スキーを置いたコースのカーブの場所まで息を切らしながら到着。
「天女の湯」は「吹の湯」のあるユコマンベツ川上流の沢とは別沢にあり、沢自体が源泉からできた湯沢のようなので泉温で地面の雪が脆くなっている可能性もあるのでスキーで攻めることにした。
スノーシューからスキーに履き替え、コース上の傾斜の高い坂を登っている。
その際、かなりの体力を消耗したのは言うまでもない。。^^;
バテバテになりながら昨日通ったコースを思い出しながら向っていく。
2つ目の鉄柱をポイントにして降りたが何やらコースが昨日と違う雰囲気に・・・
斜めに沿って徐々に降りていくが「天女の湯」がなかなか現れない。
結局降り立ったのは奥の沢が目の前に差し掛かっているコース外。
スキーを履いたままある程度、上流下流を見渡しだが一向に「天女の湯」は現れない。
「こうなったら・・・」と続いては当てずっぽうで上流の方へと歩を進める。
スキーでの登りはかなり身に応えるものがあったが「天女の湯」での入浴を夢に気力で進んでいく。
10分弱くらいでやっと昨日見たような景色が目に飛び込んできた。
左にはそれらしき沢があり、湯気も出ている。
紛れのない!それは夢にまで見た「天女の湯」である!

このようなことがあるから冬季訪問も危険なのだと理解した。
やはり「天女の湯」は侮れない^^;
昨日からの再訪だというのにやはり発見時の興奮は隠し通せなかった。
しかし本題はここから。
この後どのようにして温泉まで降り立つか。。
ロープはないので何かに引っ張っていこうと考えた末、思い浮かんだのは同行人と私のどちらかが雪の上からストックを差し出し、それに掴まり降りるというものだった。
早速先手として私が降りることに。。。
リックなどの重荷は一旦木などに吊るして置き、温泉道具片手にストックに掴まり降りていく。
雪を足で階段状にして行き、地面の石の上に降り立った。
浴槽から流れ落ちた温泉が沢状になり、雪の中に潜り込んでいる様なとても幻想的な風景となっている。

沢により周りの雪は溶けているがやはりその周りは今にも崩れそうな尋常ではない程の積雪であった。
これが一気に崩れてはひとたまりもないだろう。
さて待ちに待った温泉はと言うと、浴槽は頑丈な丸太により、小さな崖上になっている部分の手前から温泉がせき止められ、大きな浴槽となって温泉が溜まっている。大きさは2m×1.5mくらいと、とても広々したものである。

源泉は程遠く積雪の中を小沢と流れている為、色々な意味で確認は出来なかった(謎)

また温泉が注がれている部分には以前使用したと思わしき温泉の成分により着色された鉄のパイプがあったが中が詰っている為、現在は使用されていないようだ。
では早速入浴に移す!
浴槽内には大量の温泉沈殿物があるがそんなことは全く気にならない。ヮラ
浴槽温度は46℃、源泉は更に高温である。
外気温が低い所為か、とても心地よい。
深さはそれ程ないのだが寝湯状になると悠々入浴を楽しめる♪
温泉は無色透明で「吹の湯」と同じ泉質の様にも思えたが肝心の酸味は感じなかった。
またそれとは別に甘味を感じ、鉄っぽい味も感じられた。
ロケーション最高!泉質最高!言うこと無しの野湯であった。
もっと綺麗にすれば「吹の湯」以上の野湯になるのは言うまでもない。。。
時間があればもっと長時間の入浴やら浴槽の清掃やらができたのだが時間の都合上、10分程しか入浴できなかった。

また残念なことに同行人の入浴は時間的な都合上、困難になってしまい、惜しくも手湯のみになってしまった。
後髪を引かれながらも「天女の湯」を後にし、面倒なのでスキーを置いているところまでの数mをスノーシュー無しで歩いた。すると!!
まさかのまさか!最後の最後にしてまさかのアクシデント!!
ガッチリ固まっていると思われた積雪が突然沈み、カッポリと穴が開いてしまったではないか!!
足を取られてしまった私は幸いなことに目の前に小さな木があった為、それに掴まりどうにか這い上がることが出来たが、地面に足が付かないくらいスッポリ埋まってしまっていた為、木がなかったら惨事も免れなかっただろう。。かなり冷や冷やものであった(汗)
やはり「天女の湯」&「吹の湯」はどんな季節にしろ、危険が付き物であることを改めて確信し、スノーシューの大切さを改めて実感したのであった。。ヮラ
帰りはそそくさと昨日通った覚えのある道を周りの景色を頼りに思い出し、戻った。
また機会があれば次は夏季訪問を考え、再訪したいと考える。。
「天女の湯」は「吹の湯」のあるユコマンベツ川上流の沢とは別沢にあり、沢自体が源泉からできた湯沢のようなので泉温で地面の雪が脆くなっている可能性もあるのでスキーで攻めることにした。
スノーシューからスキーに履き替え、コース上の傾斜の高い坂を登っている。
その際、かなりの体力を消耗したのは言うまでもない。。^^;
バテバテになりながら昨日通ったコースを思い出しながら向っていく。
2つ目の鉄柱をポイントにして降りたが何やらコースが昨日と違う雰囲気に・・・
斜めに沿って徐々に降りていくが「天女の湯」がなかなか現れない。
結局降り立ったのは奥の沢が目の前に差し掛かっているコース外。
スキーを履いたままある程度、上流下流を見渡しだが一向に「天女の湯」は現れない。
「こうなったら・・・」と続いては当てずっぽうで上流の方へと歩を進める。
スキーでの登りはかなり身に応えるものがあったが「天女の湯」での入浴を夢に気力で進んでいく。
10分弱くらいでやっと昨日見たような景色が目に飛び込んできた。
左にはそれらしき沢があり、湯気も出ている。
紛れのない!それは夢にまで見た「天女の湯」である!
このようなことがあるから冬季訪問も危険なのだと理解した。
やはり「天女の湯」は侮れない^^;
昨日からの再訪だというのにやはり発見時の興奮は隠し通せなかった。
しかし本題はここから。
この後どのようにして温泉まで降り立つか。。
ロープはないので何かに引っ張っていこうと考えた末、思い浮かんだのは同行人と私のどちらかが雪の上からストックを差し出し、それに掴まり降りるというものだった。
早速先手として私が降りることに。。。
リックなどの重荷は一旦木などに吊るして置き、温泉道具片手にストックに掴まり降りていく。
雪を足で階段状にして行き、地面の石の上に降り立った。
浴槽から流れ落ちた温泉が沢状になり、雪の中に潜り込んでいる様なとても幻想的な風景となっている。
沢により周りの雪は溶けているがやはりその周りは今にも崩れそうな尋常ではない程の積雪であった。
これが一気に崩れてはひとたまりもないだろう。
さて待ちに待った温泉はと言うと、浴槽は頑丈な丸太により、小さな崖上になっている部分の手前から温泉がせき止められ、大きな浴槽となって温泉が溜まっている。大きさは2m×1.5mくらいと、とても広々したものである。
源泉は程遠く積雪の中を小沢と流れている為、色々な意味で確認は出来なかった(謎)
また温泉が注がれている部分には以前使用したと思わしき温泉の成分により着色された鉄のパイプがあったが中が詰っている為、現在は使用されていないようだ。
では早速入浴に移す!
浴槽内には大量の温泉沈殿物があるがそんなことは全く気にならない。ヮラ
浴槽温度は46℃、源泉は更に高温である。
外気温が低い所為か、とても心地よい。
深さはそれ程ないのだが寝湯状になると悠々入浴を楽しめる♪
温泉は無色透明で「吹の湯」と同じ泉質の様にも思えたが肝心の酸味は感じなかった。
またそれとは別に甘味を感じ、鉄っぽい味も感じられた。
ロケーション最高!泉質最高!言うこと無しの野湯であった。
もっと綺麗にすれば「吹の湯」以上の野湯になるのは言うまでもない。。。
時間があればもっと長時間の入浴やら浴槽の清掃やらができたのだが時間の都合上、10分程しか入浴できなかった。
また残念なことに同行人の入浴は時間的な都合上、困難になってしまい、惜しくも手湯のみになってしまった。
後髪を引かれながらも「天女の湯」を後にし、面倒なのでスキーを置いているところまでの数mをスノーシュー無しで歩いた。すると!!
まさかのまさか!最後の最後にしてまさかのアクシデント!!
ガッチリ固まっていると思われた積雪が突然沈み、カッポリと穴が開いてしまったではないか!!
足を取られてしまった私は幸いなことに目の前に小さな木があった為、それに掴まりどうにか這い上がることが出来たが、地面に足が付かないくらいスッポリ埋まってしまっていた為、木がなかったら惨事も免れなかっただろう。。かなり冷や冷やものであった(汗)
やはり「天女の湯」&「吹の湯」はどんな季節にしろ、危険が付き物であることを改めて確信し、スノーシューの大切さを改めて実感したのであった。。ヮラ
帰りはそそくさと昨日通った覚えのある道を周りの景色を頼りに思い出し、戻った。
また機会があれば次は夏季訪問を考え、再訪したいと考える。。