「オリンピックの視聴率を超えた」メジャーリーグ開幕戦“30%超の高視聴率”で見えてきた《残酷すぎる真実》…「コア層」と「ライト層」の分断が始まった?
3月12日深夜の来日からの1週間あまり、世間の注目はメジャーリーグ開幕戦「シカゴ・カブスvsロサンゼルス・ドジャース」に集約されていたと言っていいのではないでしょうか。
18日、19日の2試合が終わりアメリカ帰国の途についた今なお、大谷翔平選手らとドジャースの話題が続いていることが反響の大きさを物語っています。
日本テレビ系で放送された両日の視聴率は、18日が個人19.9%・世帯31.2%、19日が個人18.6%・世帯29.5%を記録(ビデオリサーチ、関東地区)。早くも「今年のトップをとるのではないか」という声もあがるほどの高視聴率を記録しました。
4年に1度のビッグイベントに圧勝した
ちなみに、昨年の最高視聴率は「第75回NHK紅白歌合戦」(21時~23時45分)の個人23.4%・世帯32.7%(※19時20分~20時55分は個人21.1%・世帯29.0%)。
また、今回の視聴率は、昨春に韓国で開催されたメジャー開幕戦「ロサンゼルス・ドジャースvsサンディエゴ・パドレス」、昨秋のワールドシリーズ「ロサンゼルス・ドジャースvsニューヨーク・ヤンキース」などを大きく上回っており、さらなる人気の高まりが感じられます。
同じスポーツ中継というカテゴリーで見ても、サッカー日本代表のワールドカップ最終予選やアジアカップ、パリオリンピック2024なども寄せ付けないほどの高視聴率でした。貴重な日本開催とはいえ、通年開催される公式戦が、「日本人が好む」と言われる国別対抗戦、しかも4年に1度のビッグイベントに圧勝したという現実に驚かされます。
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