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はてなキーワード: 復元とは

2025-03-03

一緒に遊んでいたソシャゲの終了日がもうすぐ来る

https://anond.hatelabo.jp/20241128021432

これを書いた人です。今までも自分思考の整理をかねてたまに書いていたが、ぜんぜん反応されたことがなかったので、この記事は反応が多くてびっくりした。

あとAI生成を疑われてるのもびっくりしたな。そうだね、私もこれを創作として読みたかったな、

そういえば偶然にもサービス完結日が命日の前日になったから、どうせならAIくんはその要素も入れて創作した方がよりエモくて良かったんじゃないかな。

でしゃばるのはダサいかなという気持ちもあったけど、伴侶の死を悼み、共感してくれた人が多くて、本当に嬉しかったので、その後の話をしたくなりました。

ありがとう世界ありがとうでいっぱいなんだな。

もうバレバレなのでタイトルを書いてしまうが、メギド72のオフライン化に際して。

(あえて言わないのが粋でいいねってコメント、嬉しかったな。自らぶち壊してごめん)

たくさんコメントをいただいた中で、「そこまで思うなら何かしらの形でアカウントを残してあげたほうがいいのでは?」と言われていた。

しかし実は、伴侶の親から「本人が使っていたスマホを引き取らせてほしい」と言われて渡しており、私の手元には現時点でメギドのインストールされていた端末が残っていなかった。

なので、もう本人のアカウントはどうしようもないだろうな…と思っていたのだが。

コメントをいただいたおかげでふと思い至った。

あれだけハマっていた人間が、引き継ぎ設定をしてないことがあるだろうか?と。

それで、幸いにもTwitterアカウントは知っていたし、パスワードについても、マイナンバーカードと一緒に保管されていた文字列をいくつか試したところ、ログインできた。

伴侶が、全部パスワードの組み合わせを変えるようなリテラシーが高い人間でなくてよかった。

そのようにして、無事に、iPadに伴侶の遊んでいたゲームデータ復元できた。

ちなみにストーリーは105話までクリアしており、ここから面白くなるところなのに…!と悔しくなったので、死後の世界は本当にあってほしい。それで完結まで見届けていてくれ。

その後は特にノータッチ。たまにログインして、自分が持ってない衣装を眺めるのに使わせてもらおうくらいにしか思ってなかった。

そして、それから日数が経ち、私はストーリー完結まで追いついた。

そこでようやく、自分の端末に入っているゲームとしてのメギド72の行く末を考える段になり、新しい端末を購入して、その中でメギドを永遠にすることにした。

Padを新たに購入し、今持っている旧Padと新iPadを同期した後に(その方が初期設定がラクからだが、後で安易にやったことに後悔した)、iPhoneに入っているメギドのデータを新iPadに移行した。

iPadに無事データを移行できたことに満足しながら、そういえば毎日の豪華なログボがあるし、伴侶のデータでもログボをもらっておくか、と、伴侶のゲームデータが入っている旧iPadを起動した。

起動すると、規約同意画面が出た。

新規ユーザーしか出ない画面である

アレ?どうした?と思いながらも同意した。

続いて、いわゆるオープニングに相当する、敵と戦っている画面に切り替わった。

冷たい汗が背中を伝った。

これは、はじめてゲームインストールしたときしか出ない画面だ。

データがなかったことになっている!!!!!

この事実気づき、私は即座にPCを起動して、iPad ロールバック iPad バックアップ 復元 などのワードで高速検索をし始めた。

自分でも思っていた以上に、伴侶のゲームデータがなくなったことがショックだったのだ。

そもそも自分プレイしたデータじゃないんだからいいんじゃない?」

「いつか失われるものだったんだよ。もしかしたら、水没とかの事故で失った可能性もあったし」などと、理屈をつけて自分を慰めようとしたが、無理だった。

ぐらぐらと視界が揺れる。

鼓動がドックドックン打っているし、なんだったら、うっかりこのまま心臓が止まって、一年ちょっと越しに伴侶の後を追ってしまうかと思った。

自分がどうしようもできないところで勝手データが消えるのと、自分のせいでデータが消えるのとでは、結果が同じでも全く違う。

ぜんぜん諦められない。時間遡行ゲートが欲しい。

(まあそんなゲートがあったらそもそも伴侶が死ぬ数年前に戻るけど)

そこから、そういえばTwitterアカウントから復元してるから、再復元でいけるのでは!?と気づくまでにはそれなりの時間を要した。

人間、焦るとめちゃくちゃ思考力が下がる、

気づきを得た後は普通にTwitter連携データを復旧できたので特に書くべきことはない。

しかし、データ復旧後のアジトに並んでいた、課金衣装を着たメギドに対して抱いた安心感といったら、筆舌に尽くしがたかった。

データを残しておいたからといって、別に毎日ログインしたり、細かな情報を見に行ったりすることはなかった。

なのに、「亡くしたかも」と気づいたときの焦りは尋常ではなかった、自分もびっくりした。

でも復旧させる前は、「復旧は無理」だと思っていたから、とっくに諦めがついてたはず。不思議だ。

復旧させたときに、どんなメギドを召喚していたか見てしまたからだろうか。

彼らが、私たちの軌跡を消さないで、と、何かしら私に働きかけてきたのかもしれない。

そんなわけないけど、そんなこともあってもいいかもしれない。何しろ彼らは伴侶と何年も共に戦ってきたわけだし。

ともあれ、無事にどちらのアカウントも残せたので、これから自分の仲間たちと共に過ごしつつ、伴侶の仲間の様子もたまに見に行こうと思います

伴侶のゲームデータクリアまですべきかどうかは、まだけっこう悩んでいる。

このソロモン王の戦いはここで終わった、でいいんじゃない?という気持ちと、このソロモン王は道半ばだったけど、意思を継いだ者が最後まで戦ったほうがいいのでは?という気持ちと。

最後に、前のエントリで書いたことについて、言及しておこうかな。

ソシャゲの終わりを紙に記す人はそういない。さらに、そのゲームが好きだった人のことを紙に記す人は、もっといない。さらに、そのゲームのことがどれだけ好きだったか、そこに付随する気持ちがどれだけあるのか、これはもう、もっとどこにも記されない。』

週刊ファミ通2025年2月27日号で覆されちゃったな。おい、渾身のエモい発言をぶち壊すなよ。ありがとう

『私はこの愛を残しておきたい。でも、遺しておく方法がない。涙が出る理由のもうひとつは、たぶんそういうことだと思う。』

→これに関しては、いくらアカウントを保存しておけても、やっぱり遺しておく方法がないことには違いないなあと思う。

 アカウント内に情報として残らない部分に載せた思いは、もう誰も知ることができないのだから

2025-03-01

anond:20250301095247

ありがとう。2つほど試みたけどダメで、あとは復元ソフトに頼るくらいしか手が無さそうだったから、頑張って書き直したわ。

完。

anond:20250301095148

復元しろよばかだなあぁ

シャドウコピーがあるだろ

ったく保存フォルダーくらいみろ

APPDATAんとこにあっから

2025-02-27

【DeepSeek R1】『訂正可能性の哲学東浩紀 VS 『万物黎明』グレーバー

プロンプト:

『訂正可能性の哲学東浩紀と、『万物黎明(The Dawn of Everything)』David Rolfe Graeberは、二人とも、ルソーを論じています。二人のルソー観の相違点や類似点分析してください。

DeepSeek R1:

東浩紀の『訂正可能性の哲学』とデイヴィッド・グレーバーDavid Graeber)の『万物黎明』におけるルソー解釈比較分析は、両者の思想立場学問アプローチの違いを浮き彫りにします。以下、相違点と類似点を整理します。

類似点ルソー批判の出発点

1. 近代社会起源への懐疑

両者ともルソー提示した「自然状態」や「社会契約」の物語を、近代社会起源説明する神話として批判的に扱います。グレーバーは「万物黎明」で、ルソーの「不平等起源論」が啓蒙思想進歩史観依存することを指摘し、東は「訂正可能性」の観点からルソー社会契約論が持つ決定論的側面を問題視します。

2. 脱構築姿勢

東もグレーバーも、ルソー思想を単なる歴史的テキストではなく、現代社会批判するための「ツール」として再解釈します。ルソーの「自然状態」を文字通りの史実ではなく、現在社会構造を相対化するための比喩として読み直す点に共通性が見られます

相違点:ルソー評価の軸

1. 自然状態人間可能

人類学実証主義に基づき、ルソーの「自然状態」を「神話フィクション」と断じます。『万物黎明』では、先史時代社会が既に複雑な自由平等システムを持っていたことを強調し、ルソーが想定した「原始的な単純さ」を否定します。ルソーの「高貴な野蛮人概念は、実際の先住民社会多様性矮小化する「ヨーロッパ中心主義幻想」だと批判します。

ルソーの「自然状態」を、社会の「訂正可能性」を開くための仮構として積極的評価します。ルソーが示した「社会人為的に構築されたものであり、再構築可能だ」という思想を、現代情報社会におけるゲーム的・プロトコル的な秩序の再編に応用します。ここでのルソー解釈は、現実批判よりも「未来設計図」としての側面が強調されます

2. 個人共同体関係

ルソーの「一般意志概念を、中央集権的な権力正当化に利用されたと批判します。代わりに、分散型の自治実践した先史社会の事例を提示し、「個人自由集団的合意対立しない」という反ルソー的なモデル提案します。

ルソー社会契約論を、個人欲望社会規範の「ずれ」を前提とする動的システムとして再解釈します。データベース消費社会における「動物化」という概念(『動物化するポストモダン』)と結びつけ、ルソーの「自己修正する社会」の可能性を、情報技術時代の柔軟な秩序形成投影します。

3. 歴史観の違い

ルソーの直線的進歩史観自然状態社会堕落契約による再建)を完全に否定し、非線形的で多中心的な人類史復元します。ルソーが想定した「起源」そのもの虚構とみなす点で、根本的な批判を行います

ルソー歴史観を「修正可能性の物語」として部分的継承します。社会が絶えず自己修正を迫られる「未完のプロジェクト」であるという考え方を、ポストモダン社会流動性と結びつけます。ここではルソーは「批判すべき対象」ではなく、「再発明すべき先駆者」として位置付けられます

結論ルソーをめぐる思想対話

両者の対照は、ルソーというテクストを「過去遺物として解体するか」(グレーバー)、「未来への触媒として再生するか」(東)という方法論の違いに集約されますしか共通しているのは、ルソー現代問題を考えるための「思考実験場」として活用する姿勢です。

プロンプト:

これを東浩紀が語っているような文体で直してください。一人称は「ぼく」で。

DeepSeek R1:

(以下、東浩紀文体意識した一人称再構成です)

>> ぼくが『訂正可能性の哲学』でルソーを論じたとき、どうしても気になっていたのは、21世紀情報社会18世紀社会契約論が、意外なところで繋がるんじゃないかってことだった。ルソーって「自然状態」とか「一般意志」とか、けっこうロマンチック概念を振りかざすでしょ? でもね、あれはたんに昔の理想を語ってるんじゃなくて、社会OSが書き換え可能だって気付かせてくれるツールなんだよね。<<

>> グレーバーが『万物黎明』でルソー批判してるのは知ってる。あの人類学的な実証主義もいいんだけど、ぼくの立場ちょっと違う。ルソーの「自然状態」が史実かどうかなんて、どうでもいいんだ。重要なのは、あのフィクションが「いまの社会絶対じゃない」って可能性を開いたことだ。たとえばSNSアルゴリズムだってルソー流に言えば「人為的プロトコル」でしょ? だったらユーザー同士で修正できる余地があるはずだ——そんなふうに考えられるのがルソー面白さだよ。<<

>> グレーバーさんが先史時代自由を強調するのもわかる。でもぼくらが生きてるのは、もう一度グローバルな社会契約を考え直さなきゃいけない時代だ。ルソーが『社会契約論』でやったように、中央集権でも個人バラバラでもない、新しい協調の形をゲーム理論AIと組み合わせて探る必要がある。そのとき自然状態」という仮構は、逆にすごく役に立つんだ。現実に縛られないからこそ、倫理的な実験ができるわけで。<<

>> もちろんルソーには問題もある。たとえば「一般意志」が全体主義に転がりやすいのはその通りだ。でもぼくが『動物化するポストモダン』で言った「データベース消費社会」を見てみ? あそこでは人々の欲望バラバラで、もはや「一般意志」なんて成立しない。でもルソー理論を逆手に取れば、そのバラバラ自体社会の訂正可能性のエンジンにできるかもしれない。つまりルソーは、彼自身が予想してたよりもずっとポストモダン思想家だったんじゃないかって話だ。<<

>> グレーバーさんとの違いをあえて言えば、彼がルソーを「過去神話」として解体するなら、ぼくはルソーを「未来触媒」として使おうとしてる。人類学大事だけど、哲学役割過去の正しさを証明することじゃない。間違ってた思想家ほど、新しい思考を生む資源になる——それが訂正可能性の本質だと思うんだよね。<<

(※東浩紀の実際の文体を完全に再現したものではありませんが、インタビュー調の語り口・「ぼく」の一人称・「ゲーム的」「プロトコル」「データベース」などのキーワード意識した再構成です)

2025-02-24

ダイヤモンドの涙

バグどもに機関銃で左から撃たれた。数発の弾が俺のパワードスーツの装甲を紙のように貫いて、左太腿外側から内側に向かって抜けた。

もちろん痛みなど感じない。俺はすぐさま左腕の機関銃で俺を撃ったバグどもを薙ぎ払った。バグどもはわかりやすい。弾が当たればすぐに死ぬ

俺はというと、全身に仕込まれナノマシンが貫通銃創など一瞬で修復する。お偉方に言わせれば、人命は何よりも尊いのでなまじっかなことでは死なないようにするのが近代的な軍隊義務なのだそうだ。ありがたいこった。偉い人は実際に撃たれたことなどないと思うが。

植民惑星テセウスバグどもに占領されてから半年、ろくな軍備もなかった植民星に地球から軍隊が送り込まれ反攻作戦が開始されている。俺は都市ひとつを奪還する大隊のうち第15小隊の一員というわけだ。第15小隊には12人いるのだが、すでに4人ほどやられたようでマーカーが消えている。

前方に現れたバグどもに機関銃の掃射を浴びせている間、右から現れたバグが超振動ブレードになった腕の鎌で俺の右腕をぶった切りやがった。前方のやつらを撃ちながら、右腰に装備されたニードルガンで俺の腕を斬ったバグをふきとばす。奴らときたら、生物のくせに腕が超振動ブレードになっていたり口から機関銃のように弾丸が撃てたり、あげくの果てに「船」のような巨大生物恒星航行まで行っているのだから驚くが、科学自体は俺たちに比べればだいぶ遅れている。だからパワードスーツを着込んだ歩兵一人がこうして何体ものバグ相手にできるわけだが、その分やつらの方が数が多いのだから同じことだ。だいたい、こんな植民星の都市ひとつ空爆か何かで壊滅させてしまえばよいと思うのだが、お偉方にしてみれば、長年かけて作り上げた都市は惜しいらしい。だからこうして生身の人間が掃討に当たっているわけだ。人命尊重どこいった。

前方のやつらも黙らせたので、切り落とされた右腕をくっつける。たちまちくっつく。俺の体だけでなくパワードスーツにもナノマシンが仕込まれていて、生身の腕だけでなく、パワードスーツも元通りだ。パワードスーツナノマシン背中コントローラによるトップダウン制御で動いているので、それが壊されるとまずいことになるが。ちなみに俺の体のナノマシンボトムアップ制御なので、どこが壊されても、全身に分散保持された記録をもとに、元の体を修復する。

右腕がくっついた気の緩みを突かれた。今度はブラスターで撃たれて、俺の左足の膝から下が蒸発した。「材料」がなくなってはさすがのナノマシンも修復はできないが、こんな時に備えて背中タンクには、水炭素アンモニア石灰リン塩分硝石イオフッ素ケイ素その他少量の15の元素が蓄えられており、失った分はそれを材料復元する。人間ってのはお安くできてんのな。

パワードスーツ修復の材料も別のタンクにあるのだが、体に比べ、修復が多少遅れたようだ。一瞬生身の左足でパワードスーツを含む全重量を支えることになり、よろけた俺の視界に入ったのは、バグもの乗ったリフターだった。リフターの大型ブラスターが俺を






右肩のキャノン砲で即座に応戦したため相打ちになったらしい。バグものリフターは墜落している。こちらはというと、ログによれば、胸のあたりから頭一帯がきれい蒸発し、その後ナノマシンで修復されたようだ。背中タンク材料は使い切られており、それでも材料が足りなかったのだろう、両足が短くなっていて、太ももの途中までしかない。足を犠牲にして頭を復旧したわけだ。パワードスーツもそこまでしかないが、それでも一応機能するような形に整形するのだからえらいもんだ。

とはいえこれでは満足に歩けない。非常用スラスターを使って撤退するしかないだろう。この状況なら上官とて文句は言うまい

脳のすべてを失って修復された「俺」は果たして「俺」と言えるのか。記憶は確かに撃たれる一瞬前までのもの復元されているが、脳を失った時点で俺は死んでいるのではないか平時ならそんなことを考えるかもしれないが、戦場ではそんなことを考える余裕はない。第一俺は。

司令部撤退信号を発信し、背中のスラスターで戦場離脱する。どうやら今日一日は生き延びることができたようだ。しかし、そのことにどんな意味があるのか。なにしろ第15小隊は全員が「俺」で、ひとりのオリジナルからナノマシンで作り出されたものだ。誰がオリジナルなのかは聞かされていないが、常識的に考えて、おそらくオリジナルの「俺」は本星でぬくぬくとしているのだろう。なるほど確かに人命は尊い。これなら俺たちが全滅しても、誰も死なない。

抑制されているので痛みは感じないが、右目に違和感がある。なんだろうとまばたいたらダイヤモンドが出てきた。ナノマシンが頭を修復するときに、右目のあたりで炭素原子が余ったらしい。それを結晶として排出したのだろう。ボトムアップ制御ナノマシンではたまに起きることだ。昔はこんな結晶に法外な値段が付いたというが、今となっては何の価値もない、ただの炭素結晶だ。

https://anond.hatelabo.jp/20250223211035

2025-02-21

使用感を残す」が嫌がらせしか受け取れない想像力のなさ

https://b.hatena.ne.jp/entry/https://togetter.com/li/2514634

この件ね。

掃除係への嫌がらせみたいに受け取って嫌悪感を抱いた人がいるようだが。

これ、使用感を残すというより掃除強制するためなんよね。

例えば綺麗にかけられていたハンドタオルを何回か使ったけど、見た目はそのまま綺麗な状態で手を拭くこともできる。

さて、掃除係はそのタオルを本当に交換するだろうか?

もちろんルールでは交換しろとなっているだろう。

で、本当に必ずすると思うか?

ツインルームおっさんが1人で宿泊して、2つあるベッドのうち片方のシーツ使用感あり。もう片方はなし。

ベッド2つともシーツ交換するだろうか?

おっさんは気まぐれに2つのベッドを使い、片方のシーツを綺麗に戻したかもしれない。

もしくはたまたま綺麗に見える状態になったかもしれない。

こういうとき不幸にもおっさんシーツを共有する羽目にならないよう利用者側ができる自助努力が1つだけある。

使ったものは確実に交換されるよう復元不可能状態にすることだ。

これが使用感を残すということだ。

2025-02-18

anond:20250218175051

連続波(Continuous Wave, CW)とは何かを教えてもらえます


連続波(Continuous Wave, CW)とは何か?

連続波(Continuous Wave, CW)とは、一定周波数と振幅を持つ連続的な電磁波正弦波)のことを指します。

CWは、無線通信レーダー科学実験などで広く使われる基礎的な波形です。

無線通信歴史において、CW火花送信機の「パルス波」に代わる技術として登場し、音声通信AMFM)やデジタル無線通信の基礎となった 重要概念です。

1. CW連続波)の特徴

(1) 連続的な電波正弦波)

CWは、以下のように時間的に途切れず、一定周波数を持つ波です。

📌 CWの波形(連続した正弦波)

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

CW一定周波数で変化し続ける波であり、火花送信機のように短いパルスにならない。

周波数一定なので、より正確な通信可能になる。

(2) 火花送信機との違い

CWが登場する以前、無線通信は「火花送信機」を使っていた。

📌 火花送信機(Spark Gap Transmitter)の波形

---   ---   ---   (パルス波)

瞬間的な高電圧パルスを発生させるため、波形が不安定で、周波数制御が難しかった。

パルスしか作れないため、音声のようなアナログ波形を送ることが不可能だった。

📌 CW連続波)との違い

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

連続的な波形なので、音声変調AMFM)が可能になった。

周波数が正確に制御できるため、受信機がより効率よく信号を検出できる。


2. CW通信技術

CWが導入されると、無線通信品質が大幅に向上しました。

(1) CWによるモールス電信

CWは、最初モールス符号CW電信)の送信に使われました。

送信機をONCW送信)すると「長音(トーン)」が発生する。

送信機をOFF(CWを停止)すると無音になる。

これを使って、「短点(・)」と「長点(-)」を表現する。

📌 CW電信の例

送信:  CW ON  -  CW OFF - CW ON  -  CW OFF -  (短点)
送信:  CW ON  ----  CW OFF  (長点)

CWON/OFFするだけで、モールス符号が送れる。

火花送信機と違い、電波が正確に送信できるため、遠距離通信可能になった。

(2) CWを使った音声通信AMの基礎)

CWを使うことで、音声(アナログ信号)を送信できるようになった。

CWの振幅(強さ)を変化させることで、音声を無線で送る方式が生まれた(AM変調)。

📌 CWによるAM変調

CW:  ~~~~~~~~~~~~~~~~
音声: ---  ---  ---
AM波: ~~~--~~--~~--~~~

振幅を音声に応じて変化させると、音声信号無線で送ることができる。

これがラジオ放送AM放送)の基礎になった。

(3) CWを使った周波数変調FM

CWを使えば、周波数を変化させて情報を送ることもできる(FM変調)。

これは、現代FMラジオ無線通信技術の基礎になっている。

📌 CWによるFM変調

基本CW:  ~~~~~~~~~~~~~~~~
音声: ---  ---  ---
FM波: ~~ ~~~ ~~ ~~~~~ ~~~

CW周波数を音声に応じて変化させると、よりノイズに強い通信ができる。

FMラジオ携帯電話の音声通信VoLTE)などに応用されている。

3. CWの発展と現代への影響

CWは、無線通信の基礎を築き、その後の技術革新に大きな影響を与えました。

(1) CWAMFMデジタル通信

時代 通信方式 説明

19世紀 火花送信機 短いパルスのみ送信可能モールス符号

1900年代初頭 CW連続波) 安定した信号送信できるようになる

1906年 AM変調 CWの振幅を変えて音声を送信

1930年代 FM変調 CW周波数を変えて音声を送信

1960年代デジタル変調ASK, FSK, PSK) CWデジタル信号に変換して通信

(2) CW現代での利用

現在でもCW連続波)は、以下のような用途で使われています

アマチュア無線CWモード) → モールス符号を使った通信

レーダーCWレーダー) → 速度測定(ドップラー効果を利用)

光通信レーザーCW) → 連続光波を使った通信光ファイバー

パルス波よりも連続波の方が無線通信には適しているということですか?


1. 連続波(CW)が無線通信に適している理由

(1) 周波数の安定性が高い

CWは、一定周波数振動し続ける正弦であるため、周波数を正確に制御できる。

これにより、受信機が特定周波数信号効率的に受信できる。

📌 CW連続波)の安定した波形

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~  (一定周波数)

特定周波数チューニングして受信できるため、混信が少なく、長距離通信に向いている。

(2) 変調による情報伝達が可能

CWは、そのままでは単なるキャリア波(搬送波)に過ぎないが、振幅・周波数位相を変えることで情報を載せることができる。

📌 CW変調方式

AM振幅変調) → CWの強さ(振幅)を変化させて音声を送る。

FM周波数変調) → CW周波数を変化させて音声を送る。

デジタル変調ASK, FSK, PSK) → CWデジタル信号に変換してデータを送る。

📌 CWを使った音声通信AM例)

~ ~ ~ ~ ~ ~  (小さい音)
~~ ~~ ~~ ~~  (大きい音)

音声をそのまま変調できるため、ラジオ放送電話通信に適している。

(3) 受信機が簡単で、信号復元やす

CW特定周波数電磁波を送り続けるため、受信機が「どの周波数を受信すべきか」を正確に特定できる。

受信機は、特定周波数フィルターを合わせるだけで、ノイズを除去して正しい信号を受け取ることができる。

📌 CWを使った信号処理

送信:~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
受信:~~~  (ノイズを除去し、信号復元)

パルス波では、瞬間的な信号なので、受信時にノイズの影響を受けやすい。

(4) 長距離通信に向いている

CWは、狭い帯域(ナローバンド)で効率的に伝送できるため、長距離通信に適している。

例えば、アマチュア無線モールス符号通信CWモード)は、数千km以上の距離を低出力で通信できる。

📌 CWによるモールス通信

送信:  - . -. - (TEST)
受信:  - . -. -  (遠距離でも受信可能)

火花送信機のようなパルス波では、周波数帯域が広がりすぎてエネルギー拡散し、長距離伝送が難しくなる。

2. それでもパルス波が使われる場面

(1) レーダー

レーダーは、短いパルス波を発射し、反射波を受信することで距離や速度を測定する。

CWレーダー連続レーダー)もあるが、距離測定にはパルスレーダーが有利。

📌 パルスレーダーの仕組み

送信:  --- (短いパルス) → 物体に反射 → 受信(時間から距離計算

パルス波は「いつ送信たか」が明確なため、正確な距離測定が可能

2) デジタル通信パルス符号変調

パルス波は、デジタル通信の基礎となる「1」と「0」を表現するのに適している。

例えば、光ファイバー通信では、光パルスON/OFFでデータを伝送する。

📌 光通信パルス波)

光:  ---   ---   ---  (1)
無光:      ---         (0)

パルス波は、明確なON/OFF信号を作れるため、高速なデジタル通信に向いている。

3) 超広帯域通信UWB

UWB(Ultra-Wideband)通信では、非常に短いパルス波を使い、広い周波数帯域でデータを伝送する。

これにより、高精度の測距(GPS代替)や、低消費電力の通信可能になる。

📌 UWBパルス通信

送信:  --- --- --- --- (広帯域のパルス信号)

距離・高精度の測距に使われる(例: スマートフォンUWBチップ)。

3. まとめ

✅ 音声やデータ通信には「連続波(CW)」の方が適している。

CWは安定した周波数を持ち、変調による情報伝達(AMFMデジタル変調)が可能

CWは受信機が信号復元やすく、長距離通信にも向いている。

しかし、パルス波はレーダーデジタル通信UWBなど特定用途で有利な場合がある。

通信目的に応じて、「連続波(CW)」と「パルス波」のどちらを使うかが決まる。

anond:20250218173725

初期の時点では音声(アナログデータ)ではなくモールス符号デジタルデータ)だけしか無線で扱うことができなかったのですね

原因は電話線のリピーター(中継器)が直面したように「波形を維持しながら増幅」と「ノイズが増幅されるため影響が大きい」の2点でしょうか?


なぜマルコーニの無線通信は音声(アナログ)ではなくモールス符号デジタルしか扱えなかったのか?

おっしゃる通り、初期の無線通信では音声ではなく、モールス符号デジタルデータ)のみが扱われました。

主な原因として、以下の 2つの技術的な制約 がありました。

「波形を維持しながら増幅する技術線形増幅器)」がなかった

ノイズが増幅されるため影響が大きい」という問題があった

しかし、これらの理由を掘り下げると、より根本的な問題関係しています

ここでは、技術的な視点から「なぜ無線通信では最初モールス符号デジタル)が使われたのか?」を詳しく解説します。

1. 無線通信最初に音声が使えなかった理由

(1) 送信方式問題:初期の無線は「連続波」ではなく「火花放電波」だった

マルコーニが最初に開発した無線通信は、「火花送信機(Spark Gap Transmitter)」 を使用

火花送信機は、電極間に火花飛ばして高電圧パルスを作り、それを無線波として送信する。

しかし、この方式では 「連続的な波」を作ることができず、瞬間的な電磁波パルスしか発生しない。

これは「パルス波」のようなものなので、音声のような滑らかな波(アナログデータ)を扱うのが不可能 だった。

モールス符号ON/OFF)のようなデジタルデータしか送れなかった。

(2) 受信方式問題:音声を正確に復元できる受信機がなかった

初期の無線受信機は 「コヒーラ(Coherer)」という装置 を使っていた。

コヒーラは、電波が届くと金属粉がくっついて回路を閉じるシンプルな仕組み。

この方式では「電波が来たかどうか」しか判定できず、音声のような連続信号復元できなかった。

しかし、音声のような細かい波形を復元する能力がない ため、音声通信には使えなかった。

(3) 増幅技術の未発達:波形を維持しながら増幅できなかった

無線通信で音声を送るには、信号の波形をそのまま維持しながら増幅する技術線形増幅器)が必要

しかし、当時は真空管がまだ発明されておらず、音声を維持しながら増幅する技術がなかった。

📌 リレー式(電信)の増幅と違い、アナログ波形の増幅は難しい

モールス符号ON/OFF信号なので、単純なスイッチングで再送可能

音声信号 → 波形の細かい変化を正確に増幅しないと、正しく復元できない

19世紀の増幅技術では、モールス符号のような単純なON/OFF信号の増幅は可能だったが、アナログ信号の増幅は不可能だった。

(4) ノイズの影響が大きかった

音声通信では、ノイズが増幅されると意味が伝わらなくなる。

しかし、モールス符号なら、たとえノイズが混ざっても「短点・長点」さえ判別できれば復元できる。

📌 モールス符号ノイズに強い

ノイズが入っても「どの記号か」がわかるので解読できる。

しかし、音声通信では、ノイズが混ざると「元の音が何だったのか」がわからなくなる。

2. どうやって無線で音声通信可能になったのか?

(1) 連続波(Continuous Wave, CW)の発明

火花送信機ではなく、アーク送信機や高周波発振器を使い、連続した電波正弦波)を発生させる技術が開発された。

これにより、音声のような滑らかな波形を送信できるようになった。

(2) 真空管発明1906年

1906年リー・ド・フォレストLee De Forest)が三極真空管(Audion Tube)を発明

真空管を使うと、音声の波形を維持しながら増幅できるようになった。

📌 真空管による増幅の実現

入力: ~~~ (小さい音声信号)

増幅: ~~~~~~~~ (大きな音声信号)

これにより、無線で音声を正確に送受信できるようになった。

(3) AM振幅変調)の発明

1906年レジナルド・フェッセンデン(Reginald Fessenden)が、世界初の音声無線通信AM通信)に成功

音声信号を「振幅(強さ)」で変調AM変調)する技術が開発され、ラジオ放送の基礎となった。

📌 AM変調の仕組み

搬送波: ~~~~~~~~~~~~

音声信号: --- --- ---

変調波: ~~~--~~--~~--~~~

受信側は、この振幅変化を音声に復元できる。


3. まとめ

✅ 初期の無線通信では、モールス符号デジタルデータ)のみが使われた。

✅ その理由は、「火花送信機」では連続波を作れず、パルス状の信号しか送れなかったため。

✅ また、初期の受信機(コヒーラ)では「信号があるかどうか」しか判別できず、音声を復元できなかった。

さらに、波形を維持しながら増幅する技術が未発達で、音声を正しく伝えられなかった。

1906年真空管発明AM変調技術確立により、無線で音声通信可能になった。

2025-02-17

anond:20250217193242

周波数多重化を使用する場合は、事前にだれがどの周波数使用するか決める必要があるのではないでしょうか?

周波数多重化(FDM)では事前に周波数を決める必要があるのか?

はい、その通りです! 周波数多重化(FDM: Frequency Division Multiplexing)を使用する場合、事前に「どの通信がどの周波数を使うか」を決める必要があります

そうしないと、異なる通信が同じ周波数を使ってしまい、「混信(干渉)」が発生してしまからです。

以下、詳しく解説します。

1. 周波数多重化(FDM)の基本原理

FDMは、1本の電線複数の異なる周波数信号を流し、それぞれを個別に送受信する技術です。

📌 例:3つの通信をFDMで同時に送る場合

[通信1] → 500Hz
[通信2] → 800Hz
[通信3] → 1000Hz

送信側は 異なる周波数信号送信 する。

受信側は フィルターを使って周波数ごとに分離 し、それぞれの通信復元する。


2. なぜ周波数を事前に決める必要があるのか?

周波数を決めずに無秩序通信を行うと、以下の問題が発生します。

(1) 周波数の重複(混信)

もし 2つの通信が同じ周波数を使うと、信号が混ざってしまい、正しく受信できなくなる。

これは「周波数の競合」と呼ばれる問題

[通信A] → 800Hz
[通信B] → 800Hz
(受信側) → 800HzにAとBの信号が混ざり、正しく判別できない


(2) ノイズ干渉

周波数が近すぎると、互いの信号干渉し、受信品質悪化する。

これを防ぐため、適切な「周波数の間隔(ガードバンド)」を設ける必要がある。

[通信A] → 500Hz
[ガードバンド](空き周波数)
[通信B] → 800Hz

ガードバンド(無信号の帯域)を入れることで、通信Aと通信Bが干渉しにくくなる。

3. どのように周波数を決めるのか?

(1) 固定割り当て方式

通信ごとに固定の周波数を割り当てる方式

事前にどの通信がどの周波数を使うかを決めておく。

[通信A] → 500Hz (専用)
[通信B] → 800Hz (専用)
[通信C] → 1000Hz(専用)

長所: 混信が発生せず、安定した通信可能

短所: 周波数が固定されるため、使っていない周波数無駄になることがある。

(2) 動的割り当て方式

必要に応じて、利用可能周波数を動的に割り当てる方式

空いている周波数リアルタイムに決めるため、効率的に利用できる。

[現在通信]
[通信A] → 500Hz
[通信B] → 800Hz
(通信Bが終了)
[新しい通信C] → 800Hz(Bが空いたので再利用

長所: 周波数効率よく使える。

短所: 送信側と受信側が「どの周波数を使うか」をリアルタイムで同期する必要がある。

(3) 周波数ホッピング方式軍事セキュリティ用)

通信中に周波数を高速で切り替える方式(例: 軍事無線Bluetooth)。

盗聴や妨害を防ぐ目的で使われる。

0.1秒ごとに使用周波数が変化

[通信A] → 500Hz → 800Hz → 1000Hz(送信側と受信側で同期)

長所: 盗聴や妨害が困難になる。

短所: 送信側と受信側が正確に同期する必要がある。

4. まとめ

周波数多重化(FDM)では、事前にどの周波数使用するか決める必要がある。

✅ 決めずに通信すると「周波数の重複(混信)」や「干渉ノイズ)」が発生する。

✅ 事前に固定する方式(固定割り当て)、空いている周波数を使う方式(動的割り当て)、通信中に周波数を変える方式周波数ホッピング)などがある。

✅ この技術は、ラジオ放送携帯電話(4G/5G)、Wi-Fiなどの現代通信にも応用されている。

マルコーニの電信でも固定割り当て方式・動的割り当て方式周波数ホッピング方式などが使われていたのですか?

電信における周波数管理(固定割り当て・動的割り当て・周波数ホッピング

電信では、基本的に「固定割り当て方式」が使われていましたが、後に「動的割り当て方式」や「周波数ホッピング方式」の概念も登場しました。

ただし、当初の電信アナログ周波数多重化(FDM)ではなく、主に時間を分ける方式(TDM)や別の回路を使う方式が主流 でした。

では、各方式がどのように電信適用されたのか、具体的に説明していきます

1. 固定割り当て方式周波数を事前に決める)

電信の初期(有線・無線電信)では、固定割り当て方式一般的でした。

(1) 有線電信モールス符号

特定電信回線電線)ごとに通信者を固定。

1本の電線は1つの通信に専用(最初は1つの通信しかできなかった)。

ロンドン - パリ線(Aさん専用)

ニューヨーク - ボストン線(Bさん専用)

(2) 無線電信マルコーニの無線

特定周波数ごとに通信を割り当てる方式(固定周波数)。

例えば、軍事通信船舶通信では、**「この周波数は〇〇船専用」**と決められていた。

500kHz → 国際緊急通信SOS

850kHz → 商業通信船舶 → 陸地)

1000kHz → 軍事専用

2. 動的割り当て方式周波数リアルタイムで決める)

送信するタイミングで、利用可能周波数(または回線)を選ぶ方式

固定割り当てでは周波数無駄になるため、効率を上げるために開発された。

(1) 有線電信での動的割り当て

回線交換」技術を使い、通信ごとに使う電線を切り替えた。

これは、後の「電話交換機」の仕組みにもつながる。

Aさんが送信しようとすると、空いている回線を選ぶ
  └ [回線1] 使用中
  └ [回線2] 空き → 使用
Bさんが次に送信 → [回線3] を使用

問題点: 繋がるまで時間がかかる(交換手が必要)。

(2) 無線電信での動的割り当て

無線通信が増えると、「周波数の混雑」が問題になった。

そこで、送信時に「空いている周波数」を探し、利用する方式が開発された。

Aさんが送信しようとする
  └ [500kHz] 使用中
  └ [850kHz] 空き → 使用
Bさんが送信 → [1000kHz] を使用

3. 周波数ホッピング方式妨害対策軍事用)

通信中に周波数を切り替える方式ランダムまたは決められたパターン)。

無線電信軍事重要視されるようになったため、敵に妨害されにくい方式として開発された。

1940年代ハリウッド女優ヘディ・ラマー」と作曲家ジョージ・アンタイル」が特許を取得し、軍事通信に応用された。

0.1秒ごとに周波数が変化
[送信側] → 500kHz → 850kHz → 1000kHz
[受信側] → 500kHz → 850kHz → 1000kHz(同期)

長所: 妨害ジャミング)を受けにくい。

短所: 送信側と受信側が同期する必要がある(技術的に難しい)。

anond:20250217121431

お前はアホじゃねえよ

俺はアホだから上司が外に持ち出したUSBメモリを持って帰ってきてデータを保存し終わったと思ってセキュリティのために全データを削除した

上司撮影した写真データが全部ふっとんで報告書も吹っ飛んだ

データがあった持ち出し用のPCセキュリティのためにユーザープロファイルごと消した

復元ツールでも復元不可だった

お前はアホじゃない

アホってのは俺のことだ

わかったか

anond:20250217032926

電話線のリピーター(中継器)と電信線のリレー(中継器)は仕組みが違うんですか?

電線を通る電流を増幅して中継するという点で同じように思えたのですが

電話線のリピーター電信線のリレーの違い

かに、**どちらも「電流を増幅して信号を中継する」**という基本的役割を持っています

しかし、電信モールス信号)のリレーと、電話リピーターでは、動作の仕組みや技術が異なります

1. 基本的役割の違い

項目 電信リレー(Relay) 電話リピーターRepeater

信号の種類 デジタルON/OFF) アナログ連続的な波形)

動作原理 ON/OFF信号スイッチング(電磁リレー電流を増幅し、音声波形を保持

ノイズの影響 ノイズに強い(ON/OFFなので影響が少ない) ノイズの影響を受けやすい(音声に混ざる)

適用技術磁石を利用した機械スイッチ 真空管(後にトランジスタ)を利用した増幅器



2. 電信リレー(Relay)の仕組み

(1) 役割

モールス符号ON/OFF)を長距離伝送するために、弱まった信号を「新しい電流」で再送信する装置

ON/OFFのスイッチングのみを行い、波形の変化は扱わない。

(2) 仕組み

送信者が電鍵を押すと、電線を通じて微弱な電流が伝わる。

遠距離になると電流が弱まるため、中継地点の**リレー装置(電磁リレー)**がこれを受信。

リレースイッチON/OFFすることで、別の強い電源から新たな電流を流す。

これにより、元の信号と同じパターンON/OFFの信号が増幅され、次の中継地点へ送信される。

📌 特徴

モールス符号デジタル)なので、少しのノイズがあっても復元可能

音声の波形を扱うわけではないため、単純なスイッチングで済む。

リレー自体には「増幅」の概念がなく、新しい電源から新たに電流を流すだけ。

3. 電話リピーターRepeater)の仕組み

(1) 役割

音声信号アナログ波形)を伝送するために、弱まった波形をそのまま増幅する装置

電話では「音の波形」が重要なので、単純なON/OFFではなく、波形そのものを維持する必要がある。

(2) 仕組み

送信者の音声が電流の波形として送られる。

遠距離になると、電流が弱まり、波形の振幅が小さくなる。

リピーター増幅器)が、元の波形と同じ形のまま電流を強める(増幅する)。

元の音声にできるだけ忠実な形で再送信される。

📌 特徴

アナログ信号の波形を維持する必要があるため、単純なスイッチではなく「増幅回路」が必要

ノイズの影響を受けやすく、増幅時にノイズも一緒に大きくなる可能性がある。

初期のリピーター真空管使用し、後にトランジスタによる増幅方式進化

4. リレーリピーター本質的な違い

違い 電信リレー 電話リピーター

信号の種類 デジタルON/OFF) アナログ連続波形)

動作の仕組み スイッチングのみ 波形を維持しながら増幅

ノイズの影響 多少のノイズがあっても正しく動作 ノイズが増幅されるため、影響が大きい

技術進化 機械式(電磁リレー真空管トランジスタデジタル増幅

5. 現代技術との関係

(1) 電信リレーの発展

リレー技術コンピュータスイッチング技術リレー計算機)につながった。

現在デジタル通信インターネットルーター)では、パケットON/OFFが重要なため、基本的概念継承されている。

(2) 電話リピーターの発展

音声通信の増幅技術は、無線通信携帯電話基地局)や光通信(光リピーター)へ進化

現在デジタル通信では、波形をそのまま増幅するのではなく、デジタル信号補正して復元する方式デジタルリピーター)が使われる。

6. まとめ

電信リレー(Relay)と電話リピーターRepeater)は、どちらも信号を遠くまで届けるための中継装置だが、動作の仕組みが異なる。

電信リレーは、モールス符号ON/OFFを新しい電流で再送する「スイッチング装置」。

電話リピーターは、音声信号の波形そのものを増幅し、できるだけ元の音に忠実に再送する「増幅装置」。

リレー技術デジタル通信へ、リピーター技術無線通信光通信へと発展していった。

anond:20250217032556

フィルタ回路?

>(4) ノイズ対策

フィルタ回路を追加し、雷や外部ノイズによる誤信号の混入を低減。

フィルタ回路とは何ですか?

1. フィルタ回路とは?

フィルタ回路は、不要ノイズ高周波低周波干渉)を除去し、必要信号だけを通す回路 です。

電信通信においては、雷、誘導ノイズ地磁気変動などによる不要電流カット する役割を果たしました。

2. ノイズの種類と影響

(1) 雷(サージノイズ

雷の影響で強い電圧変動が発生し、電信線に一瞬大きな電流流れる

これがモールス符号の「短点(・)」や「長点(―)」に誤認される 可能性がある。

(2) 他の電信線との干渉クロストーク

複数電信線が並行して走っていると、お互いの信号干渉することがある。

これにより、「H」を送信したつもりが「I」に誤認されるなどのエラーが発生。

(3) 誘導電流(電磁ノイズ

近くに高電圧電線があると、電磁誘導によって不要電流が発生 し、電信信号乱れる

3. フィルタ回路の仕組み

フィルタ回路には**「特定周波数帯の信号だけを通し、それ以外を遮断する」** という働きがあります

これにより、ノイズを除去し、純粋電信信号だけを伝送することが可能になります

(1) ローパスフィルタ(低域通過フィルタ

一定以上の周波数カットし、低周波信号モールス信号)だけを通す。

これにより、高周波ノイズ(雷や誘導電流)が影響しにくくなる。

(2) ハイパスフィルタ(高域通過フィルタ

低周波ノイズ地磁気変動など)をカットし、必要信号だけを通す。

例えば、低い電圧の誤信号地磁気の変化による微弱な電流)を防ぐ。

(3) バンドパスフィルタ(帯域通過フィルタ

モールス信号周波数帯域(例:300Hz~800Hz)のみを通し、それより高すぎる or 低すぎる信号カット

必要範囲信号のみ通すため、誤信号の発生率が大幅に減少。


4. 電信での実装方法

フィルタ回路は、次のように電信システムに組み込まれました。

(1) 受信側にフィルタ回路を追加

モールス電信の受信機の前にフィルタを挿入し、ノイズを除去してから信号を受信する。これにより、オペレーター不要ノイズを聞かずに済む。

(2) グランド(接地)回路の強化

電信線の片側を地面に接続し、雷や外部ノイズを地面に逃がす「避雷回路」 を導入。雷が落ちた際、フィルタを通じてノイズグラウンドに逃し、受信機が誤動作しないようにした。

(3) ツイストペア線の導入

電信線を「ツイストペア(2本の導線をねじる)」構造にすることで、電磁ノイズの影響を減らす。これにより、隣の電信から干渉クロストーク)が大幅に軽減。


5. 現代への応用

フィルタ回路の技術は、現在通信技術にも応用されています

技術 説明

電話回線ノイズフィルタ アナログ電話回線では、低周波ノイズカットするフィルタが使われる。

インターネットルーター 高周波信号だけを通すフィルタを搭載し、データ通信信号品質を向上。

Wi-Fiバンドフィルタ 必要周波数(2.4GHz, 5GHz)だけを通すことで、干渉を防ぐ。

なぜねじる?

電信線を「ツイストペア(2本の導線をねじる)」構造にすることで、電磁ノイズの影響を減らす。

なんでねじるだけでそのようなことが可能なのですか?


ツイストペア線Twisted Pair)の仕組みとノイズ低減の原理

電信線を「ツイストペア(2本の導線をねじる)」構造にすることで、電磁ノイズの影響を減らすことができます

これは、電磁誘導干渉原理を利用した技術で、現在LANケーブル電話回線にも応用されています

1. なぜツイストペアノイズを減らせるのか?

ツイストペア線では、2本の導線をねじることで、外部ノイズの影響を打ち消す効果があります

(1) 外部ノイズの影響を平均化

例えば、電信線の周囲に**外部ノイズ源(電磁波、雷、他の電線の影響)**があるとします。

2本の導線が平行に配置されている場合、片方の導線だけに強くノイズが影響する可能性がある。

しかし、導線がねじられていると、外部ノイズの影響が導線全体で均等になり、結果として平均化される。

(図示:外部ノイズが発生する例)

平行な電線: 外部ノイズが不均等に影響
  ───────────  ← ノイズ(強い影響)
  ───────────  ← ノイズ(弱い影響)
ツイストペア線: ノイズが交互に影響し、平均化
\/\/\/\/\/\/\/  ← ノイズ(平均化)
/\/\/\/\/\/\/\

(2) 電磁誘導の打ち消し

電線流れる電流は、周囲に**磁場電磁波)**を発生させる。

ツイストペアでは、隣接する部分で磁場の向きが逆になるため、互いに打ち消し合い、ノイズが発生しにくくなる。

ワンタイムパッドってなに?

>(2) 乱数表を用いた暗号化

乱数表を使ってモールス符号を変換し、意味を隠す方法が開発された(ワンタイムパッド方式の先駆け)。

ここを詳しく教えてください

モールス電信では、盗聴のリスクを防ぐために暗号化技術が発展しました。その中でも、乱数表を利用した暗号化は、後に「ワンタイムパッド(One-Time Pad)」として発展する重要技術の先駆けでした。

1. 乱数表を用いた暗号化の仕組み

乱数表を使った暗号化は、送信する内容を事前に用意したランダムな数列と組み合わせて変換する方法です。

これは、一度しか使えない乱数を使うことで、解読がほぼ不可能になるという特徴があります

(1) 暗号化の手順

1.送信するメッセージを用意(例:「HELLO」)

2.事前に用意した乱数表を使う

例えば、「HELLO」に対して「37492」という乱数を割り当てる。

3.乱数メッセージを加算して符号

「H(8)+3 = 11」、「E(5)+7 = 12」、「L(12)+4 = 16」……

これを「11 12 16 16 25」として送信

4.受信者は同じ乱数表を持っており、復号する

11-3 = 8(H)」、「12-7 = 5(E)」……として元のメッセージ復元

2. 具体的な暗号化の例

(1) 乱数表の例

文字: A B C D E F G H I J K L M

乱数値: 3 7 4 9 2 5 8 3 6 1 0 4 7

文字: N O P Q R S T U V W X Y Z

乱数値: 2 5 3 9 1 4 7 8 6 2 3 5 0

(2) 送信するメッセージ

HELLO

(3) 乱数適用して変換

H(8)+ 3 = 11

E(5)+ 7 = 12

L(12)+ 4 = 16

L(12)+ 4 = 16

O(15)+ 5 = 20

送信される暗号文は:

11 12 16 16 20

3. 乱数表方式メリット

(1) 非常に強力な暗号化

事前に用意された 完全にランダムな数列 を使うため、乱数表を持っていない第三者が解読することは不可能

暗号文のパターン存在しないため、頻度分析による解読ができない。

(2) 一度しか使えない(ワンタイムパッド)

同じ乱数表を繰り返し使用すると解読されるリスク高まるため、使い捨てにするのが基本。

「ワンタイムパッド(One-Time Pad)」の基礎になった技術

(3) 盗聴対策

たとえモールス符号が傍受されても、受信者が持つ乱数表なしでは意味を解読できない。

4. 乱数表方式デメリット

(1) 事前に乱数表を共有する必要がある

送信者と受信者が 同じ乱数表を持っていないと通信できない。乱数表安全に配布する必要があり、これ自体が盗まれリスクがある。

(2) 一度しか使えない

同じ乱数表を何度も使うとパターンが発生し、解読される可能性がある。通信ごとに新しい乱数表を準備する必要がある。

5. 歴史的な応用

(1) 軍事通信19世紀末~20世紀)

軍隊では、電信の盗聴を防ぐために乱数表暗号採用特に第一次世界大戦第二次世界大戦では、機密電報暗号化に利用された。

(2) ワンタイムパッド(One-Time Pad)の確立

乱数表暗号アイデアは、後に「ワンタイムパッド暗号」として正式確立。これは理論上、絶対に解読不可能暗号方式であり、現在でも**超機密通信政府・軍・外交通信)**に使われている。

6. 現代への影響

乱数表を用いた暗号化は、以下の技術に発展しました:

技術 説明

ワンタイムパッド(One-Time Pad) 完全に安全暗号方式数学的に解読不可能

暗号鍵の生成技術 コンピュータでの乱数生成に応用

現代のエンドツーエンド暗号通信 メッセージごとに新しい暗号キーを使う発想

この仕組みについて、さらに詳しく知りたい部分(例えば乱数表の作り方、実際の軍事暗号の事例、現代暗号技術との関係)があれば、ぜひ質問してください!

どの乱数表つかうの?

乱数表を事前に共有するのは分かったのですが、送信者がどの乱数表を使ったのか分からないので受信者もどの乱数表を使えばいいのか分からなくないですか?

乱数表を事前に共有している場合送信者と受信者はどの乱数表を使うのか?

乱数表を使った暗号通信では、送信者と受信者が同じ乱数表を選んで使う必要があります

これを実現するために、以下の方法が考案されました。

1. 乱数表管理方法

送信者と受信者がどの乱数表を使うかを決める方法には、次のような方法があります

(1) 事前に順番を決めておく

乱数表リスト」**を事前に作成し、「1番目の乱数表 → 2番目の乱数表 → 3番目の乱数表」という順番で使用する。

送信者も受信者も、現在通信で 何番目の乱数表を使うのかを把握しておけば、同じものを使える。

1. 乱数表A(2024/02/17用)

2. 乱数表B(2024/02/18用)

3. 乱数表C(2024/02/19用)

2月17日送信する場合乱数表A を使用

2月18日送信する場合乱数表B を使用

送信者と受信者が 同じスケジュールに従って進めば、どの乱数表を使うべきか分かる。

(2) メッセージの中に乱数表識別番号を埋め込む

暗号文の先頭や末尾に、乱数表識別番号を入れておく。

信者識別番号を見て、対応する乱数表を使って復号する。

例(識別番号方式

暗号文:「12-48-93-55-02 (ID: 23)」

送信者が乱数表ID: 23」を使った場合、受信者は 「乱数表23」を選んで復号する。

(3) ワンタイムパッドの冊子を使用

事前に物理的な冊子を作成し、ページ番号を基準使用

例えば、通信のたびに1ページずつ破棄しながら進むことで、送信者と受信者が同期できる。

1ページ目:乱数表A(1回目の通信

2ページ目:乱数表B(2回目の通信

3ページ目:乱数表C(3回目の通信

使用したページは破棄することで、再利用を防ぐ(安全性が向上)。

(4) 日時を基準にする

例えば「2024年2月17日」のメッセージには、事前に決めた「2024/02/17用の乱数表」を使用

信者も同じルールで進めば、乱数表自動的に同期する。

2月17日乱数表 A

2月18日乱数表 B

2月19日乱数表 C

送信者と受信者カレンダーを共有していれば、追加の情報なしで同期が可能


(5) 数字放送ナンバーズステーション)の活用

スパイ軍事通信では、「数字放送」と呼ばれる短波ラジオ放送を利用し、乱数表識別情報を事前に送る方式が使われた」。

ラジオで**「本日キーは56」と送れば、受信者は「乱数表56」を使用する**ことができる。

2. 乱数表管理安全

一度使用した乱数表は必ず破棄し、再利用しない(ワンタイムパッド方式)。

乱数表が盗まれると危険なので、軍事スパイ通信では 使用後に物理的に燃やす(焼却処分) こともあった。

3. まとめ

送信者と受信者が同じ乱数表を選ぶ方法

事前に順番を決めておく(1回目の通信乱数表A、2回目→乱数表B)

メッセージ内に乱数表識別番号を含める(例:「ID: 23」を記載

ワンタイムパッドの冊子を作り、ページ番号順に使う

日付ごとに対応する乱数表を使う(例:2024/02/17乱数表A)

ナンバーズステーションのような方法で、事前に識別情報を伝える

識別認証コードってなに?

>3. 通信改ざん対策

>(1) 送信者の識別

>各電報には、**送信元の情報識別コード)**を付加し、なりすましを防ぐ仕組みが取られた。例:軍の電信では、送信者の認証コードを含めることで、偽のメッセージ排除

これはどういうことですか?

通信改ざん対策:(1) 送信者の識別

電信通信では、悪意のある第三者が偽のメッセージ送信し、受信者を騙すリスクがありました。

これを防ぐために、**送信者が本物であることを証明する仕組み(識別コード認証コード)**が導入されました。

1. なぜ送信者の識別必要なのか?

(1) なりすまし攻撃リスク

敵国やスパイが偽の軍事命令を送る可能性があった。例えば、**「本日午後3時に攻撃を開始せよ」**という偽の命令を送れば、相手を混乱させることができる。

(2) 本物の送信者を識別する必要

送信者が「本物」であることを確認しないと、受信者メッセージが信頼できるかどうか判断できない。そのため、送信者の識別情報認証コード)を追加し、受信者確認できる仕組みが作られた。

2. 送信識別方法

送信者の識別には、いくつかの手法が用いられました。

(1) 固有の識別コード付与

送信者ごとに 「ユニーク識別コード」 を設定し、電報最後に付加。受信者識別コードをチェックし、本物の送信であることを確認

📌 例(軍事電信識別コード

ATTACK AT DAWN. [CODE: XJ-472]

「XJ-472」が正しい識別コードなら、本物のメッセージ判断

偽の電信を送る者は、正しい識別コードを知らないため、識別される。

(2) 送信者の署名シグネチャー

送信者ごとに 決められた特定の「符号モールス符号パターン)」を入れる ことで、なりすましを防ぐ。

これは現代の「電子署名」のような仕組み。

MESSAGE: MEET AT POINT B

SIGNATURE: -.. .- ... .... (DASH)

送信者の Permalink | 記事への反応(2) | 03:26

ChatGPT 4o先生、まじ先生

先生何でも知ってるな

電気通信が登場するより前の通信歴史

今日通信歴史について学びたいです、電気通信が登場する以前の通信歴史についてお教えてください

高卒おじさんでも分かるように説明してね

1. 古代通信手段

(1) 口伝(くでん)と使者 (2) 狩猟戦争における合図 (3) 狼煙のろし

2. 古代文明の文字による通信

(1) 楔形文字メソポタミア)・ヒエログリフエジプト) (2) 郵便制度の発展

3. 中世通信手段

(1) 紀元5世紀15世紀 (2) 烽火(ほうか)・のろし (3) 飛脚制度日本

4. 近世(16~18世紀

(1) 印刷技術新聞 (2) 光学通信(腕木通信

電気通信以降の通信歴史

次に電気通信が登場以後の通信歴史についてお教えてください

1. 電信発明19世紀前半)

(1) モールス電信(1830~1840年代)

(2) 海底電信ケーブル(1858年

2. 電話発明19世紀後半)

(1) グラハム・ベル電話1876年

(2) 交換機の導入

3. 無線通信の登場(19世紀末~20世紀初頭)

(1) マルコーニと無線電信1895年

グリエルモ・マルコーニ無線通信ラジオ通信)の実験成功

1901年大西洋横断無線通信を達成し、船舶遠距離通信活躍

(2) AMFMラジオの発展(1920年代~)

1920年代AMラジオ放送が開始され、大衆向けの放送メディアとして普及。

1933年FMラジオ周波数変調)が登場し、音質が向上。

4. テレビ人工衛星20世紀中盤)

(1) テレビ放送の開始(192030年代

(2) 人工衛星通信の発展(1960年代~)

5. コンピュータインターネット誕生20世紀後半)

(1) コンピュータネットワークの発展

(2) インターネット誕生(1980~90年代

(3) 携帯電話の普及(1990年代~)

6. 現代通信技術21世紀~)

(1) スマートフォンの普及(2010年代~)

(2) 5G・6G通信2020年代~)

(3) 衛星インターネット宇宙通信

腕木通信

腕木通信の仕組みについて教えてください

1. 基本構造

腕木通信塔は以下の要素で構成されます

通信塔(セマフォア塔) 高い場所に建てられ、見晴らしの良い地点に設置される。直線上に複数の塔が並び、情報リレー方式で伝える。

腕木(アーム) 一般的には2本または3本の可動式の木製の腕。腕の角度を変えることで、異なる文字数字表現する。

制御機構 塔の内部には腕木を動かすためのハンドルロープがあり、通信員が操作する。

2. 通信の流れ

(1) 情報符号

腕木通信では、腕木の角度を組み合わせてアルファベット数字を表す符号が決められていました。

例: ある位置の角度が「A」、別の角度が「B」を意味する。組み合わせることで単語文章を伝達。

(2) 視認と伝達

信者通信員)が塔の上で腕木を特定の角度にセットする。隣の通信塔の通信員が望遠鏡でその信号確認する。確認した通信員が同じ符号自分の塔で再現する。これを繰り返し、情報が数十~数百km先までリレー方式で送られる。

3. 腕木通信の特徴

(1) 速さ

馬や飛脚より圧倒的に速く、良好な天候なら数百km先まで数分~数時間で伝達できた。例: フランスでは、パリリール間(約230km)を約3分通信可能だった。

(2) 天候の影響

晴天時は遠くまで見えるため有効だったが、霧・雨・夜間は利用できなかった。これが電信発明へとつながる大きな要因となった。

(3) 軍事行政利用

フランスではナポレオン戦争(1803-1815年)の際、軍事通信活用された。ヨーロッパ各国でも行政軍事目的で導入。

腕木通信の仕組みについてさらに知りたいです

例えばHELLOという言葉送信するにはどのようにするのですか?

アルファベット数字を表すために、腕木の角度を組み合わせた符号表(コードブック)が用意されていました。

ここでは、腕木通信で「HELLO」を送る具体的な手順を説明します。

1. 腕木通信の基本構造

腕木通信塔は以下の要素で構成されます

腕木(アーム):通常、2本または3本の可動アームが使われる。

制御機構:塔の中の操作員がロープや滑車でアームを動かす。

符号表(コードブック):各アルファベット数字特定のアームの角度が割り当てられている。

例:腕木の角度とアルファベット対応表(仮)

A = 10° / 30°

B = 20° / 40°

C = 30° / 50°

...

H = 80° / 12

E = 50° / 90°

L = 70° / 11

O = 90° / 130°

2. 「HELLO」を送る手順

腕木通信は 1文字ずつ順番に送信 し、隣の塔がそれを読み取り、次の塔に伝えるリレー方式情報を伝達します。

(1) Hを送信 通信塔のオペレーターが腕木をHに対応する角度(80° / 120°)に設定。隣の塔の通信士が望遠鏡確認し、同じ符号再現

(2) Eを送信 次に、腕木をEの角度(50° / 90°)に変更。これを隣の塔へリレー

(3) Lを送信(2回) Lの符号を作り、2回送信。

(4) Oを送信 最後に、Oの符号(90° / 130°)を送る。

3. 実際の腕木通信での改善

略語コード表の活用

文字ごとに送ると時間がかかるため、短縮コード(例:「HLO」で「HELLO」とする)を使うこともあった。軍事通信では暗号化された符号使用

エラーチェック

送信ミスを防ぐために「確認信号」を送ることがあった。受信者が「正しく受信した」ことを示す信号を返す方式採用

数値や記号送信

単なるアルファベットだけでなく、「数字」「特別記号」も符号表で定義

10° / 30°ってなに?

A = 10° / 30°

とはどういう意味なのですか?

10度のこと?30度のこと?


「A = 10° / 30°」という表記は、腕木(アーム)が複数ある場合に、それぞれの角度を指定する方式です。

通常、腕木通信には2本または3本の可動アームがあり、それぞれのアームを特定の角度にセットすることで、1つの文字数字表現します。

例えば、2本の腕木(上側と下側)がある場合

「A = 10° / 30°」は、次のように解釈できます

上のアーム:10° 下のアーム:30°

この2つの角度の組み合わせで「A」を表す。

確認信号ってなに?

送信ミスを防ぐために「確認信号」を送ることがあった。

>受信者が「正しく受信した」ことを示す信号を返す方式採用

これはどのような仕組みですか?

一般的確認手順として、次のような方法が考えられます

1.送信者が「A」送信

腕木を「A」対応する 10° / 30° の位置にセットし、隣の塔に見せる。

2.受信者「A」を受信

望遠鏡で腕木の角度を確認し、自分符号表と照合する。

もし「A」だと正しく認識できた場合確認信号を送る。

3.受信者確認信号送信

確認信号(例:「了解」を示す特定の腕木角度、または短い「OK信号)を送信する。

例えば「50° / 90°」のように、「受信しました」の意味を持つ角度が設定される。

4.送信者が確認信号を受信

信者から確認信号を見て、正しく受信されたことを確認 する。

正しく受信された場合、次の文字(Bなど)を送信する。

もし確認信号が来ない場合、または誤りを示す信号が来た場合、もう一度「A」送信し直す。

腕木通信には、以下のようなエラーチェックの方法も考案されました:

(1) 再送要求

信者符号を読み取れなかった場合、「もう一度送ってください」という特定信号リクエスト信号)を送る。

例:「不明瞭」や「再送」を示す角度(例:60° / 120°)を使用

(2) 確認の二重チェック

信者だけでなく、次の塔が再び「A」を送ることで、送信者が正しく伝わったことを確認できる。

これにより、1つの塔で間違いがあっても、別の塔で補正可能

電磁電信

次にサミュエルモールス(Samuel Morse)の電磁電信機の仕組みを教えてください

モールス電信機は、次の要素で構成されています

(1) 送信側(キー

電鍵(モールスキー) 手動のスイッチで、押すと電流流れる。押す時間の長短で「短点(・)」や「長点(―)」を作る。

(2) 通信

電線単線または複数線)送信機と受信機をつなぐ導線。初期の電信機は1本の電線と地面(アース)を回路として利用。

(3) 受信側(電磁石スタイラス

磁石

送信側でスイッチが押されると、電流が流れて磁場が発生。電磁石作動し、紙に記録する装置が動く。記録装置スタイラス紙テープスタイラス(針) が上下に動き、紙テープに「短点(・)」や「長点(―)」を記録。初期は音ではなく、紙テープに記録する方式が使われた。

>電磁石作動し、紙に記録する装置が動く。

この仕組みについて詳細に説明してもらえます

モールス電信機の受信機は、以下の主要な部品構成されています

(1) 電磁石

送信者が電鍵(モールスキー)を押すと、電流が流れ、受信側の電磁石電流が到達。電磁石が磁力を発生し、アームを引き寄せる。

(2) アーム(振り子状のレバー

磁石の磁力によってアームが動く(電流が流れた瞬間に引き寄せられる)。電流が切れると、バネの力でアームが元の位置に戻る。

(3) スタイラス(記録針)

アームの先端には スタイラス(記録針) が付いている。アームが動くことで、スタイラス紙テープ接触し、点や線を刻む。

(4) 紙送り装置

受信機には ロール状の紙テープ がセットされており、一定の速度で送られる。紙テープ一定の速度で進むことで、信号が「短点(・)」や「長点(―)」の形で記録される。

記録の流れ

(1) 短点(・)の記録

送信者が電鍵を短く押す(例:0.1秒)。受信機の電磁石が一瞬作動し、アームが紙に軽く接触。紙に小さな点が刻まれる(・)。電流が切れると、バネの力でアームが元の位置に戻る。

(2) 長点(―)の記録

送信者が電鍵を長く押す(例:0.3秒)。受信機の電磁石が長い間作動し、アームが長時間紙に押し付けられる。紙に長い線(―)が刻まれる。電流が切れると、バネの力でアームが元の位置に戻る。

(3) スペース(間隔)

電鍵を押さな時間が長いと、記録装置には何も刻まれず、文字区切り生まれる。一定時間(例:3単位)何も信号がなければ、単語区切りとみなされる。

音響受信への進化

初期のモールス電信では、紙テープに記録された符号を手作業で解読していた。

しかし、受信機のアームが動くと「カチッ」という音がすることに気づきオペレーターが耳で直接モールス符号を聞き取る方式サウンドレシーバー方式)が生まれた。

これにより、紙に記録しなくてもリアルタイムメッセージを受信できるようになった。

電流届かなくない?

電線電流を流す仕組みを聞いた限り距離制限されそうに思えます

これについて詳しく教えてください

モールス電信機は電流電線に流して情報を伝えるため、通信距離はいくつかの制限がありました。特に、長距離になると電流が弱まり信号が減衰(減少)するという問題がありました。

ここでは、電信通信距離制限と、それを克服するための技術について詳しく解説します。

距離電信通信において、電流の減衰(弱まる)原因として次のような要因がありました。

(1) 電気抵抗

電線の長さが長くなると、電気抵抗電流の流れを妨げる力)が増えるため、電流が弱まる。銅や鉄などの導線を使用していたが、特に鉄線は抵抗が大きく、距離が長くなると信号が伝わりにくくなる。

(2) 電流漏れ(地面への放電

19世紀電信では、片側の導線+地面を電流の経路として使用単線電信方式)していた。しかし、湿気や土壌の違いによって電流が地面に漏れ信号が弱くなることがあった。

(3) 誘導と外部ノイズ

近くに他の電信線があると、電磁誘導によって信号干渉することがあった。雷や電磁気の影響によって信号乱れることもあった。

こうした問題解決するために、いくつかの技術が導入されました。

(1) 中継局リレー

リレー(中継器)」を使って信号を増幅する方法発明された。1835年、ジョゼフ・ヘンリーが電磁リレーを開発。リレーは、受信した信号を増幅して再送信することで、長距離通信可能にした。例えば、100kmごとにリレーを設置すれば、電流の減衰を防ぎ、信号を遠くまで伝えられた。

(2) 高電圧使用

初期の電信では低電圧(数V程度)だったが、より高い電圧(数十V~100V)を使うことで信号を強くし、距離を延ばした。ただし、高電圧電線の絶縁性を高める必要があるため、ゴムガラスを使った絶縁技術が発展した。

(3) 改良された電線(銅線の採用

初期の電信では鉄線が多く使われていたが、鉄は抵抗が高いため、導電率の高い銅線が採用されるようになった。銅線の採用により、長距離でも電流の減衰が少なくなり、信号が安定。

(4) 海底ケーブル技術

距離の海底電信ケーブルでは、さら電流漏れを防ぐ工夫が必要だった。1858年最初大西洋横断海底ケーブルが敷設されたが、当初は絶縁技術が未熟で、短期間で故障1866年、改良された絶縁材(ガタパーチャ樹脂)を使用したケーブル成功し、長距離通信可能になった。


実際の通信距離進化

時代 通信距離 技術進化

1844年 64kmワシントンD.C. - ボルチモア) 初期の電信

1861年 約3,000kmアメリカ大陸横断電信リレー技術の発展

1866年 約4,000km大西洋横断海底ケーブル) 絶縁技術増幅器進化

1900年 数万kmグローバル電信網) 高電圧、改良ケーブル無線通信の併用

中継局リレー)ってなに?

中継局リレー)の仕組みを教えてください


電信通信において、距離が長くなると電流が減衰し、信号が弱くなる問題が発生しました。この問題解決するために開発されたのが 「リレー(中継器)」 です。

リレーは、弱まった電流を利用して新しい電流を作り、信号を増幅して次の区間へ送る装置 です。ここでは、リレーの仕組みを詳しく説明します。


1. リレーの基本構造

リレーは以下の主要な部品構成されています

(1) 電磁石

入力から微弱な電流流れると、電磁石作動 する。これにより、リレー内部のスイッチ(接点)がONになる。

(2) リレー接点(スイッチ

磁石の磁力でスイッチが閉じる(ON)と、新たな強い電流流れる。つまり、弱い信号トリガーとして、新しい電流を発生させる。

(3) 新しい電源

リレー Permalink | 記事への反応(1) | 03:22

2025-02-16

anond:20250216033229

ああ、Computer Visionとかあるんだ、勉強になります…😟

考えてみれば、自分幾何学的な手法3次元復元とかやってたけど、今はディープラーニングとか機械学習で解く課題なんだろうなぁ、と最近ぼんやり考えてました

スゲーなぁ…😟

2025-02-10

パイパン語源って何?

略語っぽく思えるけど復元できない

中国語とか?

2025-02-08

https://togetter.com/li/2508382

しろSSDに入れときたいわ

故障してるのに復元可能みたいなののほうが怖い

故障した以上完全に復元不可であってほしい

2025-02-02

福岡城天守閣復元事業問題点ポロリもあるよ)

福岡市では、福岡商工会議所が中心となって「福岡城の天守閣復元事業」を推進しているのだけど、これがまあ寂しい話なんですね。

1. 史料がぜんぜんない

2. 文化財保護法との兼ね合い

3. 費用

4. 復元に対する賛否

しか福岡市観光に弱いが、

史実に沿わない天守閣を作って観光資源にするのは、さすがに拝金が過ぎるですね。

どうせファンタジー天守閣を作るんなら、ハローマックみたいな西洋風の物見台を作った方がウソってはっきり分かって誠実じゃないですかね? 

これらの問題点を踏まえ、福岡城の天守閣復元事業は慎重に進める必要があります。つーか中止すべきっちゃなかと? 

 

-

ハローマックライオンってポロリに似てるよね

2025-01-29

2029年地球文明から人類メッセージが届く? 科学者も期待をかけ

以下の記事について.

2029年地球文明から人類メッセージが届く? 科学者も期待をかける「白色矮星付近からの返信」

https://web-mu.jp/paranormal/52364/

宇宙人がいたとして,本当に1973年に送った電波宇宙人が受信できて,その返信を地球人が受信できるのか.疑問だったのでChatGPTさんに聞いてみた.

1973年NASA探査機パイオニア10号に向けて送信した無線信号は、その先にある恒星系へも届くはずである。仮にこれらの星の知的生命体が、その無線信号を受信しようとしたとき、どのくらいの規模、感度のアンテナ信号復元能力必要か?地球技術で、同じ距離から送られてきた無線信号を受信する技術・機材はあるか?


以下では、「1973年NASAパイオニア10号に向けて送信した電波(指令信号やテレメトリ送信)」が、さらにその先の恒星系へ到達した場合に、それを受信しようとする知的生命体に必要アンテナ規模や受信感度、そして同等の距離から電波地球側が受信可能かどうか、という観点で概説します。実際には正確な数値は周波数帯や送信電力、信号処理方法など多くの要素に依存しますが、ここでは概略のイメージを示します。

1. パイオニア10号に指令を送信した当時の地球側の送信スペック

送信周波数帯: パイオニア10号との通信はS帯(約2GHz前後)で行われていました。

送信電力: 数kW程度の送信機を地上局が使用(厳密には指向性が高く実効的な放射電力(EIRP)はさらに大きい)。

地上局アンテナ: NASAの深宇宙通信網(DSN)では直径64m級(当時)のパラボラアンテナなどが用いられた。

距離: 1973年当時、パイオニア10号は数AUから十数AUほど離れた位置木星軌道付近木星フライバイ後)に存在していた。

しかし、この通信信号は当然、宇宙空間光速拡散していきます。そのため、さらに何十光年・何百光年先にある恒星系にも到達「はする」ことになります。ただし距離が大きくなるにつれ、電波強度は 1/𝑟^2 で減衰していきます

2. 数十光年先での信号強度と受信に必要な規模

2.1 距離による電力密度の減衰

たとえば10光年(約10^17 m)先での電波強度は、1AU(約1.5×10^11 m)での強度に比べて

(1AU / 10光年)^2

だけ減衰します。1光年は約6.3×10^4AUなので、10光年なら約6.3×10^5AU。そこから

(6.3x10^5)^2≈2.5×10^(-12)

と、10光年先では1天文単位あたりの強度の10^-12程度にしかなりません(実際にはさらに詳細なアンテナ利得・指向性などが絡むのでオーダーで見ています)。

2.2 必要となるアンテナ口径の概算

地球Deep Space Network(DSN)では、数十AU~数百AU程度先の探査機Voyagerなど)からの微弱な信号を受信しています。これは探査機送信電力が数W~20W程度、周波数帯はやや上のX帯(約8GHz)あるいはKa帯(30GHz)などを使いつつ、高利得アンテナで地上局が受信を行い、さらに超狭帯域で信号処理をしているからです。

しかし「数十光年」のスケールは「数十AU」の1万倍以上離れており、電波強度は数十AU場合の(1万)^2 = 10^8分の1(10^8倍減衰)よりもはるかに弱くなります。実際は1光年=約63,000AUですから、たとえば50光年先だと

63,000(AU/光年)×50≈3.15×10^6AU

で、数十AUと比べると何万~何十万倍も遠いオーダーになります。よって通常のDSN相当のサイズ(直径 70mクラス)では、とても検出困難と考えられます

もし「同じS帯の数kW送信・70m受信機」という想定で数十~数百光年から信号を捉えるには、以下のいずれか、あるいは複数組合せが必要になります

はるか大口径の単一アンテナを用いる

km級、あるいはそれ以上の直径が必要になる可能性がある。現実的には困難。

巨大な電波干渉計(アレイ)で有効口径を拡大

数十~数百~数千ものパラボラアンテナ地球規模・あるいは月や宇宙空間をも巻き込む形で電波干渉計として合成し、膨大な合成口径を得る。将来的なSKA(スクエアキロメートルアレイ)などの拡張構想に近い。

非常に狭帯域に絞った信号処理、長時間積分を行う

信号わずかでもバンド幅を極端に狭くすればS/Nは向上する。狭帯域SETI観測のように、Hzオーダー・mHzオーダーまで絞って長時間積分する、など高度なデジタル信号処理を駆使する。

もともとの送信側が極端に高出力・高利得アンテナ指向性を絞って送信する

受信側の負担を減らすには送信電力や指向性ゲインを桁違いに高める必要がある(大電ビーム送信)。

実際に未知の星間通信を成立させるには、上記のように「超高性能アンテナ」+「超狭帯域処理」+「相当の送信電力」という組合せが必要になります

3. 地球側の技術で“同じ距離から信号を受信できるか

結論としては、「今の地球技術でも理論的には可能」ですが、「実用的な設備規模」や「膨大な観測時間信号処理」が必要です。たとえば以下のような状況が考えられます

SKAなど超大型電波干渉計での観測

たとえ非常に微弱な信号でも、周波数を極端に限定し、長時間データ積分(平均化)することでノイズを下げ、S/N比を稼ぐ手法がすでに行われていますSETI研究では、広範囲周波数を走査しながら狭帯域の人工信号らしきものを探索する手法がありますが、それをさらに極端化して、特定周波数を狙って超狭帯域・長時間積分すれば、送信電力が小さくとも検出の可能性は上がります

現実的制限

星間ガスや散乱などによる減衰は、電波周波数によっては大きくなる場合があります。また、地球大気や地上環境雑音(人工衛星レーダーなど)の影響も無視できません。さらに「どの星方向を狙うか」「どの周波数帯で通信しているかからない」という問題もあり、実際に「地球既存装置キャッチしよう」とするには、相当の観測リソース必要になります

4. まとめ

数十~数百光年先でパイオニア10号への指令電波を受信するためには、非常に大口径のアンテナや、巨大アレイ電波干渉計)、狭帯域観測・長時間積分などが必要となる。いわゆるパワーやアンテナゲイン、受信系の超高性能化なしでは、通常のDSNクラス設備ではほぼ検出不能なほど弱い信号になる。

地球側が“同等の距離から飛んでくる電信号を検出できるかどうか

理論的には、超狭帯域・長時間積分を組み合わせれば、今ある技術の延長でも検出可能可能性がある。

ただし巨大施設(たとえばSKA等)のように大規模なアンテナアレイと高度な信号処理を組み合わせることが前提になる。現行の設備でも「SETIレベルの狭帯域探索」は可能だが、何十光年も先に存在する非常に弱い信号特定周波数で捉えるには、相当の工夫と時間必要である

まり、「1973年NASA送信した電波理論上は恒星間を伝播し、もし受信する文明があれば捉えられるはずだが、実用上はかなり大規模・高感度な設備を要する」というのが結論です。また、同様に地球側も「もし相手側が数十光年から似たような出力で信号を送ってきた場合には、非常に狭帯域で長時間積分するなどの先端的な技術を駆使すれば、ギリギリ検出の可能性はある」ということになります

2025-01-28

anond:20250128143135

その具体的日付、言ってる人ごとに違うんだよね

 

おそらくどれも事実ではない

 

あとさ、この編成幹部A氏のスマホ確認したと言う話

これ全然見てないから詳しく知らないので誰か教えてくれ

この話、どうやって確認したわけ?

たとえばメッセージ削除してたらわかんなくなるメッセージツールあるよね?

それなりの機関復元した上でありませんでしたって言ってたの?

 

それと1台だけ?あるいは236月以降に機種変更してないと断言してた?

 

残り2,3台持ってるの知りながら

あるいはその後機種変更してメッセージ残ってないのにも関わらず

はいあなたスマホ確認しましたが連絡していた痕跡は見つけられませんでした」

をやってる可能性ない?

 

 

 

2025-01-21

anond:20250121191344

俺の頭が悪いせいでWindowsアップグレードデータを引き継がずにやってしま上司クライアントPCデータ全部吹っ飛んだことがある。

Outlookデータ15年分なくなって上司は真っ白になっていた。

更新した後のWindows.oldとかいフォルダーは俺が無駄データだと思い消した。

バックアップはない。

HDDじゃなくてSSDなので復元もできなかった。

俺は増田一の無能

トランプが言ったことまとめ

演説

米国第一主義黄金時代が始まる

・腐敗した既得権益層を批判

・信頼を失った政府を再建し、国民の信頼、富、自由を取り戻す

移民対策強化(南部国境での非常事態宣言犯罪者国外追放

インフレ対策

エネルギー政策国内採掘の促進、「グリーン・ニューディール」の終了)

教育改革愛国心を育む教育の推進)

軍隊の再建(強力な軍隊の復活、政治的影響の排除

検閲を終わらせ、表現の自由回復

・「2つの性別政策公式化、DEIの強制をやめる

・公正かつ能力主義に基づく社会構築

外国製品への課税国内労働者保護

製造業の復活とエネルギー輸出を促進

パナマ運河問題への対処

マッキンリー大統領の名を山の名前復元

火星への探査を含む宇宙進出

アメリカの偉大さを取り戻し、世界で最も尊敬される国にする

・「自由主権独立」を強調

演説

パリ協定からの脱退

WHOからの脱退

中国への初日関税発動を見送り

メキシコカナダに25%の関税検討

TikTok規制を延期

南部国境非常事態宣言として軍を派遣不法移民対策

 

2025/1/21 11:45

2025-01-16

anond:20250115224311

復元不可能っすね。表向きの仲直りは出来るけど、心の芯では冷めきって小町とか増田に書かれるんだ。

2025-01-07

長年続けてきたソシャゲを辞めた

なぜならウィザードリィフネ出会ってしまたか

ソシャゲWizがここまでおそろしい代物だとは

なにが恐ろしいと言って、

このゲーム、3Dダンジョンマップ埋めゲームであるにもかかわらず、マップ埋めが無限可能なのである

主人公時間遡行能力を持つ

この能力で出来ることは数多い

朽ち果てガラクタ復元したり

死者を蘇らせて仲間にしたり

即死フラグ回避したり

しかし、この能力の一番やばいのは

いちど埋めたマップ時間遡行マップ埋め再チャレンジできてしまう点にある

ソシャゲ賽の河原に喩えられることが多い

別にソシャゲに限らずゲームなど全て賽の河原の石積みに他ならないが

Wizマップ埋めをリセットされてしまうこの仕様やばい

その気になれば何度でもマップリセット無限に埋め続けることができるのだ

マップ埋めの中毒性を知っているつもりだったが甘かった

マップ埋めはレベル上げよりもガチャ散財よりも毒性が高い

なにせ一歩進めばマップが一マス埋まる、そこでプチ達成感が得られてしまうのだ

ホイール時間遡行をキメるときのおれはきっと望月さんの顔をしている

もういっかい、埋められるのだ

2025-01-05

[][]初めて潮を吹いた話

びっくりしたから誰かに聞いて欲しい。エロくはない。

正月休み終盤に風邪を引き、熱も引いたところで気持ちに余裕が出てきたのでラブグッズの通販サイトを見ていたら急激にムラムラしてきたので「よし!いっちょオナニーすっか!」となり勤しむことにした。

中イキはできないので普段クリオナを極めているが、ラブグッズのサイト体験談を読んでいたら異様に濡れてしまったので、中イキ出来なくても突っ込んでクリを触って新年に相応しくド派手にイってやろう!と意気込んだ。

ズポンとパンツを膝まで下ろし、前述の通り異様に濡れていたので前戯情緒もクソもなくギュムギュムと例のバイブを挿入。

中の気持ち良さは分からないが、激しくピストンすると「犯されてる感」があって興奮する。

イケる気配は相変わらず皆無ではあるが、しばらく出し入れしていると何を思ったか突然「挿入ってるところを鏡で見てみるか……」と思い立ち、一旦中断してズボンパンツを脱ぎ去り、手鏡を床に置いてその上でガニ股になってみた。

自身のうっすらと黒ずんだ肉の間にずっ……ぷりと刺さるバイブを見て興奮するでもなく、「こんなもんか」と冷静になりながら抜き差しを再開すると、二往復目を抜くと同時に鏡に水滴が飛び散る。

一瞬で潮を吹いたと理解した。

私は性の目覚めごろにネットで見た潮吹き動画に衝撃を受け、そのせいか現在オナニーのお供に潮吹き系の動画に頼りがちだ。ちなみに巨乳も好きだ。ギャルオイルマッサージも好きだ。セクシー女優さんはかつてエスワン所属していた葵さんが好きだ。(つかささんじゃないよ!)

鏡で見ていた自分のまんまんからピュルッ!と勢いよく出た記念すべき初めての潮吹き

感想は「無」だった。

気持ち良さや出そう、来ちゃうという感覚もなく突然溢れたので感動よりも驚きが勝ってしまった。

そして次の瞬間には「拭くか」と冷静になってしまい、速攻で後処理に入る。

サラサラしていて匂い無臭だった。

そういえば、そういうのを仕事とするセクシー女優さんは水分をかなり取ってから挑むと聞いたことがあり、今日自分もかなりトイレに行きたかったが面倒なので取り敢えず先にオナニーした運びがあった。怠惰が故に必然的に吹きやすい状況を作り出していたのかもしれない。

その後は驚くほど素早く後処理を済ませ、この体験を伝える人もいないのでここに書こうと決めた。

憧れの潮吹きもっとらめぇ〜〜〜〜」みたいな感じになるのかと思っていたが、人間に吹かされるとまた違うのかな?今は確かめようがないので、未来に確かめる日が来ることを願う。

最後に、今日はド派手なオナニーをしようとしたのにクリイキすらしていない気付いたので、寝る前に盛大にクリオナしようと思う。

これを読んだ人もよいオナニーが出来ますように!

anond:20250105211225

[B!] [増田復元部]初めて潮を吹いた話

2024-12-25

ハリーポッター米田補題

あらすじ:

ハリーたちが7年生としてホグワーツに戻ったとき魔法界には異変が起きていた。呪文が効かなくなり、魔法生物は徐々にその姿を失いつつある。「魔法消失現象」と呼ばれるこの出来事は、魔法界そのものの基盤が崩れつつあることを示していた。この危機を前に、ダンブルドアの遺品の中から米田補題」という謎の言葉が記された手記が発見される。

米田補題は、古代魔法理論であり、すべての魔法対象とそれを取り巻く呪文魔法関係記述する「圏」の概念に基づいているという。しかし、この補題理解し、それを魔法界の復元に利用できる者は存在しなかった。

ハーマイオニー禁書庫で魔導書を読み解き、米田補題が「魔法本質は個々の対象ではなく、それらの関係性の中に存在する」という驚くべき真理を示していることに気づく。一方、ドラコ・マルフォイはこの補題を利用して、魔法界を自らの理想に沿って再構築しようと暗躍していた。

ハリー、ロン、ハーマイオニーは、魔法界をひとつの圏として捉え、その構造理解するために旅に出る。各地で失われた魔法の記録や古代呪文収集しながら、彼らは次第に「魔法存在のもの関係性の中で定義される」という概念を学んでいく。そして最終的に、魔法界そのもの記述する普遍的構造見出し米田補題を用いて崩壊する世界を修復する方法を導き出す。

最終決戦では、ドラコとの対決が展開される。ドラコ魔法関係性を歪め、自分に都合の良い新たな秩序を築こうとするが、ハリーたちは魔法の「調和」を維持するために補題の真の力を解き放つ。

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