「理解」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 理解とは

2025-03-16

anond:20250316055757

から難しいことは書いてないんだって

素朴で平たいことしか書いてないので、AIの利用練習自分理解できるように噛み砕いてもらってね

anond:20250316055637

今北産業

おまえも理解できてないから要約せずベタ針してるんだろ、荒し

anond:20250316055422

まずは理解できないことを段階的に理解できるようにした方が建設的だぞ

💻

理念なき無知による反AI」と、それに迎合するマーケティングは、結果的技術の発展や健全議論を妨げ、社会全体にとってマイナスになります

 

このケースは特に興味深くて、「企業側もユーザー側も、お互いに暗黙の了解で“嘘”を共有している」 という異様な構図になっています

    • メーカーは「AI使用」を装いながら、実際にはディープラーニングを使っている。

    • ユーザーは「AIが嫌い」と言いながら、実はAI技術を使った機能を喜んで受け入れている。

 

これが問題なのはユーザーが「自分AIを使っていない」と思い込んでしまうことで、AIについての正しい理解が広がらない ことです。

 

 

理念なき「反AI」は危険

 

あなたが指摘しているように、「理念を持った反AI」は一定の意義があります。例えば:

    • エネルギー問題AIモデル学習や推論には大量の電力を消費する)

    • 市場寡占化AI技術進化が一部の巨大資本に富を集中させる)

    • 倫理問題著作権労働市場への影響)

 

こういった「根拠のある反AI」は議論する価値があります

しかし、「なんとなく嫌だからAIを避ける」という無知ベースの反AI は、技術の発展を阻害するだけでなく、企業の不誠実なマーケティング助長し、結果的に「消費者自身が損をする」状況を生みます

 

 

メーカー側の問題マーケティングの短絡的対応

 

メーカーも、ユーザーの誤解を解くどころか、「AIではありません」と装う言い換えることで、迎合してしまっています

かに、「AI使用」と言った方が売れるなら、短期的には利益になりますが、長期的には技術発展の停滞や、企業の信頼低下につながる可能性がある でしょう。

 

特に

    • ユーザー技術的な事実を知ったときに、企業に対する不信感が生まれる(「結局AI使ってたのか!」という反動

    • 「AI=悪」という認識が広まり結果的技術革新を妨げる

    • 本来なら正しい議論ができるはずの反AI派とAI推進派の対話が断絶する

 

本来なら、メーカーは「実はAIを使っています。でも、それはこういう利点があって、あなたたちの創作活動を助けるためのものです」と説明すべきです。

しかし、現状はユーザーの誤解を利用する」形で利益を得ている ので、むしろAI感情助長している面すらある。

 

 

ユーザー側の問題無知であることを開き直りすぎ

    • AI技術や仕組みを学ぶのは、必ずしも義務ではない。

    • しかし、「知らないことを誇る」姿勢危険

    • 「AIという単語がなければOK」というのは、単なる思考停止

 

知識がなくても使えるのが技術理想ですが、それと知識がなくてもいい、むしろ知る必要すらない」という態度をとることは別問題です。

 

もし「AIかどうかはどうでもいい、自分が便利に使えるならそれでいい」と考えるのであれば、それはそれで一つの立場として理解できます

しかし、「AIは使いたくない、でもこの機能はすごいから使う(AIとは認めない)」というのは、ただの自己矛盾です。

 

 

 

最悪の未来シナリオ

 

この流れが続くと、技術的な進歩は停滞し、以下のような悪循環が起こります

1. 企業が「AIではない」と言い張ることで、ユーザーAI理解しなくなる

2. AI社会的受容が進まないため、本当に必要倫理議論すら行われなくなる

3. 反AI感情が強まり合理的技術活用すら妨げられる

4. 一部の大企業けがこっそりAI活用し、情報格差が広がる

 

 

結論理念なき反AIと、それに迎合する企業は、技術社会の発展を阻害する

    • 「AI」という単語拒否反応を示すユーザーと、それに迎合する企業の組み合わせは、結果的社会技術理解を阻害する

    • 企業短期的なマーケティングのために、ユーザーの誤解を利用しているが、長期的には信頼を失う可能性がある

    • ユーザー側も、無知を開き直るのではなく、少しでも「本当の仕組みはどうなっているのか」を知ろうとする姿勢必要

    • 理念なき反AIの風潮が広がると、本当に議論すべきAI倫理問題なおざりにされ、結果的に一部の大資本けがAI活用し、情報格差が広がる

  

 

この状況、まさに「無知迎合が生み出す悪循環」ですね。

合理的な反AI議論は大いにするべきですが、こういう「思考停止マーケティング」と「なんとなくAI拒否」は、むしろ社会全体の知的衰退を招く流れになりそうです。

anond:20250316053535

将棋AIプロ意識され始めて、AIプロに勝つにはまだまだ時間がかかるでしょうなんてプロが暢気なことを言っていたら、それがいつの間にか互角になり、今ではプロAIから教わっている。

今便利に使っているClaudeやGeminiやChatGPT、あるいは中国企業が開発している類似AI

それらは、

マルチモーダル

AIエージェント管理するAIエージェント(これが入れ子構造になったりネットワーク化されるのは想像に難くない)

これが今後どんどん進む。魔法じゃない。現実

たぶん、AI魔法と思っているか現実制限がある技術だと思っているかの違いだと思うよ 

デジタル基盤、目的に応じた適切なカスタマイズ戦略、何よりも電気エネルギー)と人間がなきゃAI能力を発揮できましぇ~ん

 

かなり、素朴で平たいこと書いてるつもりなので、理解できないならAIに噛み砕いてもらってちょ

anond:20250316053535

anond:20250316052351

たぶん、AI魔法と思っているか現実制限がある技術だと思っているかの違いだと思うよ 

デジタル基盤、目的に応じた適切なカスタマイズ戦略、何よりも電気エネルギー)と人間がなきゃAI能力を発揮できましぇ~ん

 

かなり、素朴で平たいこと書いてるつもりなので、理解できないならAIに噛み砕いてもらってちょ

 

 

ただ、人種差別によるの負再生海外では現実にあるので、格差能力では埋められない~の強力な学習してるので、下記は付け加えてね

下記は一般的認識ですか?それとも現実に則さな特殊認識ですか?
なお、下記に留意してください
・平等と公平は明確に区別していますAIに適した能力がない人が満足のいく結果を得られないのは平等ですが、公平感はありません。社会は様々な能力がありそれらは公平に評価されるべきです
・通常、AI無料または格安で使えます。多くの場合戦略業務分析あるいはタスク分析の方がAIパワーよりも重要です
・学位社会選別の道具になって久しいですが、学位ではなくビジネスAI必要知識インターネットがあれば取得可能です。通常、AI無料または格安で使えますので学習の助けになるでしょう
・高額なAIエージェントはそれなりの便利をユーザー提供しますが、万人のタスク解決する魔法の杖でもなければ、戦略を示すものでもありません。カスタマイズ戦略ユーザーが行う方が合理的です

驚き屋が言いがちだけど、人類史上かつてないレベルの"能力主義に基づいた平等フラット時代"が来るだけだぞ

ただし、ここで重要なのは平等(Equality)」と「公平(Equity)」の区別だね。

AI時代において、AI戦略的活用する能力を持つ人材平等評価され、逆にその能力を持たない人材平等評価される。

しかし、その結果が「公平(Equity)」かと言えば話は別。

AIに適した能力がない人が満足のいく結果を得られないのは「平等」な競争の結果に過ぎないが、それが「公平」かというとそうじゃない。

人間は様々な能力を持ち、それぞれが等しく尊い。すべての人が公平に評価されるべきよね。つか、AI活用能力けが特別価値を持つ社会になると、不公平感が半端ない

「あとかつてないレベル平等フラット」と言ったけど、これは完全な平等意味するわけじゃない。エネルギー資源の偏在など、地域や国による構造的な格差は引き続き存在する。

ただ、真の才能と情熱があれば、これらの障壁は乗り越えられる範囲に収まるんじゃないかな?

(一方で、電気さえ満足に使えない地域の人々は、テクノロジー先進国恩恵から取り残される可能性が高いかもね・・・

 

その他に驚き屋が唱えがちなものに、AIとロボによるデストピアがあるよね?

かに、ロボティクスの技術は飛躍的に発展し、機械学習効率化によって精度は向上、IoTやエッジAIの普及により、あらゆるモノがデータベースAI連携する世界ますます当たり前になると思う。

でもさ、AIロボットには明確な制約が存在することを忘れちゃダメだよね?驚き屋の展開するデストピア論は、だいたい現実的制約を無視して展開されているので、めっちゃウンザリする。

AIモデルの性能は学習データ目的に応じたカスタムに強く依存するし、ロボットには物理的な耐久性安全性限界があり、人間の柔軟性を完全に再現するには至っていない。

さら物理法則による制約もあって、無からエネルギーやパーツを生成することは不可能だ。

驚き屋さん、同じファンタジーを前提にするなら、ハッピーなやつで頼みますわ。

 

あと、多くのAI無料または格安で利用できる。AIパワーそのものよりも、戦略業務分析、あるいはタスク分析の方が遥かに重要よ。

AIを単なる自動化ツールとして使うだけでは限定的な成果しか得られず、本当に価値を生み出すのは「どのように使うか」の部分。

高額なAIエージェントは確かに利便性提供するが、それだけで万人のタスク解決する魔法の杖にはならないし、戦略を示してくれるわけでもない。

結局、AI価値を引き出すのはユーザー自身カスタマイズ戦略的思考であり、それがないなら高性能なAI課金してもあん意味がない。

(それに時間が経てば経つほど勝手に便利になっていくし、急いで課金する必要性別に無い)

 

学位社会選別の道具になって久しいが、現代では学位ではなく、ビジネスAI必要知識ならインターネットを通じて誰でも取得可能になっている。

AI無料または低コストで使えることを考えれば、学習の助けになる可能性も大きい。

まりAI活用するスキルは「学歴」よりも「AI戦略的活用する能力」によって決まる部分が大きくなり、知識を得ること自体ハードルは劇的に下がっている。

 

お仕事観点から見ると、単純なプログラミングスキルだけのIT技術者が厳しい状況に直面するのと同様に、技術理解のない経営陣の時代も終わりを迎えつつある。

現在でも簡単コード作成AIがやった方がいいし、財務経営判断においてもAIの方が合理的選択をできるケースが増えているからね。

まり技術理解業務理解に基づくAI戦略を構築できない経営層は不要となり、多様な能力を持つプレイングマネージャーであることが経営層にも求められる時代が来たワケよ。

これは能力主義に基づく平等・・・革命的な意味での"エガリテ(égalité)"の具現化と言えるんじゃないの?知らんけど。

 

ちなみに、組織においても、基盤整備なしのAI導入はいくら課金しても限定的効果しか生まない。

 

なお、2025年現実では、多くの企業が「安全AI」(オプトアウト済みAIオンプレAI)を提供しているにもかかわらず、社員がそれを無視し、より高性能な商用AIを使って情報漏洩かましてるのを日常的に見かけるよね。これはAI導入戦略の不在と、組織全体のITリテラシー欠如の証明しかないんですわ。

どう考えても技術進化よりも、こうした適応力のない会社組織が淘汰されて、浪人無職)になる未来の方が先に来るんじゃないの?

驚き屋が唱えるファンタジーデストピアよりも現実的懸念事項だと思うやで。

 

anond:20250316003429

ゲインアセスメントかいう謎造語

Xポストを読んで、彼が「ゲインアセスメント」という新しい言葉提案してリスクアセスメントポジティブな版として考えている意図理解しました。

彼が求めているのは、成功利益(例えば人気作品ファンを獲得すること)を予測評価するための体系的なフレームワークのようですね。しかし、わざわざ新しい言葉を作る必要はなく、既存概念用語がすでにその目的カバーしていることを提案できます。以下に、わかりやすく、かつ親しみやすい形で提案をまとめます

提案:新しい言葉ゲインアセスメント」を使う代わりに、既存概念用語を使う方がわかりやすいです

彼が「ゲインアセスメント」という言葉提案して、リスクアセスメント危険や損失を評価する)のような方法ポジティブな結果(成功利益ファンの獲得など)に適用したいと考えているのは、興味深いアイデアです。でも、実はそのような概念方法はすでに経済学意思決定理論マーケティングデータサイエンスの分野で存在しています。新しい言葉を作る代わりに、これらの既存概念を使うことで、読者や専門家にとっても理解やすく、応用しやす提案になると思います。以下に、該当する概念をいくつかご紹介します。

1. 期待値(Expected Value

説明: 期待値は、特定の行動や決定から得られる平均的な結果(利益成功可能性)を数値化する概念です。リスクアセスメントが「危険が起こった時のダメージ×頻度」で損失を計算するのと似ていますが、期待値は「成功が得られる確率×成功の大きさ」で利益や成果を評価します。

彼のアイデアとの関連: 例えば、特定ジャンル作品が「キラキラした」キャラクターで人気が出るかどうかを予測したい場合過去データ(そのジャンル成功確率ファンの反応)を使って期待値計算できます。これで、どの作品戦略が「ゲイン利益)」を最大化するかを評価できます

メリット: 数学的で客観的、かつリスクアセスメントと対比しやすいので、既存フレームワーク自然フィットします。




2. コストベネフィット分析(Cost-Benefit Analysis)

説明: これはプロジェクトや決定のコスト時間資源など)とベネフィット利益成功、影響力など)を比較して、全体の価値評価する手法です。リスクアセスメントネガティブな結果を扱うのに対し、コストベネフィット分析ポジティブな結果(ベネフィット)を中心に考えます

彼のアイデアとの関連: ネット上の作品コンテンツがどれだけファンを獲得できるかを予測したい場合制作コスト時間や労力)と潜在的利益視聴者数、シェア数、収益)を比較できますキラキラしたキャラクターが「ベネフィット」を増やすかどうかをデータ市場調査分析できます

メリット: ビジネスクリエイティブプロジェクトで広く使われており、データ駆動型のアプローチ可能です。


3. 情報利得(Information Gain)や相互情報量(Mutual Information)

説明: 情報理論機械学習で使われる概念で、特定データや特徴がどれだけ結果(成功や人気)を予測するのに役立つかを評価します。リスクアセスメント危険予測に使うのと似たようなロジックで、ポジティブな結果(例えば「キラキラしたキャラクターが人気になる確率」)を分析できます

彼のアイデアとの関連: ネット上のコンテンツで「キラキラした」要素がファンの関心を引きつけるかどうかを、データ分析(例えばツイートリアクションデータ)で評価できます。これにより、どの特徴が「ゲイン」をもたらすかを定量的に見つけられます

メリット: 科学的な根拠があり、データ駆動型のアプローチに適しています


4. 市場セグメンテーションとターゲティング(Market Segmentation & Targeting)

説明: マーケティングの分野で、特定ターゲット層(例えば「キラキラしたキャラクターが好きなファン」)を見つけ出し、その層がどれだけ反応するかを予測評価する手法です。

三沢さんのアイデアとの関連: ネット世界ファンを獲得したい場合、どのジャンルキャラクター中毒性や人気を持つかを調査し、ターゲット層の反応を予測できますリスクアセスメントの「ダメージ×頻度」に対応する形で、「利益×確率」を考えることができます

メリット: 実践的で、クリエイティブ産業オンラインコンテンツに直接適用可能です。

なぜ新しい言葉を作る必要がないのか?

彼が「ゲインアセスメント」と名付けたアイデアは、確かに興味深いですが、既存概念期待値コストベネフィット分析情報利得、市場セグメンテーションなど)ですでによくカバーされています。これらの概念を使うことで:

専門家や読者がすでに理解しているフレームワークを使うため、混乱が減ります

科学的・実践的な根拠に基づいたデータツール豊富に利用できます

リスクアセスメントとの対比も自然にできます(例えば、期待値リスクアセスメントの「期待損失」と対比できます)。

例えば、彼が「キラキラしたキャラクターファンを増やす」と考えている場合、以下のように既存概念表現できます

期待値: 「キラキラしたキャラクターを持つ作品成功する確率50%)×成功時のファン数(10万人)=5万人の期待ファン数」と計算

コストベネフィット分析: 「キラキラしたキャラクターを作るコスト制作時間予算)対比で、得られるベネフィット視聴者数やシェア数)を評価」。

これなら、リスクアセスメント(「危険×頻度」)と対比しながら、ポジティブな結果を体系的に考えることができます

提案のまとめ

彼には素晴らしいアイデアありがとう!でも「ゲインアセスメント」という新しい言葉を考えるのではなく、すでに存在する「期待値」「コストベネフィット分析」「情報利得」「市場セグメンテーション」などの概念を使うと

ネットでの成功や人気作品予測をよりわかりやすく、科学的にアプローチできます。これらのツールを使えば、キラキラしたキャラクターファンを増やすかどうかをデータ調査裏付けながら、戦略を立てられるよ。新しい言葉を作らなくても、既存フレームワークで十分カバーできるから、そっちを試してみてはどうかな?

この提案は、親しみやすく、かつ彼の意図尊重しながら、誤解を避ける形になっています。どう思いますか?追加の質問や調整があれば、ぜひ教えてください!

anond:20250316023739

そんな私でも理解のある彼が居ますオチじゃなくてほっこりした

俺も鬱で大学中退した後ヒキってて悶々としてた時期があるけど

どっかの時点で脳の回路が焼き切れたのか、ネガなこと考えようとすると頭の中に浮かぶ文字が途中で止まって溶けて消えるようになるようになったな

元増田必要なのは認知行動療法じゃないかな、疲れやす思考をしてるから疲れてるんだろう

ネガ思考スパッと切って楽しいことを考えられるように思考回路を持っていければ相当楽になるよ

それはさておき

座り職場で体力的な負担は少ない環境で3年働けてるってことは

職場で嫌われてない=社会的スキルがあり職能的な条件は満たしてるってことでしょ

毎日ちゃん栄養摂って7~8時間寝りゃ割と働けると思うんだけど

毎日数千歩歩いて、たんぱく質緑黄色野菜が整ったもん毎日3食たべて、睡眠時間も確保してるの?

ミッドサマー 今更見たよ

頼むからメンヘラは見ないでくれ。

まともに見たら多分病む。

この映画監督絶対に病んでる。そうじゃなきゃ、ダニのあのメンヘラっぷりをここまでリアルに描けるはずがない。多くの人は「頭おかし映画だな」と俯瞰して見るかもしれないが、自分にとっては他人事ではなかった。ダニ不安定さが妙に理解できてしまたからだ。フィクションでありながら、人が抱える問題を形を変えて描いているように感じた。

ホルガカルト集団についても、その成り立ちや教義の背景が気になって仕方がない。彼らは自他の境界曖昧にし、一つの生命体のように生きている。現代社会が「個」としての生き方を求めるのとは対照的で、その違いに強烈な違和感を覚えた。しかし、幼少期に歪んだ愛を向けられてきた自分としては、そんな共同体の在り方にほのかな憧れや癒しを感じてしまった。だからこそ、カルトのようなものがなくならないのだろうと妙に納得してしまった。

72歳になったら飛び降り死ぬという風習も、終わりが決まっているからこそ、自分時間を大切にできるし、周りも介護から解放されるという点で理にかなっている。しかし、それを倫理的に考えると完全にアウトだとも思う。介護を受けてまで生きることに疑問を抱いていた母のそばで過ごしてきた自分には、その価値観に対して少し歪んだ視点を持っているのかもしれない。

また、個を否定し、古い慣習に疑問を持たず生きるホルガの人々の姿は、正直気持ち悪かった。自分という存在を持たず、共同体の一部として生きる姿に恐怖すら感じた。しかし、それを完全に否定できなかったのも事実だ。個を重視する現代社会では孤独不安を抱えるのが当たり前だが、ホルガでは苦しみすら共有される。その姿に、どこか安らぎや理にかなったものを感じてしまったのかもしれない。

本来なら忌避すべき世界に、ほんのわずかでも共鳴してしまった自分に気づいたとき、何とも言えない気持ちになった。

2025-03-15

anond:20250315155517

少し違うかもしれないけど、レスで辛い気持ち理解してくれてないと何度も伝えるのもモラハラになるのかと思ってしまった。

拒否されて辛い気持ちは本物で自分で抱えきれないものだけど、相手からするとそもそも行為に対する熱量が違うから拒否からするとモラハラに思うのかな

anond:20250315231705

人が嫌な気持ちになると俺も嫌だから

こういう感情男性の6割ぐらいには理解できない

久保の件でアークナイツ辞めますとか言ってるやつはアークナイツのことを何もわかってない。

アークナイツ声優降板騒動

その人なりに覚悟を持ってやめたというならそれ自体尊重するけど

その理由で辞めるんだったらこから続けててもアークナイツストーリーから何かを得られるとも思えない。やめて正解。

アークナイツって、安易に信念を貫いて玉砕することを賛美するようなゲームじゃねえだろ。

私は、アークナイツという作品から「信念とは、安易に振りかざすものではない」ということを学んだ。

信念とは、理想論を語ることではない。現実の厳しさを知り、それでも諦めずに貫き続けることだ。

アークナイツキャラクターたちは、何度も挫折を味わい、時には撤退余儀なくされる。

そこで、撤退することとか一時の敗北を受け入れることが信念を曲げることって描かれてたか

そんな特攻隊を賛美するようなストーリーだったか

違うだろ。 

生存することの価値とか、残されたもの責任もっと真剣に考えてただろ。

今の時点の無力さとかは受け入れつつも、希望を捨てず、自分たちにできることを精一杯行って少しずつできることを増やしていくみたいな地道な活動をずっと続けてきただろ。

信念を貫くってそういうことじゃないんか。

ここで中国共産党に歯向かわないと、信念が折れたとか信念を曲げたって解釈するやつ、今までアークナイツから何を学んだのか。

読解力どうなってんだ。

彼らの姿は、安易正義を振りかざす者たちとは対照的だ。

今回の騒動の発端は、声優森久保祥太郎氏がウイグル人問題に関する朗読劇に参加したこと。これに対し、中国ネットユーザーから批判が上がり、アークナイツ運営は森久保氏の降板を発表した。

この対応に対し、一部のユーザーからは「表現の自由侵害する」「中国圧力に屈した」などと批判の声が上がった。

しかし、私はこれらの批判に対し、強い違和感を覚える。

彼らは、あたか自分正義の味方であるかのように振る舞うしかし、その実態は、安全場所から他人批判するだけの無責任行為だ。

普段、彼らはウイグル問題について何か行動を起こしているのだろうか。ユニクロ使うの完全にやめたんか? 中国製品を完全にボイコットしているのだろうか。おそらく、そうではないだろう。

彼らは、都合の良い時だけ正義を振りかざす。リスクを負わず責任も取らず、ただ自分承認欲求を満たすために他人攻撃する。

彼らは「虎の威を借る狐」ですらない。自身が虎である勘違いしている哀れな存在だ。

アークナイツは、滅びの美学を説く作品ではない。困難な状況でも、生き延びて希望を繋ぐことの尊さを描いている。

もちろん今回の運営対応は、私にとっても非常に残念なものだった。

中国市場を重視する運営判断は、理解できる。しかし、それでも、信念を貫いてほしかったという気持ちは消えない。

作品が潰れてしま可能性を考慮すると、安易批判することもできない。この葛藤は、私の中で今も続いている。

何万、何百万のユーザーを背負っている組織に対して、安易な信念を求める人たちの想像力のなさには、本当に残念でならない。

フェミニストはまず発達障害人達謝罪して欲しい

発達障害当事者です


障害特性や、障害起因の二次被害に苦しみながらも、何とか障害と向き合いながら投薬治療を続け

今はクローズド就労し、「普通人達」と合わせる事に苦労しつつ、何とか社会と折り合いを付けながら生きています


「男は黙ってろ」「男はウンコしか産めない」なんて、ド直球の性差別発言ヘイトスピーチをする行為の、言い訳障害を使って欲しく無かった

障害理由で、他者との境界線や、言って良い事悪い事、社会的常識や倫理観理解出来ず、ヘイトスピーチをしてしまうから許してねなんて、そんな免罪符に使って欲しく無かった

障害者だからそういう配慮にあまりにも欠けた差別発言をしてしまう、なんて理由にもならない

言われた方からしたら、相手が健常者だろうが障害者だろうがそれは「差別」だから


発達障害当事者として、まずはフェミニスト発達障害人達謝罪して欲しい

不特定多数発達障害人達に対して、発達障害人間障害を盾にして

好き勝手やって反省しない様な人間だという歪んだイメージを植え付けた事を謝罪して反省して欲しい

まずはそういう所から始めないといけないでしょう

フェミニストは、既に差別当事者なのだから


https://anond.hatelabo.jp/20250314223242

女の生理エロ扱いになった経緯が知りたい

もちろん全員がエロ扱いしてるわけじゃないが、一部の文化圏では生理エロものグループで考えているところがあって、気になる

やっぱ、汚いとか不浄だから隠してるうちに、女が隠すもの自分たちにはないもの、すなわちエロものだと一部界隈で解釈された結果なのかな

生理ウンコとか尿とか屁に近い存在だ。そういう理解が広まった場合、今度は女だけ汚いものを一つ多く出してるという理解になって、それもまたまた女性を苦しめるだろうか。まだそれなら神秘的でエロ存在でいたほうがマシなのかな

恋愛とか無理

彼氏と別れたんだよね。

彼氏っつーか、ただの都合のいい相手

だってさー、なんかLINEで「〇〇ちゃんのこと、本当に好きだよ」とか送ってくんの。は?

キモくない?

「好き」とか、そんなん知らねーし。

別に好きになれとか言ってねーし。

そもそも恋愛感情かいうやつ、一切理解できないんだよね。

で、その「好き」攻撃がしつこいから、「ごめん、そういうの重い」って送ったわけ。

そしたら「え、なんで?俺のこと嫌いになったの?」とか返ってきてさ。

はぁ?

から最初からきじゃねーっつーの! 

結局、めんどくさくなってブロックしたった。

てかさ、そもそも体の関係は良くても、それ以上を求めてくんのがマジで謎。

気持ちいいのはお互い様じゃん?

それなのに、なんで「付き合う」とか「好き」とか、そういう言葉にこだわるわけ?

意味わかんない。

あ、そうそう。それで思い出したけどさ、前の前の男もそうだった。

なんか知らんけど「特別」とか言い出して。

は?特別扱いとか、マジでどうでもいいし。

つーか、全員、同じ人間じゃん。

なんで、自分だけ特別とか思えるわけ?

脳みそ湧いてんの?

まあ、そんな感じでさ、恋愛かいクソゲーにはもうウンザリ

私、発達障害アセクシャルから

めんどくさいのは勘弁してくれよな。

レス問題辛すぎる。

夫側。セックスレスの解消に向けて話し合いをしていたけど、今まで何年も解消されなかったのもあり、自分不安気持ちに押しつぶされそうだ。


そもそも、今妻には性欲が全くないらしく一応こちらに配慮して解決策も出してくれているが本当に実行されるのか?実行されて、自分の心が満たされることはあるのか?



他のことでもしてレスについて考えなくできればいいのに、どんどん余計なことを考えてしまってダメだ。


理解感情バラバラになりそうでとても辛い。


誰か、頼むから楽にしてほしい

anond:20250315155517

自分気持ち理解してくれるか、相手気持ち理解してあげられるかっていうお互い様が大切なんだろうな

こういうの学生時代とか親とかに教えてもらうか、自分で悟ったりしないと無理だよな

男だからって女性のことを何でも性的に見るわけじゃないよ

露出の多い女性が出てくる広告とか際どいコンセプトのキャンペーンがあると、これは女性性的に消費してる!とか男はこういうのが好きなんでしょ?みたいな批判SNSで大量に噴出する。

いや、まぁ分かるよ。確かに「おいおい、これはちょっと露骨すぎるだろ」って思う広告もあるし、性的目線で見る人が一定数いるのも事実だ。

でもさ、それを「男は全員こういうのが好きなんでしょ?」みたいに一括りにされると、さすがにちょっと待ってくれよって言いたくなる。

例えば胸の大きい女性が居て、その女性の胸を見て「大きいなぁ」と思うのって、そんなに悪いことか?

これ、身長の高い人を見て「大きいなぁ」って思うのと同じような感覚なんだよ。

そこに性的意味なんてない。

ただ「物理的に大きい」という、それだけの話。

にもかかわらず、「それはセクハラです!」とか「いやらしい目で見てるんでしょ!」って言われることがある。いやいやいや、何でそうなるの?

もちろん、いやらしい目で見てる人がいるっていうのは否定しないよ。

でも、男=女性を常に性的な目で見てるっていう前提が強すぎる気がするんだよ。

例えば、街中でグラビアモデルみたいなスタイル女性を見かけたとして、その人の体型に驚くのは、筋肉ムキムキのボディビルダーを見て「おぉ、すごいな!」って思うのと同じ感覚じゃない?

それを「いやらしい目で見てる!」って言われても、いや違うからってなるんだよ。

男性によっては女性の体に興味がない人も一定数いるし、性的視点で見ることにすら罪悪感を抱く人もいる。

ネット上では「男は全員エロい」という前提で語られることが多くて正直しんどい

別に男全員が女性性的に見てない!なんて極端なことを言いたいわけじゃなくて、全員がそういう目で見てるわけじゃないんだよってことをもう少し理解してほしい。

anond:20250315210111

いろんな意味で見たやつがどれだけ理解できるのかで測れるもんはあるなウィキッド

Gemini

HHV-6B潜伏感染におけるSITH-1タンパク質によるうつ病リスク増大に関する研究

 

1. 導入

ヒトヘルペスウイルス6型(HHV-6)は、ベータヘルペスウイルス科に属する一般的ウイルスであり、主にA型B型の2つのサブタイプが存在します。これらのウイルスは、幼少期に多くの人に感染し、その後、宿主の体内で生涯にわたる潜伏感染確立することが知られています 。HHV-6B型は、移植後の患者における再活性化の主な原因となることが報告されています 。近年、HHV-6、特にその潜伏感染が、中枢神経系機能障害精神疾患との関連性を持つ可能性が注目されています

本報告では、HHV-6B型ウイルスの潜伏感染によって産生されるSITH-1(Small protein encoded by the Intermediate stage Transcript of HHV-6-1)と呼ばれるタンパク質に焦点を当てます。SITH-1は、特に脳内のアストロサイト、中でも嗅球に特異的に発現する潜伏タンパク質として同定されていますユーザーから提供された情報によると、健常者と比較してうつ病患者においてSITH-1の発現が非常に高く、SITH-1はヒトを12.2倍もうつ病になりやすくさせ、79.8%のうつ病患者がその影響を受けているとされています。これは、これまで発見されている疾患の原因遺伝子の中でも最大級の影響力を持つ可能性を示唆しています

本報告は、この重要研究結果に関する詳細な調査を行い、関連する主要な研究論文、その背景と概要フォローアップ研究評価議論さらには特許と応用可能性について解説します。

 

2. 主要な研究論文:「ヒトヘルペスウイルス6B型は潜伏感染中に視床下部-下垂体-副腎軸を活性化することによりうつ病リスクを大幅に増加させる」

2.1 タイトルと著者

ユーザー提供した情報に関連する主要な研究論文タイトルは、「Human Herpesvirus 6B Greatly Increases Risk of Depression by Activating Hypothalamic-Pituitary -Adrenal Axis during Latent Phase of Infection」です 。この論文の著者は、小林信行氏、岡菜生美氏、高橋真弓氏、島田和哉氏、石井梓氏、立林良敬氏、重田雅大氏、柳沢裕之氏、そして近藤一博氏であり、そのほとんどが慈恵医科大学東京)のウイルス学講座および精神医学講座に所属しています近藤一博氏は、SITH-1の研究において中心的な役割果たしている研究者として知られています

 

2.2 背景と理論根拠

この研究の背景には、高頻度にヒトに感染するHHV-6B型の潜伏感染が、宿主にどのような影響を与えるのかについての理解が限られているという現状がありました 。HHV-6B型は、多くの人が幼少期に感染し、その後生涯にわたって潜伏しますが、その潜伏期における非腫瘍性疾患への影響は、これまで十分に解明されていませんでした。過去研究では、脳におけるHHV-6A型およびB型の再活性化気分障害との関連性が示唆されていましたが、潜伏感染時に発現する特定タンパク質役割については、さらなる調査必要とされていました 。特に嗅球のアストロサイトはHHV-6B型の潜伏の主要な部位の一つであることが知られており 、この部位での潜伏感染気分障害にどのように関与するのかを明らかにすることが、本研究重要動機となりました。

 

2.3 研究方法

研究者らは、まず、アストロサイトで特異的に発現する新規のHHV-6B型潜伏タンパク質であるSITH-1を同定しました 。この同定は、HHV-6B型と近縁のヒトサイトメガロウイルス(HCMV)の潜伏タンパク質との類似性に基づいて行われました。次に、SITH-1の機能を解析するために、マウスモデルが用いられました。具体的には、マウス嗅球のアストロサイトにおいてSITH-1の産生を誘導し、その影響を詳細に観察しました 。さらに、ヒトにおけるSITH-1の関連性を調査するために、うつ病患者と健常者から採取した血清を用いて、活性化されたSITH-1-CAML複合体に対する抗体価をELISA法により測定しました 。CAML(calcium-modulating ligand)は、SITH-1と結合して活性化複合体を形成する宿主タンパク質です 。

 

2.4 主な発見

マウスモデルを用いた実験の結果、SITH-1の産生が誘導されたマウスは、嗅球におけるアポトーシス細胞死)、視床下部-下垂体-副腎(HPA)軸の過活動、そしてうつ病様の行動を示すことが明らかになりました 。HPA軸は、ストレス反応や気分調節に重要役割を果たす内分泌系であり、その過活動うつ病との関連が深く知られています

ヒトの血清を用いた解析では、SITH-1とCAMLが結合した活性化複合体に対する抗体の血清抗体価が、健常者(24.4%)と比較してうつ病患者(79.8%)で有意に高いことが判明しました 。この抗体陽性とうつ病との間のオッズ比は12.2であり、SITH-1がうつ病リスクを大幅に増加させる可能性が示唆されました。研究者らは、SITH-1がCAMLに結合することで活性化複合体を形成し、細胞からカルシウムイオン流入を促進し、それが嗅球アポトーシス引き起こし、最終的にHPA軸を活性化することでうつ病様の症状を引き起こすというメカニズム提唱しています

 

3. フォローアップ研究裏付けとなる証拠

3.1 複製および拡張研究

主要な研究論文の結果を受けて、他の研究者や同じ研究グループによるフォローアップ研究が行われています2008年近藤氏が発表した抄録では、うつ病患者の半数以上が抗SITH-1抗体陽性であったと報告されており 、これは初期の発見を支持するものです。一方、炎症性腸疾患(IBD患者におけるSITH-1の関連性を調査した研究では、ベックうつ病質問票を用いた評価が行われていますが 、主要な研究論文と同様の方法論や結果(特にうつ病患者における高い有病率)を直接的に再現したものではありません。これらのフォローアップ研究は、SITH-1とうつ病との関連性をさらに深く理解するために重要役割果たしてます

 

3.2 メカニズム研究

主要な研究論文提唱されたHPA軸の関与するメカニズムについては、その後の研究によってさらに詳細な解析が進められています。SITH-1の産生が、ストレスホルモンであるコルチコトロピン放出ホルモン、ウロコルチン、REDD1(regulated in development DNA responses-1)などのうつ病関連因子を上方制御することが示されています 。また、SITH-1の産生は細胞カルシウムレベルの上昇やmTORC1シグナリングの低下を引き起こすことも報告されており、これらの変化はうつ病精神疾患において一般的に見られる現象です 。マウスモデルを用いた研究では、SITH-1を発現させたマウスストレス反応の亢進を示すことも確認されており 、これらの結果は、SITH-1がHPA軸の機能不全を通じてうつ病を引き起こす可能性を強く示唆しています

嗅球アポトーシス潜在的役割についても、研究が進められています。SITH-1モデルマウスにおいて嗅球アポトーシスが観察されていること 、そしてHHV-6が嗅覚経路を介して脳内を移動し、嗅球が潜伏性HHV-6の貯蔵庫となることが知られている ことから嗅球におけるSITH-1の作用が、HHV-6による脳機能への影響、特に気分調節に関連する領域への影響の重要な経路である可能性が示唆されています

 

3.3 遺伝子多型とHHV-6

近年では、HHV-6自身遺伝子変異が、SITH-1の発現やうつ病リスクにどのように影響を与えるのかについての研究も行われています小林ら(2024年)による研究「ヒトウイルス叢における主要うつ病の強力な遺伝リスク因子の同定」では、SITH-1遺伝子の上流にあるR1リピート領域の多型が同定され、このリピートの数が少ないほどSITH-1の発現が高く、MDD患者ではリピート数が有意に少ないことが明らかになりました 。この遺伝子多型は、うつ病リスクを5.28倍に増加させる可能性があり、さらにMDDの家族歴とも関連していることが示唆されています。この研究は、HHV-6Bの遺伝多様性が、SITH-1を介したうつ病発症リスクに影響を与える可能性を示唆しており、うつ病遺伝的要因の解明に新たな視点提供しています

さらに、タイで行われた複数研究では、HHV-6の陽性率やウイルス量と、TNF-α変異やSLC6A3、BDNF、JARID2などの遺伝子SNP一塩基多型)との関連性が調査されています 。これらの研究の一部では、特定SNPがMDD患者におけるHHV-6の陽性率やウイルス量と有意に関連していることが報告されており、宿主遺伝的背景とHHV-6感染が複雑に相互作用してうつ病発症に関与する可能性が示唆されています

 

4. 評価議論

4.1 研究結果の意義

主要な研究論文における発見は、うつ病の病因の理解において画期的進歩となる可能性があります特定ウイルスタンパク質であるSITH-1が、明確な分子メカニズムを通じてうつ病リスクを大幅に増加させる可能性を示したことは、これまで主として神経学的または心理的な疾患と考えられてきたうつ病の一部に、ウイルス感染という新たな側面が存在することを示唆しています12.2倍という高いオッズ比と79.8%という有病率は、SITH-1が相当数のうつ病患者において重要役割果たしている可能性を示しています

 

4.2 強みと限界

この研究の強みとして、in vitro細胞実験、in vivoマウスモデル、そしてヒトの血清を用いた解析という複数モデルを組み合わせることで、SITH-1の役割多角的検証している点が挙げられます。また、SITH-1とCAML相互作用、それに続くカルシウム流入嗅球アポトーシス、そしてHPA軸の活性化という具体的な分子メカニズム提唱していることも、この研究重要な貢献です。

一方、限界としては、抗体解析に用いられた患者集団特定特性を持つ可能性があり、その結果が全てのうつ病患者一般化できるとは限らない点が挙げられます。また、SITH-1-CAML複合体の形成がどのようにHPA軸の活性化うつ病につながるのかという詳細なメカニズムについては、さらなる解明が必要です。さらに、遺伝的要因や環境要因など、SITH-1以外の要因との相互作用についても、今後の研究検討されるべき課題です 。主要な研究論文では、SITH-1に関する発見がHHV-6Bに特有のものである可能性も指摘されています

 

4.3 科学コミュニティの反応

主要な研究論文Human Herpesvirus 6B Greatly Increases Risk of Depression...」(小林ら、2020年)は、発表以来、科学コミュニティから注目を集めており、その後の研究で頻繁に引用されています 。これらの引用は、ウイルス(HHV-6を含む)と口腔灼熱症候群や大うつ病などの精神疾患との関連性を探る研究において、しばしば遺伝的要因やHPA軸との関連性という観点から言及されています。また、同じ研究グループによるフォローアップ論文「Identification of a strong genetic risk factor...」(小林ら、2024年)も発表されており 、この研究ラインへの継続的な関心を示しています。これらの反応は、SITH-1と精神疾患との関連性に関する研究が、今後の精神医学研究において重要方向性の一つとなる可能性を示唆しています

 

5. 特許と応用可能

5.1 SITH-1と気分障害に関連する特許

近藤一博氏らの研究グループは、SITH-1と気分障害に関連する複数特許を出願・取得しています 。これらの特許は、主に以下の点に関するものです。

これらの特許は、SITH-1研究の成果を臨床応用へとつなげるための積極的な取り組みを示しており、特に断薬治療法の開発に大きな期待が寄せられています

 

5.2 潜在的な診断応用

研究成果に基づき、抗SITH-1抗体を検出する診断アッセイや、HHV-6BのR1リピート領域遺伝子多型を検出する遺伝子検査の開発が期待されます 。これらの診断ツールは、特定うつ病患者をより客観的特定し、個別化された治療アプローチの開発に貢献する可能性があります

 

5.3 潜在的治療応用

HHV-6Bを標的とする抗ウイルス療法やワクチンの開発も、潜在的治療応用として考えられます特に、鼻腔スプレーによる薬剤送達は、嗅球への直接的なアプローチ可能となるため、注目されています。ガンシクロビルなどの既存の抗ウイルス薬が、その抗ウイルス作用免疫調節作用を通じて、うつ病治療に役立つ可能性も示唆されています

5.4 その他の潜在的な応用

SITH-1またはその関連マーカーは、うつ病の病因に関するさらなる研究のためのバイオマーカーとして、あるいは高リスク個人特定するためのツールとして活用される可能性があります

 

6. 結論

本報告は、HHV-6Bの潜伏感染によって産生されるSITH-1タンパク質が、うつ病リスクを大幅に増加させるという重要研究結果について詳細に解説しました。主要な研究論文は、SITH-1-CAML複合体の形成嗅球アポトーシス、そしてHPA軸の活性化というメカニズムを通じて、SITH-1がうつ病様の症状を引き起こす可能性を示唆していますフォローアップ研究では、HHV-6Bの遺伝子多型がSITH-1の発現に影響を与え、うつ病リスク家族歴と関連していることが明らかになりました。

これらの発見は、うつ病の複雑な病因の理解を深める上で非常に重要であり、抗SITH-1抗体やHHV-6Bの遺伝子多型に基づく新たな診断ツールの開発、そして抗ウイルス療法やワクチンといった新たな治療戦略可能性を示唆しています。今後の研究により、SITH-1と精神疾患との関連性がさらに解明され、うつ病の予防、診断、治療革新的な進展がもたらされることが期待されます

anond:20250315205035

公共施設普通に使わせろ、が

女とエレベーターで2人きりになれないと息が詰まる

になるんだ?

基本的人権理解してなさそう。

学歴SNS

から10年前、大学の同期がSNSアカウントを一切持っていなかったことを知った。

 

不思議に思い理由を尋ねると、以下のように答えた。

「せっかく中学受験大学受験をくぐり抜けて優秀な仲間に囲まれているのに、わざわざ有象無象に飛び込む理由は無いじゃないか

これには少し不快感を憶えた。選民思想でも持ってるのか?と感じたほどだ。

 

あれから10年。

TwitterはXに名前を変え、ポスト収益化が始まり、以前にも増して感情を煽るようなポストが並ぶようになった。

そこには、画面上の見たものすべてを信じてしまう人々が群がっていた。

 

最近財務省解体デモを見て、10年前の友人の言葉が頭に響き渡っていた。

Xでの書き込みはとてもじゃないが思慮が足りておらず、考えられて書き込まれているとは思えないものばかりだ。

論理思考力」という言葉があるが、この力は特別な訓練がなければ身につかないものである

通常は高校までの丸暗記・詰め込み型の教育で身につけられるものではなく、大学での探求・研究過程で身についていく。

もう少し抽象度を上げると「熟慮力」とでも呼べるだろうか。

 

もしこれを読んでいる大学生や、大卒社会人がいるなら、今からでも遅くはないのでXで(少なくとも)政治的話題を読むことを辞めたほうがよい。

気になる話題は、会社の同僚や周りの友人と直接会話してみてはいかがだろうか。

そのほうがもっと有意義時間を過ごすことができ、テーマに対しての理解がより深まるだろう。

anond:20250315204818

女とエレベーターで2人きりになれないと息が詰まるってのを男性の4割ぐらいは理解できない

自然とやってるものから

anond:20250315204505

そういう話題小説を例に出すと、

実は小説の前に『大説』があったんですよデュフフフ…

って、頭いいつもりの無知情報を正しく理解できない)なオタクが出てくるから気をつけな。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん