江原特別自治道庁 江原特別自治道(カンウォンとくべつじちどう、朝: 강원특별자치도)は、朝鮮半島中東部、大韓民国(韓国)の北東部にある道。日本海に面している。 江原の名は朝鮮八道の江原道から引き継いだものであり、軍事境界線(北緯38度線)を挟んだ朝鮮民主主義人民共和国側にも江原道が存在している。名前のもととなった江陵と原州はいずれも韓国側にある。面積は日本の岩手県よりやや広い。 全体的に山がちで平地は少ない。鉄原郡などの内陸部は韓国で最も寒さが厳しい。ジャガイモやトウモロコシを特産品とする。 北部の軍事境界線非武装地帯付近と白頭大幹一帯に多様な生態系があり、渡り鳥の重要な中継地である。また、ツシマヤマネコ、タイリクモモンガ、ヤガタニゴイ、ヤリタナゴ、コンゴウハヤ(英語版)、クサガメ、チョウセンナメラ(英語版)、スウォンアマガエル(英語版)、マルバウマノスズクサなどの希少種または絶滅危惧種が