ロシアとアメリカなど西側諸国との間で1日に実現した受刑者交換で釈放された、ロシアの反政府活動家たちが2日に記者会見し、恩赦嘆願の手紙に署名するのを拒否したのだと明らかにした。 ロシアの刑務所から釈放され、トルコ経由でドイツに着いた反体制派のウラジーミル・カラ=ムルザ氏とイリヤ・ヤシン氏、アンドレイ・ピヴォワロフ氏の3人がボンで記者会見した。ウラジーミル・プーチン大統領に送るため恩赦嘆願の手紙に署名するよう刑務所当局から求められたが、それを拒否したのだと、カラ=ムルザ氏とヤシン氏は明らかにした。
プーチン氏恩師の娘捜査 「恐喝」容疑、ロシア出国 2022年10月27日13時31分 ロシアのテレビ司会者クセニア・サプチャクさん=2018年3月、モスクワ(AFP時事) ロシア当局は26日、プーチン大統領の大学時代の恩師の娘でテレビ司会者のクセニア・サプチャクさん(40)に対し、恐喝容疑で捜査に着手し、モスクワ郊外の自宅を捜索した。現地メディアが一斉に伝えた。ウクライナ侵攻で強まる報道規制の一環とみられる。サプチャクさんは直前に出国した。 「ウクライナの子供死ぬべきだった」 ロシア司会者発言、大問題に サプチャクさんは、自身が創設した独立系メディアの幹部が先に拘束されており、通信アプリで「(容疑を)全く信じない」と反発した。当局は、国営防衛企業ロステクのチェメゾフ最高経営責任者が恐喝されたと主張している。 サプチャクさんは、父の故アナトリー・サプチャク元サンクトペテルブルク市長の招きで政
収監中のロシア反政権派指導者、アレクセイ・ナバリヌイ氏が米紙に寄稿した/Andrey Rudakov/Bloomberg/Getty Images (CNN) 収監中のロシア反政権派指導者、アレクセイ・ナバリヌイ氏は、自国が「帝国主義的な独裁体制の堂々巡り」を回避する唯一の方法として議会制民主主義の採用を挙げた。 米紙ワシントン・ポストへの寄稿で述べた。その中でナバリヌイ氏は、西側諸国がウクライナの独立の重要性を主張するのは当然であり、ロシアを阻止してウクライナでの戦争に勝たせまいとしているのも正当な行動だとした。 一方で西側は、戦闘が停止した際のロシアの姿についても考え始めなくてはならないと指摘。「ロシアとその政府が自然と、強制されなくても戦争を始めたがらないような戦略をとるべきだ。彼らが戦争に引き付けられることがあってはならない」と述べた。 その上で、戦後ロシアの問題こそが平和を追求す
ロシアの野党勢力指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏が服役中のウラジーミル州ポクロフにある第2矯正労働収容所の出入り口(2021年3月1日撮影、資料写真)。(c)Dimitar DILKOFF / AFP 【3月23日 AFP】ロシアの野党勢力指導者で、懲役2年半の刑に服しているアレクセイ・ナワリヌイ(Alexei Navalny)氏(44)が22日、モスクワ郊外の矯正労働収容所での日々を、米SF映画「スター・ウォーズ(Star Wars)」シリーズに登場する銀河帝国の兵士「ストームトルーパー(Stormtrooper)」の生活になぞらえた。 ナワリヌイ氏はインスタグラム(Instagram)への投稿で、朝の二つの日課についてつづった。 同氏によると、受刑者は午前6時の起床後すぐに運動場に出される。スピーカーから流れるロシア国歌と「自由な祖国万歳!」というスローガンを聞かされてから、朝の体操をさ
(CNN) ロシアの反政権活動家アレクセイ・ナバリヌイ氏が昨年8月に毒を盛られたとされる事件で、直後にナバリヌイ氏の治療にあたったロシアの病院の医師が急死した。55歳だった。病院が4日に明らかにした。 死亡したのはオムスク救急病院の副医長だったセルゲイ・マキシミーシン医師。病院の発表によると、「突然の」死亡だった。死因は明らかにしていない。 ナバリヌイ氏は昨年8月20日、化学神経剤のノビチョクを盛られてシベリアからモスクワへ向かう機内で倒れ、オムスク救急病院の急性中毒病棟に運ばれていた。 麻酔・蘇生科の副医長だったマキシミーシン医師は、同病院でトップ級の幹部だったが、ナバリヌイ氏の入院に関する記者会見は行っていなかった。 ナバリヌイ氏はドイツの首都ベルリンの病院で治療を受けて回復。ロシアに帰国後、過去に有罪判決を受けた事件で執行猶予の条件を守らなかった罪に問われて、今月2日にモスクワの裁判
モスクワ(CNN) ロシアの反体制派指導者アレクセイ・ナバリヌイ氏の尾行任務で送り込まれたロシアのエージェントが、今年8月に同氏に毒を盛った方法について、致死性の神経剤ノビチョクをパンツの中に仕込んだと明らかにした。 この人物はロシア連邦保安局(FSB)の毒物チームに所属するコンスタンティン・クドリャフツェフ氏。長時間に及んだ電話でのやり取りで、この驚がくの事実を明らかにした。 クドリャフツェフ氏は上司に対する報告と信じていた電話で、シベリアの都市トムスクで毒物を盛るのに関与した人物の話や、自身が事後の後片付けで送り込まれたことについても語った。 コンスタンティン・クドリャフツェフ氏。ナバリヌイ氏に毒が盛られた後、後片付けをしにオムスクに向かったと明かした/From Bellingcat だが、クドリャフツェフ氏の話し相手は国家安全保障会議の当局者ではなかった。話していたのは毒を盛られて死
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