ウクライナではロシアの軍事侵攻から三度目のクリスマスを迎え、ゼレンスキー大統領は難問山積みの中で様々な決断を迫られています。
騙されてミャンマーに監禁された中国人男性の救出に成功(2024年3月7日提供)。(c)CGTN Japanese 【3月7日 CGTN Japanese】中国中部の湖北省鶴峰県の警察はこのほど、騙されてミャンマーの黄金の三角地帯に監禁されていた20代前半の男性・小凱さん(仮名)の救出に成功しました。 鶴峰県にあるレストランで働いていた小凱さんは昨年10月、友人から電話を受け、中国南西部の雲南省で黄金を密輸する高給の仕事があり、1回で最低5000~6000元(約10万~12万円)稼げるため、一緒に「金もうけ」に行こうと誘われました。 当時は何も考えずにひたすらお金を稼いで家計の負担を減らそうとしていた小凱さんは、友人の立てた計画に基づき乗車券を購入し、金もうけの夢を持って鶴峰県を出発し、雲南省の国境の町・騰衝市に行きました。さらにそこから4、5日かけてミャンマー東部にあるミャワディ工業団地に
<架空の仕事に応募し、そのまま拉致され、強制的に働かされる──被害者は中国人や東南アジア出身者以外にも> ・国連報告によると、東南アジアの密林地帯にはネット詐欺を組織的に行う「工場」が林立していて、年間数十億ドルを稼ぐといわれる。 ・「工場」では高給をうたった架空の仕事に応募した人が拉致され、強制的に働かされおり、その人数は10万人にも及ぶと推計される。 ・「工場」の周辺では戦乱が続き、現地の公的機関も立ち入れいない無法地帯では中国人マフィアの暗躍が確認されている。 数十億ドルを稼ぐ「ネット詐欺工場」 銀行やカード会社を名乗る偽装メッセージ、SNS上の「知り合い」による架空の投資話...。こうしたネット詐欺は今やどの国でも発生しているが、現場から遠く離れた国に詐欺集団がいることも珍しくない。 国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)は昨年8月のレポートで、東南アジアにいくつもある ‘ネット詐
「仕事ない」若者ら国外へ 日本語試験、年20万人に急増―ミャンマー 2024年01月04日08時48分配信 ミャンマー最大都市ヤンゴンで日本語能力試験を終えて会場から出る受験生ら=3日 クーデターで国軍が実権を握ったミャンマーでは、「仕事がない」として若者らが国外に出て働く動きが活発化している。就職先として日本の人気は高く、今年の日本語能力試験への応募者は前年の約3倍の延べ約20万人に急増した。 ミャンマー、アヘンの最大生産国に アフガン激減で逆転―国連報告 3日午後、最大都市ヤンゴンのヤンゴン大学前は、試験を終えた受験生や出迎える家族らで混み合っていた。男性のトゥンパタさん(26)は、3年前に自動車整備の学校を卒業したが、新型コロナウイルスや2021年のクーデターの影響で仕事がなかった。「車が好きなので日本に行って働きたい」と語った。 試験を主催する国際交流基金によると、応募者は約10万
ミャンマーの山岳地帯にある「巨大詐欺団地」に中国人が誘拐され働かされていた…その数なんと12万人!ミャンマー北部で起きている「驚愕の混乱」と「中国の困惑」 中国人に広がる「ミャンマー詐欺産業」による被害 中国との国境に近いミャンマー・コーカンで内戦が激化し、中国人民解放軍は雲南省の国境付近で11月24日に実弾を使った射撃、銃撃訓練を開始した。中国側はあくまでも国境の安全を守るための訓練だと主張したが、ネット上では内戦を逃れてきたものの、中国が築いた鉄条網のフェンスに遮られた人々が、中国側から発射されたと見られる催涙弾に逃げまどう姿を捉えた動画がアップされている。 この内戦は10月27日に「三兄弟同盟」によって仕掛けられた。「三兄弟」とは、コーカン地区の元実力者だった故・彭家声が設立した「ミャンマー民族民主同盟軍」(MNDAA)と、コーカン西部に暮らすタイ系民族のトーアン民族解放軍(TLNA
インドネシア西部アチェ州サバンで、移動の用意をするロヒンギャ難民(2023年12月4日撮影)。(c)CHAIDEER MAHYUDDIN / AFP 【12月7日 AFP】インドネシア西部アチェ(Aceh)州サバン(Sabang)島で6日、先週漂着したミャンマーのイスラム系少数民族ロヒンギャ(Rohingya)難民の移送を求め、地元住民約150人が抗議デモを行った。デモ参加者が警察と衝突する一幕もあった。 大半がイスラム教徒のロヒンギャは仏教徒が大半のミャンマーで迫害されており、毎年数千人が危険を顧みず船でイスラム教国のマレーシアやインドネシアを目指す。 先月になり、バングラデシュの難民キャンプから約1800キロ離れたアチェ州にたどり着く難民の数が急増。1000人以上が漂着した。ミャンマー国軍による迫害が始まった2017年以降で最大の流入が起きている。 今月2日にもサバンに女性や子どもを含
【12月1日 AFP】詐欺組織にだまされ、ミャンマーで拘束され、強制的に働かされている中国やベトナムなどの市民が、目標額を達成できない場合、売買目的で臓器を摘出されていることが分かった。ベトナムを拠点とする慈善団体が30日、明らかにした。 国連(UN)の人権高等弁務官事務所(OHCHR)によると、ミャンマーでは少なくとも12万人がこうした組織の施設に拘束され、出身国の市民を標的にしたオンライン投資詐欺への加担を強いられている。 人身売買被害者の救出を行っているベトナムの慈善団体「ブルードラゴン(Blue Dragon)」は、詐欺組織は目標金額を設定しており、被拘束者がこれを達成できない場合には体罰が与えられるが、最近では臓器摘出が行われることもあると指摘する。 ブルードラゴンの創立者マイケル・ブロソウスキー(Michael Brosowski)氏は、詐欺組織は被害者が「十分働いていなければ
日本の対ミャンマー政策「不適切」 民主派外相が会見 2023年11月24日18時01分配信 ミャンマーの民主派組織「国民統一政府(NUG)」で外相を務めるジンマーアウン氏=24日、東京都千代田区 ミャンマーの民主派組織「国民統一政府(NUG)」で外相を務めるジンマーアウン氏が24日、東京都内で記者会見し、「日本の(ミャンマーに対する)外交政策は適切ではない。現場で何が起こっているのか、もっと知るべきだ」と指摘した。「日本は(ミャンマーで)実権を握った国軍への関与の仕方を見直すべきだ」とも訴えた。 異例の中国政府抗議デモ 武力衝突で「少数民族支援」―ミャンマー ミャンマー 国際 政治 コメントをする 最終更新:2023年11月27日08時05分
【11月23日 AFP】インドネシア・アチェ(Aceh)州で22日、ミャンマーのイスラム系少数民族ロヒンギャ(Rohingya)の難民219人が浜辺で身を寄せ合って一夜を明かした。木造船で2週間漂流していたという。地元住民は難民を海に押し返そうとしたが、当局がこれを阻止した。 スマトラ(Sumatra)島北端に位置するアチェ州沿岸には、先週だけで1000人以上のロヒンギャ難民が到着している。 バングラデシュの難民キャンプから毎年何千人ものロヒンギャ難民がマレーシアやインドネシアを目指して船に乗る。 男性72人、女性91人、子ども56人の計219人が乗った難民船は21日午後11時ごろにアチェ州サバン(Sabang)に着いた。 だが、現地住民は難民の受け入れを拒否し、海に押し戻すと脅した。 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によると、地元当局はその後、難民を22日にアチェ最大都市ロクスマウ
異例の中国政府抗議デモ 武力衝突で「少数民族支援」―ミャンマー 2023年11月22日05時39分 【バンコク時事】クーデターで国軍が実権を握ったミャンマーで19日、中国政府に対する抗議デモが行われた。「(国軍を攻撃する)少数民族武装勢力を支援するな」と非難する内容で、地元メディアは「非常に異例だ」としている。 武力衝突で市民75人死亡 国連報告、20万人避難―ミャンマー ニュースサイト「イラワジ」によると、デモは最大都市ヤンゴンの中国大使館前などで実施された。親軍派組織のメンバーが参加し、中国が少数民族武装勢力に武器を売却しているなどとして、「ミャンマーの内政に干渉するな」と訴えた。 デモは国軍の許可を得ているとみられる。イラワジは、国軍も武器を購入するなどつながりの深い中国を名指しで批判する活動は異例で、「国軍が中国に不満を抱いていることを示している」と指摘した。 ミャンマー 国際 コ
クーデター後、軍が実権をにぎるミャンマーで民主派勢力が攻勢を強め、軍の兵士の投降が相次いでいます。 民主派勢力の司令官の1人はNHKの取材に「長期的に軍の立場を揺るがすものになるかもしれない」と話しています。 ミャンマーでは、おととしのクーデター以降、実権を握る軍に対して、10月末から民主派勢力を支援する3つの少数民族の武装勢力が一斉に攻撃を始めました。 民主派勢力によりますと12日にシャン州で軍の兵士とその家族、およそ260人が投降したほか、15日にはカヤー州でも30人あまりの兵士が投降したとしています。 ミャンマー軍の兵士が相次いで投降するのは異例で、軍の統制の乱れが露呈した形です。 NHKのインタビューに民主派の武装勢力の司令官の1人は「今回の一斉攻撃は軍の部隊に相当な心理的プレッシャーを与え、長期的に、軍の立場と安定を揺るがすことになるかもしれない」と話し、ミャンマー情勢の転換点に
ミャンマー・ヤンゴンのシュエピーター地区に廃棄されているプラスチックごみ(2023年10月11日撮影)。(c)AFP 【11月4日 AFP】ミャンマー・ヤンゴン市内。労働者階級が多く住むシュエピーター(Shwepyithar)地区では、プラスチックごみが1メートルの高さまで積み上げられている。最近行われた調査によれば、欧米諸国のごみが大量に捨てられている。 プラスチックごみは数年前から田畑を埋め尽くし、雨期になると排水路をふさぎ、火災を招くリスクもある。2000年に比べるとごみの量は倍増しており、現在では年間4億6000万トンに達している。 「以前は雨期になると、畑でクレソンを摘んで食べていた」「今はプラスチックごみのせいでクレソンは食べられず、悪臭がしている」と、住民の一人はAFPに話した。 先日公表された、調査報道団体「ライトハウス・リポーツ(Lighthouse Reports)」と
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