国境なき医師団日本の村田慎二郎事務局長は、ガザ地区で業務を行っていた日本人スタッフの避難が完了したことについて、2日、東京の事務所からオンラインでNHKの取材に応じました。 この中で村田事務局長は「まずは安どの気持ちで受け止めている。3週間以上にわたる避難生活を耐えたことに敬意を表します。また、ご家族も非常に不安な日々を過ごされたにもかかわらず、私たちを信頼してくださったことに感謝します」と述べました。 その上で、「まずは休んでほしいというのが一番の願いです。エジプト側の当団体のチームに任せて、きちんと休息を取れるようにした上で、心理ケアや健康診断を行う予定だ」と明らかにしました。 一方で、国境なき医師団のパレスチナ人スタッフをはじめ、多くの人道支援関係者が現在もガザ地区で活動を続けているということで、「一刻も早く医療スタッフや物資がガザ地区内に入り、多くの負傷者や患者を治療できる安全な環