全国の警察が今年上半期(1~6月)に確認した振り込め詐欺などの「特殊詐欺」の認知件数は8863件で、前年同期を37.6%上回ったことが3日、警察庁のまとめ(暫定値)で分かった。コンビニで手に入る電子マネーやキャッシュカードが狙われる被害が急増しており、同庁は「被害額の比較的小さい犯行が多数回行われる傾向にある」と警戒している。被害額は約186億8千万円と依然として高水準だったものの、前年同期よ
車を制御するコンピューターを自分が用意した別の機器にすり替えてエンジンをかけ、そのまま走り去る窃盗事件が相次いでいる。「積み替え」と呼ばれる手口で、主に被害に遭っているのはトヨタのハイブリッド車「プリウス」だ。警察は、新たな自動車盗の手口とみて警戒を強めている。 6月上旬、堺市のコインパーキングから、プリウスが盗まれた。すでに目的を果たした後だったのか、約10日後、車は約6キロ離れた大阪市内で乗り捨てられているのが見つかった。ハンドル付近のカバーがこじ開けられ、車の制御機器が取り外されていた。 現在多くの車は電子制御されている。本来の電子キーを操作すると、登録番号が一致して制御機器が作動し、ドアの鍵が開いたり、エンジンがかかったりする仕組みだ。制御機器を付け替えると、それに伴って別の電子キーが有効になる。 堺の事件について、大阪府警はこうした「積み替え」と呼ばれる手口で車が盗まれたとみてい
振り込め詐欺などの特殊詐欺による被害を減らそうと、京都府警は詐欺グループが使った電話番号にパソコンから集中的に電話をかけ続け、次の犯行に悪用されないようにするシステムを12日から導入しました。 警察が振り込め詐欺などに使われた電話番号を把握しパソコンに入力すると、ソフトがその番号に集中的に電話をかけ続け、次の犯行に悪用できなくする仕組みです。 ことしに入ってから先月末までに京都府内で起きた特殊詐欺の被害件数は、未遂も含めると去年の同じ時期の2倍近い123件に上り、統計を取り始めた平成23年以降最悪のペースで増えています。 警察の試算によりますと、去年このシステムを導入していれば被害総額の7億4100万円のうち、最大17%にあたるおよそ1億2500万円の被害を防ぐことができた可能性があるということです。 こうしたシステムの導入は兵庫と長野に続き、京都府警が全国で3番目です。 京都府警察本部刑
フリーマーケットアプリ「メルカリ」でデパートなどが出した領収書が売られていたとネット上で指摘され、物議を醸している。メルカリでは、当初から出品を禁止しており、見つけ次第削除していると説明している。 メルカリを巡っては、2017年4月に入って、現金やチャージ済みSuicaなどが額面以上で売られていることが分かり、次々に出品禁止になった。 「個人事業主の脱税に使われるよね?」 今度は、あて名が空欄や「上様」となった領収書がまとめて売られていると、4月27日にツイッター上で指摘があった。 その投稿を見ると、飲食代として1000円、書籍代として1944円などと書き込まれた領収書が少なくとも十数枚あり、中にはデパート名が出ているものもあった。そして、送料込みで1万1000円の値段が付いていた。 「個人事業主の脱税に使われるよね?」「こんなのよく思いつくなぁ」「領収書を売ること自体は犯罪にならんのかな
ブラジル南東部エスピリトサント州で、治安維持を担う州軍警察がストを始めたところ、治安が急速に悪化し、4日間で少なくとも75人が殺害される事態になった。銃撃戦や商店からの略奪も相次ぎ、公共交通機関や役所はサービスを停止。市民はおびえて外出できない状態になっているといい、連邦政府は軍や警察など1千人以上を投入して治安回復に乗り出した。 報道によると、軍警察が賃金の増加や労働環境の改善などを求めてストを始めたのは3日。州文民警察のまとめでは、4~7日に州都ビトリアを中心に殺人事件が急増した。遺体保管所の冷蔵庫はいっぱいになり、床に遺体が並べられている状態だという。死者のほとんどは麻薬組織の関係者とされる。街頭の警備が手薄になったため、抗争を激化させたとみられる。 商店からの略奪も多発。多くの商店が閉鎖し、学校は休校が続いている。住民は日中も外出を控え、人通りはまばらだという。 軍警察のストは憲法
勤務先の経営者が住む38階建てマンション最上階の部屋に侵入し、現金3500万円と腕時計5個(時価合計約980万円相当)を盗んだとして、神奈川県警は28日、横浜市中区翁町2丁目の飲食店従業員、山品聡志容疑者(33)を窃盗の疑いで逮捕し、発表した。容疑を認めており、「自分の店を出したかった」と話しているという。 神奈川署によると、山品容疑者は21日午後3時30分ごろから22日午後7時ごろまでの間に、店の経営者(28)が住む同市神奈川区の部屋に侵入し、クローゼットにあった現金と、透明のケースに陳列されていた時計を盗んだ疑いがある。屋上からロープを伝ってベランダに降り、鍵の開いていた窓から侵入したとみられるという。山品容疑者は経営者宅に何度も招かれており、現場の事情に詳しかったという。(天野彩)
世界中から建築家が訪れる革新の都市「コロンビア・メデジン」――世界最悪レベルの治安が劇的に改善した理由とは? コロンビア在住ライター・森本進也がリアルな現地リポートをお送りする本連載。記念すべき第1回は、世界から注目を集めるコロンビア第2の都市「メデジン」についてリポートします。 By Iván Erre Jota Flickr コロンビアってどんな国?みなさん、コロンビアと聞いてどういったイメージが思い浮かびますか? 治安が悪い、サッカー、コーヒー、ラテン美女などなど、いろいろ思い浮かぶと思います。 まず、コロンビアについて簡単にご紹介します。コロンビアは南アメリカ大陸の北端に位置します。面積は日本の約3倍で、内陸、山間、海側の土地ごとにそれぞれ文化、人種、治安状況も異なり、なかなか多様です。 By Jay Cross Flickr なかでも、みなさんにぜひともご紹介したい興味深い都市が
アフリカのナイジェリアで今月21日、税関職員が大量のニセ米を押収したと、現地のマスコミが伝えている。報道によると、押収したニセ米はプラスチック製で、108袋、合わせて2.5トンにも及ぶという。 現地の税関職員の話によると、このニセ米はナイジェリアの最大都市ラゴスの港から入ってきたもので、中国から輸入されたのではないかという疑いが持たれている。 ナイジェリアの税関当局はすでに一人の容疑者を逮捕して取り調べを進めており、押収したニセ米は検査機関に送り、化学的な分析を待っているところだという。 ナイジェリアでは米は主食として食べられており、クリスマスから新年にかけて食料品の物価が上昇することから、悪徳業者がこれに乗じてニセ米を売って儲けようという魂胆で輸入したのではないかと現地当局では推測している。 このニセ米は、見た目は本物のお米とほとんど変わらず、炊く前ならば手で触った感触はほとんど同じ。た
五輪開幕を翌日に控えたブラジル・リオデジャネイロ市内で4日、「ロシアの副領事」と名乗る男が車を運転中に、拳銃を持った2人組の強盗に襲われた。男は相手の拳銃を奪い取り、その場で強盗の1人を射殺し、残りの1人を撃退した。地元メディアは当初、男を「副領事」と報じたが、その後、身分証明書が偽物だったことがわかった。 報道によると、現場は五輪のメイン会場となる五輪公園から直線距離で約3キロの大通り。事件が起きた午前中は渋滞していたという。男が運転する車が停車したところに、強盗が2台のオートバイで近づき、1人が窓ガラスを破壊。銃で脅して車を奪おうとした。 撃たれた強盗は即死。別の1人は逃走した。当時、車内には男の妻と娘が同乗していたという。男は警察にロシアの副領事であることを示す身分証明書を示したが、後になって偽物とわかったという。 在リオのロシア総領事館は地元…
2014年に起きた43人学生失踪事件の真相究明と生還を求めるデモ。photo by ProtoplasmaKid on Wikimedia Commons 2007年から2011年までのメキシコで殺害された人の数が『lainformacion.com』に掲載されている。その数、なんと2007(8867人)、2008(1万4006人)、2009(1万9803人)、2010(2万5757人)、2011(2万7213人)だという。5年間でざっと9万5000人以上が殺害されているのだ。 そしてメキシコ政府が認めている行方不明者数は、ここ数年間のうちに175人の外人を含め2万8161人だとしている。実際にはその被害者の数はもっと多いと推測されている。何故なら、通報されていない事件がたくさんあるからだという。しかし目立つのは、その中で〈15-24才の青少年が7957人もいる〉ということだ。(参照:「i
(CNN) 米オハイオ州の刑務所上空に小型無人機(ドローン)が飛来して、麻薬などが入った小包を落としていく騒ぎがあった。 州当局の調べによると、同州のマンスフィールド刑務所で先週、北側の中庭に集まっていた受刑者75人の間で乱闘が発生。防犯カメラの映像を調べたところ、乱闘の原因は、ドローンが上空から落としていった小包みあることが分かった。 中に入っていたのはたばこ144.5グラム、マリフアナ65.4グラム、ヘロイン6.6グラム。小包はその後、フェンス越しに南側に投げ込まれた。 刑務所は催涙スプレーを使って騒ぎを鎮め、受刑者には全裸の身体検査を受けさせてから監房へ戻ることを許可。9人については独房に入らせた。 南側に投げ込まれた小包は、後に機械室から見つかった。 広報によれば、同刑務所で小型無人機が絡む騒ぎが起きたのは今回が初めてではないという。刑務所では、今後も何者かがドローンを使って麻薬な
メキシコ麻薬密売組織「シナロア・カルテル」の最高幹部、「エル・チャポ」ことホアキン・グスマン受刑者が同国アルティプラーノの刑務所から脱走した際に使ったとみられるトンネルの出口とみられる穴(2015年7月12日撮影)。(c)AFP/YURI CORTEZ 【7月12日 AFP】(一部更新、写真追加)メキシコ治安当局は12日、麻薬密売組織「シナロア・カルテル(Sinaloa Cartel)」の最高幹部で麻薬王として知られる「エル・チャポ(El Chapo)」ことホアキン・グスマン(Joaquin Guzman)受刑者(58)が、メキシコ市(Mexico City)郊外の刑務所から脱走したと発表した。グスマン受刑者の脱獄は2001年に次いで2回目。 国家公安機構の声明によると、グスマン受刑者はメキシコ市の西方90キロに位置するアルティプラーノ(Altiplano)の刑務所に収容されていた。同受刑
茨城県警生活環境課などは26日、売春防止法違反(契約、周旋)の容疑で、NPO法人「茨城人権擁護支援会」理事長で、風俗店経営の鈴木雅也容疑者(61)=茨城県下妻市下木戸=と同法違反(周旋)の容疑で従業員の初沢宗一郎容疑者(22)=同市下妻乙=逮捕し、27日に水戸地検下妻支部に送検した。 逮捕容疑は昨年12月、茨城県下妻市下木戸の無店舗型風俗店「セレブな愛人アマン」の事務所で、県立高3年の女子生徒(18)と売春契約を結び、今年2月5日、同市内のホテルで男性客(25)に売春行為をさせたとしている。 生活環境課によると、鈴木容疑者は昨年12月、風俗店と知らずにアルバイトの面接にきた女子生徒の免許証などをコピーして「家に行くぞ」などと脅し、売春を強要していたとみられる。女子生徒は昨年12月から、県警に保護される今年2月までの3カ月間に、男性客約60人を相手に売春をさせられていたとみられるという。 生
①全国のNTTの電話交換機がすべてデジタル化されたため 秒単位で逆探知が可能になったため犯人側から身代金要求の連絡が困難になった ②携帯電話を使用しても即座に所有者を調べる事が簡単になり 他人名義の携帯も作る事が困難になった上プリペイト携帯も身分確認が必要となり 匿名性が無くなった上携帯電話の所在地が携帯会社ならほぼピンポイントで確定できるようになったため ③携帯電話の普及で公衆電話が削減され脅迫電話掛けるにも公衆電話が使いにくくなった上数が減ったので警察が張り込みしやすくなった ③銀行振り込みさせても1日の引き落としに50万から100万の制限がつけられたうえ 全国銀行データシステムを使用すればどこのATMで引き出そうとしているかすぐ分かるようになりこの方法での受取が困難になった ④誘拐事件の場合管轄警察は全力を挙げて捜査に当たるため捕まるリスクが莫大になった なので此処最近は聞かなくなり
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