画像説明, イスラエル軍は24日のレバノン・ベイルートへの空爆でヒズボラのロケット部隊トップを殺害したと発表した。画像は空爆現場の対応にあたる消防士(24日)
イスラエルのガラント国防相は、この日の攻撃は約1年にわたる紛争の「重大なピーク」だったと言及。「われわれはきょう、数万発のロケット弾と精密兵器を破壊した。第二次レバノン戦争以降、ヒズボラが20年かけて築き上げたものを破壊した」と述べた。 イスラエル軍はレバノン国内のヒズボラ拠点約1300カ所を攻撃した。ハガリ報道官は、長距離巡航ミサイル、大型ロケット弾、短距離ロケット弾、爆発性ドローンなど攻撃したと表明。建物内に保管されていた弾薬が爆発し、二次的な爆発が多数発生したとしている。 市民に対しは、ヒズボラの兵器保管場所がある場所から離れるよう避難を通告していた。
レバノン市民が受け取った、イスラム教シーア派組織ヒズボラの攻撃目標付近から退避するよう呼びかけるイスラエル側からのメッセージ(2024年9月23日撮影)。(c)JOSEPH EID / AFP 【9月23日 AFP】レバノンの国営通信社NNAは23日、同国の市民に退避を促す内容の電話がイスラエルからかかってきていると明らかにした。ジヤード・マカーリー(Ziad Makary)情報相の事務所も同様の電話があったとAFPに認めている。 NNAは「首都ベイルートおよび複数地域の市民は、今いる場所から速やかに避難するよう求める警告のメッセージを受け取っている。敵国イスラエルからレバノン市民の電話に向けて発信された」と伝えた。 マカーリー氏の事務所によると、事務所の固定電話にも同様の電話があり、スタッフが応答したところ、避難を促す「録音メッセージ」が流れたという。(c)AFP
イスラエル軍は23日もレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラに対し、大規模な空爆を行い、女性と子ども93人を含む合わせて492人が死亡しました。レバノン情勢への対応についてヒズボラの後ろ盾となっているイランのペゼシュキアン大統領は「イランは戦争は望んでいない。仕掛けているのはイスラエルだ」と述べていて、イラン側の出方が注目されます。 イスラエル軍は23日、レバノン南部などでヒズボラの標的およそ1600か所を空爆し、ヒズボラが保有する長い射程のミサイルやロケット弾、それに無人機を破壊したと発表し、これらの兵器は民家に隠され、イスラエルに向けて発射されるものだったと主張しています。 ネタニヤフ首相はレバノン市民に向けたビデオ声明を出し、「戦闘の相手はあなたたちではなく、ヒズボラだ。ヒズボラは『人間の盾』としてあなたたちを使ってきた」と述べ、ヒズボラの兵器が身近にある場合は避難するよう呼びかけ
通信機器の爆発後に集まった人々=17日、レバノン・ベイルートの医療センター/Mohamed Azakir/Reuters (CNN) イスラエル当局は米国に対し、レバノンで17日に作戦を実施する旨を事前通知したものの、詳細は伝えていなかったことが分かった。事情に詳しい情報筋3人が明らかにした。17日早朝に行われたオースティン米国防長官とイスラエルのガラント国防相の電話でも詳細は伝えられなかったという。 情報筋によれば、作戦に関する詳細が一切伝えられていなかったということは、数百個の通信機器が爆発したとの情報が直後に浮上するまで、米当局者は状況を把握できていなかったことを意味する。 CNNはイスラエルが今回の大胆な攻撃に関与していたことを確認した。この攻撃は既に緊迫した地域情勢をさらに緊張させる結果になった。攻撃はイスラエルの情報機関モサドとイスラエル軍の共同作戦で、レバノン政府は「イスラエ
イスラエルのネタニヤフ首相(左)とイスラエルのガラント国防相=2023年10月、イスラエル・テルアビブの軍事基地/Abir Sultan/Pool/Reuters/File (CNN) イスラエルのガラント国防相は18日、同国の戦争が「新たな局面」を迎えていると述べ、レバノンで17、18日に発生した通信機器の爆発への関与を暗に認めた。 ガラント氏はイスラエル北部の空軍基地を訪れ、「イスラエル軍はイスラエル総保安庁(シンベト)、情報機関モサドと共に素晴らしい成果をもたらしている」などと述べた。 ガラント氏の発言は、隣国レバノン各地での一連の通信機器の爆発がイスラエルの工作によるものであることを初めて認めたものとなった。 CNNはこれより前に、17日の爆発はモサドとイスラエル軍が合同で展開したと報じていた。18日には追加の作戦とみられるトランシーバーの爆発がレバノン各地で発生した。 ガラント氏
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[新北(台湾) 18日 ロイター] - 台湾企業ゴールド・アポロは18日、レバノンで17日にポケットベルが一斉に爆発したことを巡り、ブダペストに拠点を置くBACコンサルティングが製造したと明らかにした。ゴールド・アポロはライセンスを供与しただけで、製造には関与していないと説明した。 レバノンに拠点を置く武装組織ヒズボラの戦闘員らが利用しているポケベルのような通信機器が相次いで爆発し、少なくとも9人が死亡、3000人近くが負傷した。同国の治安当局高官と別の関係者はイスラエルの情報機関モサドが数カ月前に、ヒズボラが発注した台湾製機器5000個の内部に少量の爆発物を埋め込んだとの見方を示した。 もっと見る
【9月18日 AFP】レバノン各地で17日、イスラム教シーア派(Shiite)組織ヒズボラ(Hezbollah)のメンバーらが使用しているポケットベル(ポケベル)型の小型通信機器が相次いで爆発し、少なくとも9人が死亡、約2800人が負傷した。イランの支援を受けるヒズボラは、イスラエルの仕業だと非難している。 レバノンのフィラス・アビアド(Firass Abiad)保健相は、この爆発で「少女1人を含む9人が死亡した」と発表。さらに約2800人が主に顔や手、腹部などを負傷し、うち約200人は重体だと説明している。 イスラム組織ハマス(Hamas)とも同盟関係にあるヒズボラは、イスラエルは「この罪深い攻撃に対する正当な報いを必ず受けることになる」と報復を宣言した。 イスラエルは爆発についてコメントしていない。だがこれに先立ち、ハマスとの紛争の目標に、ヒズボラとの交戦で避難するレバノンとの国境地帯
イスラエルが占領するゴラン高原で27日、サッカー場が攻撃を受け、子どもを含む10人が死亡、20人以上がけがをしました。イスラエル側は、隣国レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラによる攻撃だとして対抗措置を取る構えを見せているのに対し、ヒズボラ側は関与を否定していて、双方の緊張が一層高まっています。 イスラエル軍の報道官は27日、イスラエルが占領するゴラン高原で、サッカー場がヒズボラによるロケット弾攻撃を受け、サッカーをしていた子どもを含む10人が死亡し、20人以上がけがをしたと発表しました。 イスラエル首相府によりますと、ネタニヤフ首相は「この殺人攻撃を見過ごさない。ヒズボラは重い代償を払うことになる」と述べたということで、対抗措置を取る構えを見せています。 これに対して、ヒズボラは「この件には全く無関係であり、虚偽の主張を断固として否定する」という声明を出しました。 イスラエル軍は、ガ
イスラエル側からの攻撃を受けて立ち上る煙。イスラエルとの国境近くにあるレバノン南部の村で(2024年6月26日撮影)。(c)Rabih DAHER / AFP 【6月27日 AFP】イスラエルのヨアブ・ガラント(Yoav Gallant)国防相は26日、訪問先の米ワシントンで、レバノンでの戦争は望んでいないとしながら、外交で問題が解決できない場合、イスラエルにはレバノンを「石器時代」に逆戻りさせるだけの能力があると述べた。 ここ数週間、イスラエル軍とレバノンのイスラム教シーア派(Shiite)組織ヒズボラ(Hezbollah)が本格的な軍事衝突に突入するのではないかとの懸念が高まっている。 ガラント氏は記者団に「戦争は望んでいない。イスラエルにとって良いことではないからだ。レバノンを石器時代に逆戻りさせることは可能だが、それは望んでいない」とし、「いざ戦争となれば、われわれが多大な損害をレ
レバノン南部のビントジュベイル村の上空に煙が立ち上る様子をイスラエル側から撮影=28日/Jalaa Marey/AFP/Getty Images (CNN) 米政権や情報機関の当局者の間で、イスラエルがレバノン地上侵攻を計画しているとの懸念が広がっていることが分かった。イスラム教シーア派組織「ヒズボラ」をイスラエル北部国境から押し戻す外交努力が失敗に終わった場合、数カ月以内に侵攻が始まる可能性があるという。 政権高官や諜報(ちょうほう)に詳しい当局者が明らかにした。 イスラエルの最終決定はまだだが、バイデン政権内の危機感は強く、政権高官向けの諜報報告で侵攻の可能性が語られるようになっている。報告を受けた関係者1人が明らかにした。この関係者は作戦開始は初夏になる可能性があると伝えられたという。 バイデン政権高官の一人は「今後数カ月以内にイスラエルの軍事作戦があるという想定で対応している」と説
レバノン南部で10月13日、取材中だったロイターのイッサム・アブダラ記者(37)が死亡、6人が負傷した件を巡り、イスラエル軍が記者らに向かって2発の砲弾を立て続けに発射していたことが分かった。写真は同記者の所持品。(2023年 ロイター/Emilie Madi) [ベイルート/ハーグ 7日 ロイター] - レバノン南部で10月13日、取材中だったロイターのイッサム・アブダラ記者(37)が死亡、6人が負傷した件を巡り、イスラエル軍が記者らに向かって2発の砲弾を立て続けに発射していたことが分かった。
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