ネパール・ナラヤニ県バラ郡の森で瞑想するラム・バハドゥール・ボムジャン被告(2005年11月20日撮影、資料写真)。(c)STRDEL / AFP FILES / AFP 【7月2日 AFP】ネパールの裁判所は1日、ブッダ(Buddha)の生まれ変わりと信じられてきた宗教指導者の男に対し、未成年に対する性的虐待の罪で禁錮10年の実刑を言い渡した。 ラム・バハドゥール・ボムジャン(Ram Bahadur Bomjan)被告(33)は10代の頃、飲食も睡眠もせず数か月間にわたって瞑想(めいそう)したと信者が吹聴したことから、「ブッダ少年」と呼ばれていた。 南部サルラヒ(Sarlahi)の地裁は先週、ボムジャン被告に対し、児童への性的虐待で有罪判決を下していた。地裁の登録官はこの日、AFPに対し、「禁錮10年が言い渡された」と明らかにした。罰金50万ルピー(約60万円)も科されたという。 被告は