4月18日、不動産経済研究所が公表した3月の首都圏新築分譲マンション市場動向によると、平均価格は1億4360万円となり、単月では初めて1億円を突破した。写真は2021年8月、都内で撮影(2023年 ロイター/Marko Djurica) [東京 18日 ロイター] - 不動産経済研究所が18日に公表した3月の首都圏新築分譲マンション市場動向によると、平均価格は前年比2.2倍の1億4360万円となり、単月では初めて1億円を突破した。大型・高額物件の販売で東京23区が同2.7倍の2億1750万円に上昇し、首都圏平均を引き上げた。 首都圏の発売戸数は前年比2.1%減の2439戸。このうち東京23区は1326戸だった。月内に成約となった比率を示す初月契約率は首都圏で79.5%で、2カ月連続で70%台となった。4月の発売戸数は2000戸程度を見込んでいる。 不動産経済研によると、3月は東京・港区内で