スペイン・バルセロナ(Barcelona)の店頭でiPadを試す人(2010年5月28日撮影、資料写真)。(c)AFP/JOSEP LAGO 【6月10日 AFP】米ITニュースサイトValleywagは9日、米アップル(Apple)のタブレット型携帯端末「iPad(アイパッド)」利用者11万4000人以上の電子メールアドレスが流出したと報じた。 「Goatse Security」を名乗るコンピューター専門家集団が、iPadの通信回線を提供している米通信大手AT&Tの脆弱性を悪用して、AT&Tのネットワーク上で利用者を識別する「ICC IDS」(integrated circuit card identifier)と呼ばれる番号を入手したという。電子メールアドレスが危険にさらされたのは、いずれもAT&Tの3Gプランの利用者だった。 流出した電子メールアドレスの所有者には、米紙ニューヨークタ