靴小売店の「ABCマート」を展開するエービーシー・マートは10月29日、ベトナム1号店となる店舗をホーチミン市内にオープンした。同社の海外事業としては、韓国、台湾、米国に次ぐ4カ国・地域目の展開となり、東南アジアへの進出としては初となる。 1号店は、ホーチミン市の中心地である、1区のドンコイ通りとレタントン通りの角地にある外資系百貨店パークソンの2階にあり、周辺には多くのブランドショップや高級ホテルが立地する。 オープンした10月29日の週末には、ベトナム人の若者のほか、日本人を含めた多くの外国人が訪れた。ABCマートの担当者によると、「店舗を訪れるベトナム人は20代から30代前半の若者が中心だ」という。また、「グローバルブランドの商品の中にはABCマート限定品なども取りそろえており、そういった商品にも魅力を感じてもらえている」と話した。 同社のプレスリリースによると、ベトナムに進出を決め