2024年12月に、日本航空の元機長2人から乗務前の検査でアルコールが検出された問題で、国土交通省は2人を210日間と180日間の航空業務停止の処分にしました。 この問題をめぐっては、元機長2人がオーストラリアからの帰国便に乗務する前日に、規定の量を大幅に超える飲酒をしたうえ、2人で口裏合わせをして会社にうその説明をしたなどとして、国土交通省が日本航空に業務改善勧告を出しています。 これについて国土交通省は2人からも聞き取りを行い、航空法に基づいて4日付けで、56歳の元機長を210日間の、59歳の元機長を180日間の航空業務停止の処分にしました。 国土交通省によりますと、56歳の元機長は以前にも乗務前の検査でアルコールが検出されたことがあり、こうしたことから業務停止の期間が長いということです。 2人は、2024年12月に会社から諭旨免職の懲戒処分を受けています。 今回の問題を受け、日本航空