アルゼンチン自動車製造業者協会(ADEFA)は10月5日、9月の自動車(トラック、バスを除く)の生産台数および輸出台数を発表した。生産台数は前月比3.4%減、前年同月比19.9%増の5万2,193台、輸出台数は前月比9.0%増、前年同月比40.3%増の3万5,391台だった(添付資料「図1 自動車生産台数の推移」、「図2 自動車輸出台数の推移」参照)。輸出はブラジルと中米向けが引き続き好調で、輸出台数全体を大きく押し上げた(添付資料表参照)。 ADEFAによると、9月は操業日数が前月比で1日少なかったことや、タイヤの供給不足により一部の自動車メーカーが生産を停止した結果、生産台数が前月比で減少したが、生産台数の増加傾向に変わりはない。9月は、タイヤ労働者単一組合(SUTNA)による大規模なストライキで、タイヤの工場が操業を停止した。これについてADEFAは、タイヤの生産会社における労働争議