変えることはない」として、核・ミサイル開発を推し進めていく姿勢を強調しました。 北朝鮮はこれまで、弾道ミサイルを発射したあと翌日に国営メディアで報じるケースが多く、発射から数時間のうちに国営メディアが伝えるのは異例です。 防衛省によりますと、31日午前7時11分ご
キーウ(CNN) ロシア兵が北朝鮮兵の指揮体制や、弾薬や装備品の提供状況を巡って懸念の声を上げていることが、ウクライナ国防省情報総局によって入手された25日公開の傍受記録で明らかになった。 ロシア兵は合流する北朝鮮兵について軽蔑をあらわに言及しており、「くそ中国人」と呼んでいる場面もある。北朝鮮の部隊には「K大隊」のコードネームが付与されている。 ウクライナ国防省情報総局によると、この音声は10月23日夜、暗号化されたロシアの通信チャネルから傍受された。 ウクライナが一連の傍受記録を分析したところによると、10月24日午前にはロシア西部クルスク州の野営地一帯で、北朝鮮兵の移動が予定されている。クルスク州では今年、ウクライナ軍が奇襲侵攻を仕掛けた。 傍受記録からは北朝鮮兵30人につき通訳1人、上級将校3人を付ける計画も明らかになった。 ロシア兵の一人は「唯一理解できないのは、30人につき3人
韓国はウクライナへの兵器供給について「殺傷兵器を直接供給しないというのが大原則だったが、北朝鮮の活動に応じて柔軟に検討することもできる」と、尹錫悦大統領が24日述べた。聯合ニュースが報じた。 尹大統領は訪韓したポーランドのドゥダ大統領との会談後に発言した。両首脳は北朝鮮のロシア派兵を非難、安全保障・防衛業界の協力強化に合意した。 また、韓国の金龍顕国防相は同日、北朝鮮がロシア軍の盾となる「傭兵」を送り、違法な侵略戦争を助けていると国会で指摘した。 部隊が外国に派遣される際には通常、自国軍の指揮系統を維持し、自国の軍服を着用して自らの国旗の下で活動するが、北朝鮮の部隊はロシア軍の軍服をまとい、作戦上で何も権限がなくロシア軍の統制の下で動いていると、金国防相は報告。 金正恩朝鮮労働党総書記は自らの兵士を砲弾のえじきになる傭兵として売ったということだ、と同相は述べた。 米大統領選挙の前に北朝鮮が
ロシアは1年余りにわたり、ウクライナでの過酷な戦争を遂行するため砲弾や弾道ミサイルの供給を北朝鮮に頼り、両国の同盟関係はますます緊密化している。ウクライナ当局は現在、北朝鮮が軍隊を派遣して支援を拡大する計画だと警告している。韓国の情報機関は18日、北朝鮮軍をウクライナの最前線に送る第一歩として、ロシア海軍が北朝鮮の部隊をロシアに移送したと発表した。これに対し、ロシア大統領府は派兵に関する発表はでっちあげだと一蹴している。 北朝鮮による派兵は何人なのか? 韓国の国家情報院(NIS)は、ロシア海軍の艦船が北朝鮮の特殊部隊約1500人をロシアに移送したと明らかにした。ウクライナへの派兵に先立ち、「適応」訓練を受ける予定で、特殊部隊にはロシア軍の軍服と武器のほか、シベリア出身者のように見せかけるための偽の身分証明書が支給されたという。 NISによれば、2回目の移送も近く予定されており、北朝鮮は約
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