中東のイスラエルで東アフリカのエリトリアからの亡命を希望する人たちのデモが暴徒化し、地元の警察との大規模な衝突に発展して、100人以上がけがをする事態となりました。 イスラエル最大の商業都市テルアビブで2日、現地のエリトリア大使館が独立30周年を記念するイベントを開催しようとしたところ、エリトリアの現政権に反対しイスラエルへの亡命を希望するエリトリア人が大規模な抗議デモを行いました。 地元メディアなどによりますと、大使館の周辺ではエリトリアの政権支持派と反対派とが衝突し、収拾にあたった地元の警察との衝突にも発展して、あわせて100人以上がけがをしました。 現場からの映像では建物の窓ガラスが割られたり警察車両が破壊されたりする様子がわかり、警察はこれまでに39人を逮捕したということです。 エリトリアでは独立以来、強権的な政治体制が続き、UNHCR=国連難民高等弁務官事務所によりますと、世界各