国際空港評議会(ACI)は4月11日、2021年の「世界で最も忙しい」空港トップ10を発表した。国際線の乗降客数では、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイ国際空港が最多を記録し、7年連続で世界1位となった。次いでトルコ・イスタンブール空港、アムステルダム・スキポール空港、ドイツ・フランクフルト空港、パリ=シャルル・ド・ゴール空港の順となった。 ドバイ国際空港の2021年の国際線旅客数は2,911万609人で、前年比12.7%増だった。しかし、2019年と比べると66.3%の減少で、依然として新型コロナウイルス感染拡大前の水準には回復していない状況だ。 一方、ランキング2位のイスタンブール空港は2,646万6,169人で、前年比66.0%増と大幅に増加した。2019年と比べても33.1%減にとどまり、新型コロナ感染拡大前の勢いを取り戻しつつある。8位のトルコのアンタルヤ国際空港も1,714万8