出版社: 国書刊行会(2023-09-17) 単行本: 372 ページ / 5.5118 x 1.29921 x 8.03148 inches ISBN-10: 4336075190 ISBN-13: 9784336075192 紹介 『ドードーをめぐる堂々めぐり』著者川端裕人が贈る、スリリングで感動的な「絶滅動物小説」!科学記者の「タマキ」は、ゲノム研究者になった幼馴染「ケイナ」と二十年ぶりに再会した。ステラーカイギュウ、リョコウバト、オオウミガラス、そして、ドードー鳥と孤独鳥……自然豊かな房総半島南部の町で過ごした小学生の頃から、絶滅動物を偏愛してきたふたり。カリフォルニアで最先端のゲノム研究「脱絶滅」に取り組むケイナに触発されたタマキは、江戸時代に日本の長崎に来ていたという「ドードー鳥」の謎と行方を追う旅へと乗り出した。〈もっと知りたいと願った。 ドードー鳥と孤独鳥の秘密を、ケイナち
そんな怪物のような鳥がかつては存在したのである。 ここでは残念ながら、すでに絶滅してしまった先史時代の怪鳥たちを紹介しよう。 ケレンケン・ギレルモイ(Kelenken guillermoi) Super Depredadores Prehistoricos”Aves del Terror” El Kelenken y el Titanis. 1500万年前、鳥でありながら南米大陸の生態系の頂点に君臨していたこの恐鳥類は、テウェルチェ族に伝わる悪魔ケレンケンにちなむ名を冠している。背丈は3メートルに達し、その頭部は長さ70センチと鳥類の中では史上最大の大きさ。巨大なクチバシは、現代のタカでさえ可愛く見えてしまうほどだ。 化石が発見されたのはアルゼンチン。飛ぶことはできなかったが、フォルスラコス科最速の脚力で俊敏に走り回り、大型の肉食動物として獲物を捕獲したほか、死肉も貪ったのではないかと考え
握力150キロ、飛行パワーはライフルの銃弾に匹敵credits: leon_moore_nature_experienceオウギワシは、中央アメリカから南米に伸びる熱帯雨林を生息地としています。 オスよりもメスの方が大きくなるそうですが、基本的に全長は1mを越え、翼幅は2m30cmに達し、体重は4〜8kgもあります。平均寿命は、25〜35年に及ぶそうです。 飛行スピードは最大80km/hまで加速し、その際の鉤爪の衝撃力は1800ジュール。このエネルギーはアサルトライフルから放たれる銃弾に匹敵します。 credits: Judie Custer 黒々と伸びる爪はクマのそれよりも長く、握力は150kg近く達するという規格外のパワーの持ち主です。 通常は熱帯雨林の林冠上部で生活し、空中を主戦場とすることもあって基本的に天敵はいません。 彼らは、サルやヤマアラシ、ナマケモノ、鳥、ヘビなど、かなり大
鳥類にも聖母マリアの存在が確認された。絶滅危惧種であるカリフォルニアコンドルのメスが、処女懐妊してオスのヒナ2羽を産んでいたことが明らかになったそうだ。 メスがオスなしで子供を作ることを「単為生殖」といい、トカゲ・ヘビ・サメなどで確認されている。だがコンドルまでもがオス要らずという初めての事実に、科学者も驚いているそうだ。 絶滅危惧種のカリフォルニアコンドル 全長140センチに達し、翼をひらけば270センチもある雄々しいカリフォルニアコンドルだが、アメリカ南西部とメキシコにわずかに500羽残るだけ。絶滅危惧種に指定されている。 野生の個体は1980年代には20数羽にまで激減していたが、懸命な保護活動のおかげで、最近では数を増やしつつある。 [動画を見る] The Giant Bird That Got Lost in Time近くにオスがいるにもかかわらず、単為生殖でヒナを産んだメスを確認
誕生鳥は、自分の誕生日にちなんだ鳥のことを指します。 よく知られる誕生石や誕生花と同じものと考えてよいでしょう。 3年ほど前に、ツイッターなどを通じで広まったとされています。 どういった定義で決められているのは不明ですが、一度自分の誕生鳥を調べてみてはいかがでしょうか。
絶滅した飛べない鳥といえば、真っ先に「ドードー」が思い浮かぶが実はこれだけではない。しかも絶滅したはずのその鳥は、その後数万年のときを超えて蘇り、進化まで遂げていたというから驚くではないか。その鳥の仲間がこちらである。The bird that came back from the dead. How one species of flightless bird evolved again, having previously gone extinct.https://t.co/3dSfg6IVqf pic.twitter.com/DYbM8gCaC1— University of Portsmouth (@portsmouthuni) 2019年5月10日死から蘇った鳥。絶滅した飛べない鳥が再び進化。英ポーツマス大学とロンドン自然史博物館の共同研究によると、この鳥はクイナの仲間で、数万年
(CNN) ポーランドで数年前に発見された同国最古の人骨は、巨大な鳥の餌にされたネアンデルタール人の子どもの骨だったことが、人類学研究チームの調査で明らかになった。ポーランド科学・高等教育省が発表した。 見つかったのは長さ1センチほどの手の指の骨2本で、5~7歳のネアンデルタール人の子どもの骨だったと推定される。発見時は動物の骨と一緒になっていたことから、人骨と判明したのは今年に入ってからだった。 年代は11万5000年前と特定された。それまでポーランドで見つかった人骨の中では、約5万2000年前のものが最古とされていた。 指の骨の表面は、多数の穴で覆われていた。研究者はこれについて、「大きな鳥の消化器官を通過した結果だった」と解説する。子どもは鳥に襲われて身体の一部を食べられた可能性も、死後に鳥の餌になった可能性もあるという。保存状態が悪かったため、DNA鑑定はできなかった。 骨は数十年
NHK Eテレ編集部 @nhk_Etele 【今夜10時 ホントに鳥は飛びたいのか?】 空を飛べたら気持ちいいだろうなぁ~。 しかし鳥にとって「飛ぶ」とは一大事!? 鳥よ、君たちは飛びたいのか? 「#又吉直樹のヘウレーカ!」#Eテレ 9月5日(水)午後10時 www4.nhk.or.jp/heureka/x/2018… リンク 又吉直樹のヘウレーカ! - NHK 又吉直樹のヘウレーカ! - NHK お笑い芸人で作家の又吉直樹が、「言われてみればどうして?」という暮らしに潜むフシギを見つけ出しひも解く教養バラエティ! 「ヘウレーカ」とは“わかった”“発見した”という意味で古代ギリシャの科学者、アルキメデスが「アルキメデスの原理」を発見したときに、嬉しさのあまり裸で「ヘウレーカ!」(古代語の εuρηκα)と叫びながら街中を走った、という故事にちなんでいます。自然科学を中心に様々な分野の研究者
求愛行動の最中、頸の気嚢を膨らませる雄のアトウォーター・プレーリー・チキン。絶滅の危機に瀕しているこの鳥は、テキサス州南東部にごくわずかな数が生息している。(PHOTOGRAPH BY BATES LITTLEHALES, NATIONAL GEOGRAPHIC) 米魚類野生生物局の生物学者マイク・モロウ氏が、初めて野生のアトウォーター・プレーリー・チキン(ソウゲンライチョウの仲間)を見たのは、1983年のある夜のことだった。氏は当時、米テキサスA&M大学の大学院生で、その日は別の研究者の調査に同行していた。彼らは早朝、太陽が昇る前に現場の草原に到着した。 「暗闇の中に座っていると、突然、鳥たちが飛んでくる羽音が聞こえてきたんです。ほどなく、彼らはウーウーという独特の音を出し始めます。これは『ブーミング』と呼ばれます。声は聞こえても、姿はまだまったく見えません。やがて夜が明けて明るくなって
以前はC. ciconia(現:ヨーロッパコウノトリ)およびその亜種C. c. boycianaの和名がコウノトリとされていた[10]。ヨーロッパコウノトリとの間に雑種ができるため亜種とする説もあったが[10]、DNA交雑法では別種とされた[6]。 広義のコウノトリは、コウノトリ亜科に属する鳥類の総称である。ヨーロッパとアフリカ北部には、狭義のコウノトリの近縁種であるシュバシコウCiconia ciconiaが棲息している。羽色は似ているが、クチバシは赤。こちらは数十万羽と多く、安泰である。「コウノトリが赤ん坊を運んでくる」などの伝承は、シュバシコウについて語られたものである[要出典]。 シュバシコウとコウノトリとの間では2代雑種までできているので、両者を同一種とする意見も有力である。この場合は学名が、シュバシコウはCiconia ciconia ciconia、コウノトリはCiconia
ワシが巣の中で、ライバルの鳥であるノスリのヒナを育てている珍しい様子が、カナダのブリティッシュ・コロンビア州で発見された。生物学者や愛鳥家は、ヒナが成鳥になるまで生き延びることができるのか見守っている。 育てる側のハクトウワシと、育てられているアカオノスリはどちらも猛禽類で、本来なら激しくいがみ合うライバル同士だ。過去に、両者が壮絶な死闘を繰り広げる様子がビデオに撮影されたこともある。地元の専門家によると、今回のようなほほえましい異種間交流は、この地域では過去に2回しか観察されたことがない。(参考記事:「動物大図鑑 アカオノスリ」) 見つかった場所は、ショール・ハーバー渡り鳥保護区。ベイマツの木の上にあるハクトウワシの巣の中で、一回り大きなハクトウワシのヒナ3羽と一緒にアカオノスリのヒナが親鳥からエサを与えられていた。 この珍風景は、ハクトウワシの母性本能のなせる業かもしれない。 巣を監視
カラパイアではこれまで、様々な猛禽類が、人間に恩返しするストーリーをお伝えしてきたが、やはり彼らは恩を忘れない生き物のようである。 南アメリカ大陸に生息する猛禽類のコンドルは、翼を広げるとが3メートル以上もある巨大種だが、やさしくしてくれた人をいつまでも覚えているようだ。 アルゼンチンに住む牧場主のエドガルドさんは、今年の3月、自宅の敷地内で傷ついたコンドルのヒナを発見し保護した。 Heart warming moment condor shares a hug with rescuer 傷ついたコンドルのヒナを保護、無事に野生に戻す 傷ついたコンドルのヒナを発見したエドガルドさんは、敷地内でヒナのけがの回復を待つことにした。 エドガルドさんが専門家に話を聞いたところ、このコンドルはオスで、前年の秋に生まれたオスで、親鳥とはぐれてしまった可能性が高いという。 エドガルドさんはコンドルにコン
都市部にすむ鳥たちに異変が起きている。ゴミをあさるカラスが東京都心から消え、ツバメやスズメなども数を減らしている。カラスの場合は対策が進んだためだが、ツバメやスズメは古い住宅やビルが減って巣に適した場所がなくなってきたことも大きい。一方で、オオタカといった猛きん類やカワセミなどは都市に戻っている。都内の繁華街では、生ゴミをあさるカラスが社会問題になった。だが最近では、我が物顔で振る舞うカラスの
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