強風の影響で倒れた鶴岡八幡宮(神奈川県鎌倉市)の県指定天然記念物「大銀杏(おおいちょう)」の再生に向け、八幡宮は14日、倒れた幹を根付かせるため、根元から高さ約4メートルの部分(約17トン)を移植した。 午前中に元の位置から約7メートル西に移動させ、午後1時から立ち上げ作業を開始。姿勢の調整や土入れなどを行った。
強風の影響で倒れた鶴岡八幡宮(神奈川県鎌倉市)の県指定天然記念物「大銀杏(おおいちょう)」の再生に向け、八幡宮は14日、倒れた幹を根付かせるため、根元から高さ約4メートルの部分(約17トン)を移植した。 午前中に元の位置から約7メートル西に移動させ、午後1時から立ち上げ作業を開始。姿勢の調整や土入れなどを行った。
倒壊した大銀杏に酒と米を供える神職=神奈川県鎌倉市雪ノ下2の鶴岡八幡宮で2010年3月10日午前7時半、吉野正浩撮影 10日午前4時40分ごろ、神奈川県鎌倉市雪ノ下の鶴岡八幡宮(吉田茂穂宮司)の本殿前にある樹齢1000年とされる「大銀杏(おおいちょう)」が、根元付近から折れて倒れているのを警備員が見つけた。9日夕から続いた強風が原因とみられる。けが人はなかった。大銀杏は鎌倉幕府三代将軍、源実朝の暗殺事件の「隠れ銀杏」として知られる。 同八幡宮によると大銀杏は幹回り6.8メートル、高さ約30メートル。午前4時15分ごろ、当直の警備員が3回ほど「ドンドン」という音を聞いた。警備員は「積もった雪が落ちる音だと思った」という。その後、落雷のような音がしたため、様子を見に行くと大銀杏が倒れていた。市消防本部によると、当時の最大瞬間風速は12メートルだった。 大銀杏をみた東京農業大の浜野周泰教授(造園
鹿児島市中心部で深夜から未明にかけて、芝生で覆われた市電の軌道敷を整える芝刈り電車が走っている。導入は全国でも初めてという。 市交通局などが約4000万円をかけて開発。6トンの散水タンクを積んだ専用車両が、芝刈り機を載せた台車を引っ張る。芝生に水をまくほか、伸びた芝をそろえたり、刈った芝を吸い込んだりする。 16日夜から試験運行を始め、営業運転が終わった午後11時から午前4時まで、緑化されている鹿児島駅前―中洲通電停間約4キロを往復している。新年度から本格導入されると、これまで手作業による整備で年間約2800万円かかっていた維持費が約20%削減できるという。 国土交通省によると、路面電車は全国17都市で計205キロが営業運行されている。軌道の緑化はコンクリートやアスファルトで覆われた都市部の気温が上昇するヒートアイランド現象の緩和や景観の向上、騒音低減などの効果がある。広島市と高知市でも導
植物の光合成は吸収する光エネルギーの高低にかかわらず同じ効率であることを、京都大学大学院人間・環境学研究科の三室守教授(植物生理学)らの研究チームが突き止め、9日付(日本時間)の米科学誌「米国科学アカデミー紀要」(電子版)に掲載された。 研究チームは、目に見える太陽光線だけでなく、見えなくてエネルギーの低い赤外線でも同じ効率で光合成できることを証明。今後、低電力を使った食糧生産の研究にも役立ちそうだ。 研究チームは、光合成をつかさどる葉緑体の元といわれるバクテリアの一種「アカリオクロリス」が、赤外線で光合成を行い、一般の植物などに比べると吸収する光エネルギーが少ないことに着目。アカリオクロリスと他の植物を比較して、光合成の際に酸素を生み出す量を観察した。 その結果、植物内で水を分解して酸素を生み出す働きがある電位「酸化還元電位」の値が変わらないことを発見。エネルギーが低くても酸素を生み出
モンサント(英語: Monsanto Company)は、かつて存在した、アメリカの多国籍のバイオ化学メーカー。2018年6月、バイエルによる買収・吸収が完了し、モンサントの企業名は消滅した[3]。 食用作物に噴霧されるモンサントの除草剤。2004年早春。 1901年、ミズーリ州セントルイスに、ジョン・F・クイーニイにより創業。『モンサント』という社名は、妻のオルガ・モンサントに由来する。 1920年代頃から硫酸、ポリ塩化ビフェニル(PCBs)などの化学薬品の製造で業績を上げ、1940年代からはプラスチックや合成繊維のメーカーとしても著名となった。 本社の存在するセントルイスには世界屈指の規模を誇るミズーリ植物園があるが、モンサント社はここのハーバリウム(植物標本保存施設)の建設に多額の寄付をしていることでも知られている。 同社を有名にした商品の一つはポリ塩化ビフェニルであり、アロクロール
三菱化学が発売した「コンテナ野菜工場」。コンテナ内に栽培に必要な設備一式が入っている=同社提供三菱化学が発売した「コンテナ野菜工場」の内部。棚に野菜の苗をのせて栽培する=同社提供 三菱化学は「コンテナ野菜工場」を発売した。人工の光を使って野菜を育てる「野菜工場」のシステムをコンテナにまとめた。気候に左右されずに野菜の栽培が可能で、栽培環境が厳しい中東などで需要を見込んでいる。 断熱仕様のコンテナ(長さ12.2メートル、幅2.4メートル、高さ2.9メートル)に、空調設備や、水を濾過(ろか)して再利用する水処理設備、省エネの発光ダイオード(LED)などを使った照明設備を完備。レタスなら年間6トン収穫できるという。 通常は商用電源を使うが、環境に配慮するため、太陽電池との併用も可能。3年以内に太陽光発電だけで動くシステムも追加する。最低価格は1台5千万円。4月にカタールの企業への第1号の納
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