青山学院大が10時間43分42秒という驚異的な大会新記録を叩き出し、総合優勝を果たした第98回箱根駅伝。今年は、昨年優勝を飾った駒澤大の記録(10時間56分台)でも7位相当という高速レースとなった。10年以上、塗り替えられなかった1区と9区の区間記録もついに更新。すべての区間記録がこの3年以内に出されたものとなった。 この高速化はシューズの影響なのだろうか。そして今大会のシューズはどう変わったのか――。選手の足元をつぶさにチェックしてきた駅伝マニア集団「EKIDEN News」(@EKIDEN_News)の西本武司氏が、選手の足元から最新シューズ事情を紐解く。 ◆◆◆