サウジアラビアが猛暑に見舞われており、イスラム教の聖地メッカへの大巡礼(ハッジ)をしていて死亡した人が1000人を超えたと、AFP通信が20日報じた。巡礼者の多いエジプトでは、旅行ブローカーに対する批判も出ている。
サウジアラビアが猛暑に見舞われており、イスラム教の聖地メッカへの大巡礼(ハッジ)をしていて死亡した人が1000人を超えたと、AFP通信が20日報じた。巡礼者の多いエジプトでは、旅行ブローカーに対する批判も出ている。
サウジアラビアにあるイスラム教の聖地メッカへの大巡礼「ハッジ」のクライマックス、アラファト山で夜明けに祈りをささげる巡礼者(2024年6月15日撮影)。(c)Fadel Senna / AFP 【6月20日 AFP】サウジアラビアにあるイスラム教の聖地メッカ(Mecca)への大巡礼「ハッジ(Hajj)」中の死者が、20日までに900人を超えた。 サウジの国立気象センターによると、メッカの聖モスク(Grand Mosque)では17日、気温が51.8度まで上昇した。 酷暑に見舞われているサウジで数日間にわたって行われるハッジには、世界中から約180万人が訪れている。巡礼者には体が衰えた高齢者も多い。 アラブ外交筋がAFPに語ったところによると、死者はエジプト人だけでも前日の300人超から「少なくとも600人」に急増した。多くは酷暑で死亡したとされる。またエジプト当局には、死者600人を含めた
サウジアラビアの聖地メッカ近郊のミナで、酷暑で体調を崩して介抱されながら歩く巡礼者(2024年6月16日撮影)。(c)FADEL SENNA / AFP 【6月19日 AFP】サウジアラビアにあるイスラム教の聖地メッカ(Mecca)への大巡礼「ハッジ(Hajj)」中の死者は少なくとも550人に上った。この件への対応を調整しているアラブ諸国の外交官2人が18日、AFPに明らかにした。今年も酷暑の中で行われた巡礼の過酷さが浮き彫りになった。 死者のうち少なくとも323人はエジプト人だった。322人は熱中症で、残る1人は群衆事故の際のけがが原因で死亡したという。 また、少なくとも60人のヨルダン人の死亡が確認された。 メッカ最大級の遺体安置所の累計死者数は550人だったとされる。 各国の発表に基づくAFPの集計によれば、死者数はこれで計577人となった。 サウジの国立気象センターによると、メッカ
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