ISSから廃棄された宇宙ゴミが大気圏に再突入2024.03.16 22:3051,839 Passant Rabie - Gizmodo US [原文] ( たもり ) 現地時間の3月8日(金)、国際宇宙ステーション(ISS)でかつて使われていたバッテリーを積んだパレットが数年の旅を経て、メキシコ湾上空で大気圏に再突入しました。 重さ2.9トンに及ぶ宇宙ゴミパレットは9台のバッテリーを搭載しており、重量は2.9トン。2021年3月にロボットアーム「カナダアーム2」によって捨てられてからというもの、制御不能のまま地球の大気圏への再突入に向けて落下してきていたのです。 先週末、そんな状況についに終止符が打たれました。パレットは東部時間の3月8日午後3時29分(日本時間9日午前4時49分)ごろ、カンクン−キューバ間の上空に再突入したと、ISSのゴミの行方を追っている天体物理学者Jonathan
KDDIは3日、SpaceXが「Direct to Cell」機能を持つ最新のStarlink衛星6機を軌道上に展開したことを発表した。Direct to Cell機能を持つこれらの衛星は、スマートフォンとの直接通信を可能にするためのもので、2024年内にauのスマートフォンが衛星と直接通信できるサービスを提供する予定。特定の携帯電話キャリアとの契約が必要ではあるものの、特別なハードウェア、ソフトウェア、アプリは不要とされている。日本ではKDDIが提供予定となっている。今後、KDDIは日本全土でauの通信エリアを拡大し、山間部や島しょ部などの圏外エリアでも通信が可能になるとしている(KDDIリリース、sorae、Impress Watch)。 打ち上げられた衛星は、大型フェーズドアレイアンテナやSpaceX開発の無線装置を備え、常時高速移動する衛星とも通信可能。これにより既存のStarli
【12月5日 CGTN Japanese】中国は4日午後0時10分、北西部の酒泉衛星発射センターからエジプトと共同で開発した衛星「エジプト2号」を打ち上げました。 中国とエジプトの合意により、中国はエジプト向けに2m(パンクロマチック)/8m(マルチスペクトル)解像度の小型光学リモートセンシング衛星を開発して打ち上げ、中国政府の援助で建設された衛星組立集積統合試験(AIT)センターで衛星の組立とテストを行います。軌道上で引き渡された後、エジプトの国土資源利用、水利、農業などの分野で利用されることになります。 同衛星の共同開発では、中国はエジプト側の技術者に対して衛星全体のシステムレベルの設計と最終組立・テスト操作の育成を行い、エジプト側の技術者は衛星の設計・開発・テストの全過程に参加しました。この協力プロジェクトにより、衛星の開発、地上施設の建設と運営、衛星データの処理、共有と応用などを含
12月1日、米アマゾン・ドット・コムは、実業家イーロン・マスク氏率いる米宇宙企業スペースXが開発したロケット「ファルコン9」3機の打ち上げ契約を同社と結んだと発表した。写真は米フロリダ州ケープカナベラルで8月、NASAの「クルー7」ミッションで打ち上げられるロケット「ファルコン9」(2023年 ロイター/Joe Skipper) [1日 ロイター] - 米インターネット通販最大手アマゾン・ドット・コム(AMZN.O), opens new tabは1日、実業家イーロン・マスク氏率いる米宇宙企業スペースXが開発したロケット「ファルコン9」3機の打ち上げ契約を同社と結んだと発表した。アマゾンが展開する衛星通信網事業「プロジェクト・カイパー」での人工衛星配備に活用する。 アマゾンは2019年にこの事業を発表。低軌道への3236基の衛星打ち上げを通じて通信網を構築する計画だ。スペースXも同年に衛星
米アマゾン、衛星打ち上げ成功 通信サービス提供へ試験 2023年10月07日08時12分配信 米アマゾン・ドット・コムが6日行った人工衛星打ち上げ試験(ユーチューブより) 【シリコンバレー時事】米アマゾン・ドット・コムは6日、南部フロリダ州で、試験的な人工衛星の打ち上げに成功した。衛星による通信サービスを2024年に始める計画に弾みがついた格好。この領域ではイーロン・マスク氏が設立した米スペースXが先行しており、猛追する。 米ヴァージン、宇宙飛行を商用化 打ち上げ成功、競争激化へ アマゾンは、衛星通信網の構築を「プロジェクト・カイパー」と名付けている。29年までに衛星3200基余りを地球の低軌道に配置し、通信環境の悪い地域などでも高速通信を利用できるようにする。 米東部時間6日午後2時6分(日本時間7日午前3時6分)、フロリダ州のケープカナベラル宇宙軍基地から、アマゾンの試験衛星2基を載せ
普通のスマホでも衛星通信が使えるように? 史上初の宇宙を介した5G通話が成功2023.09.26 23:0030,554 Gizmodo US - Passant Rabie [原文] ( 福田ミホ ) 大きいことは、いいことか。 どんなへき地でもつながる衛星通信は心強いですが、今はまだ特殊な端末じゃないと使えません。そこで普通のスマホでも使える衛星通信ネットワークを開発してるのが、米国のAST SpaceMobile。このたび彼らは、衛星を介した普通のスマホ同士での5G通話を、史上初めて成功させました。 AST SpaceMobileは9月8日、人工衛星「BlueWalker 3」を使い、ハワイ・マウイ島の携帯電話ネットワーク圏外地域にあるSamsung Galaxy S22と、スペイン・マドリードにある端末への通話を実現。史上初の宇宙を介した5G通話は約2分間続きました。 Video:
Apple共同創業者が手がける人工衛星シェアサービスってどんなの?2023.08.02 23:00 Nikki Main - Gizmodo US [原文] ( そうこ ) スティーブ・ジョブズ氏とともにApple(アップル)を立ち上げたスティーブ・ウォズニアック氏(愛称ウォズ)。彼が2021年に始めた宇宙系スタートアップPrivateerが、人工衛星データを一般の人でも活用できるサービスを発表しました。 人工衛星シェアサービスとは?ウォズが考える衛星ビジネスは、政府が利用している人工衛星データを一般の人でも使えるようにするのが狙い。 衛星データは高額です。そこで、Privateerが考えたのがライドシェアの衛星データ版サービス。 たとえば、あなたがある地域の衛星データを必要としているとします。Privateerのサービスを介すと、同じ地域のデータが欲しい人を探し、データ収集のコストを割り
スターリンク衛星がデブリとの衝突を回避する回数、毎日140回2023.07.16 20:0037,838 Passant Rabie - Gizmodo US [原文] ( そうこ ) 近年よく聞くようになった言葉、スペースデブリ(宇宙ゴミ)。 地球の低軌道上には人工衛星がたくさんありますが、使用しなくなった衛星やそのパーツなどもゴミとしてわんさか漂っています。 衛星インターネットのStarlinkは地球低軌道上に4000以上の衛星を飛ばしており、ある調査によると、Starlink衛星は、毎日140回ほど、他の衛星やスペースデブリとの衝突を回避しているといいます。とんでもない数ですね。 5年間で5万回の衝突回避SpaceXが連邦通信委員会に提出した調査報告によれば、2022年12月1日から2023年5月31日の6ヶ月で、Starlink衛星が衝突回避のためにアクションを起こしたのは約2万5
北朝鮮は「偵察衛星の開発のための最終段階の重要実験」を18日行ったと発表しました。韓国軍などは、北朝鮮が18日、弾道ミサイル2発を発射したと明らかにしていて、北朝鮮の発表は、この発射を指すものとみられています。 19日付けの北朝鮮の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は、国家宇宙開発局が北西部トンチャンリ(東倉里)にある「ソヘ(西海)衛星発射場」で、「偵察衛星の開発のための最終段階の重要実験」を18日行ったと伝えました。 北朝鮮は、過去にも「ソヘ衛星発射場」で「人工衛星の打ち上げ」と称して事実上の長距離弾道ミサイルを発射しています。 韓国軍は、北朝鮮が18日、準中距離弾道ミサイル2発を発射したと明らかにしていて、今回の北朝鮮の発表は、この発射を指すものとみられています。 一方、労働新聞によりますと、国家宇宙開発局は「来年、2023年4月までに軍事偵察衛星1号機の準備を終える」と発表したということで
ストーリー by nagazou 2022年10月03日 16時04分 YouTubeなんて見たらお値段がしゃれにならなさそう 部門より 半ば忘れられている感のある楽天モバイルの衛星通信だが9月28日、三木谷浩史社長は「おそらく2Mbpsは出る、YouTubeくらいは見られる」と語ったという。同社は米国のAST SpaceMobileに出資し、共同で「スペースモバイル計画」を推進している。楽天モバイルのようにスマートフォンで衛星通信機能を実現する試みは、Appleも「iPhone 14」シリーズで実現した。しかし、テキストでの緊急通報や位置情報共有に限られている。楽天は2023年度以降の商用サービス開始を予定しているという(UchuBiz)。 あるAnonymous Coward 曰く、
中国研究班がイーロン・マスクの通信衛星「Starlink」爆撃戦略を公開2022.06.01 22:0028,859 Passant Rabie - Gizmodo US [原文] ( satomi ) XSpaceの通信衛星「Starlink」。5月13日に53基が加わって通算2,547基に。うち2,200基が周回中(最終目標は4万2,000基) Image: Aleksandr Kukharskiy / Shutterstock.com 穏やかじゃないけど、領空は領空。 「SpaceX社のStarlinkが国家の安全を脅かした場合、中国はこれを無効化あるいは破壊できなければならない。1基1基の追跡・監視・無効化のケーパビリティを備える必要がある」という趣旨の論文が、査読付き学会誌Modern Defense Technologyに掲載され、英字媒体のSCMCによって海外に広まり、大きな
宇宙スタートアップのALE(エール、本社:東京都)は2022年3月、米国フロリダ州にスカイ・キャンバス・アメリカ(Sky Canvas America)を設立した。宇宙を広大なキャンバスに見立て、人工の流星群を発生させる、世界に類のないビジネスを展開していくという。 (問)貴社(ALE)の概要について。 (答)2011年に創業した宇宙スタートアップ。独自の科学技術力と創造力を使い、世界初の人工流れ星による宇宙エンターテイメントなどの開発に取り組んでいる会社。開発によって得られた知見を科学技術全般の発展にも生かせればとも考えている。 (問)人工流れ星とはどのようなものか。 (答)人工衛星から流星源である粒を指定された場所にて高速で放出し、自然の流れ星と同様、大気圏突入時に発光させる仕組み。人工流れ星は、他の人工衛星と衝突する危険性がないことを確認のうえで大気圏に突入し、高度約60~80キロで
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