アラブ首脳会議 2023年05月20日 14:01 中東関連サウジアラビア １９日から始まった３２回アラブ首脳会議はジェッダ宣言を出して閉会した模様ですが、この会議はアラブ諸国の主権擁護等をうたったものの、逆にアラブの分裂と不統一を印象付けた模様です。 アラビア語ｍディアを見ていても、今回の首脳会議で最も注目されたのは、アサドとウクライナ大統領、の出席で、他の議題等については相も変わらない壊れた古いレコードの演奏との感じを否めませんでしたが、この２つの問題についてもアラブは亀裂をさらけ出したようです。 まず、アサドの出席問題ですが、これまでも中東ではトルコと共に厳しい態度をとっていたカタールの首長はアサドの到着直前に帰国した由 他方ゼリンスキーの出席問題については、アラビア語ｍディアは、サウディの招待によるものと報じていて、とくにal qods al arabi netはアルジェリア（伝統
（ＣＮＮ） サウジアラビアを訪問したウクライナのゼレンスキー大統領は１９日、アラブ諸国の指導者を前に演説した。会議の参加者の中にウクライナの苦しみを「見て見ぬふりをしている」者がいると述べ、事態を率直な目で見るよう促した。 今回のアラブ連盟首脳会議にはシリアのアサド大統領が約１０年ぶりに参加し、ゼレンスキー氏の演説の数分前、会議場にいる姿がカメラに捉えられた。ロシアによる昨年のウクライナ４州併合を承認した国は世界でシリアと北朝鮮のみ。 ゼレンスキー氏は英語で演説を行い、首脳らに「見てほしい。長期の戦争がリビアやシリア、イエメンにどれだけの苦しみをもたらしたかを。スーダンやソマリア、イラク、アフガニスタンでの長年の戦闘でどれだけの命が失われたかを」と訴えた。 そのうえで「平和と公正のためにこの場所にいる人が大半であることを望む」と述べた。 たとえウクライナでの戦争について異なる見解を持つ人が
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