突然現れた硫黄臭が漂う不思議な広場。
ここ一帯だけ草木は生えておらず、奥に微かに小川が見えるのみ。

ふと足元見てみると、ビニールの様なものが・・・小川で少しキレイに洗ってみると文字すら見えないものの、ギリギリ「ワカメ」の一文字が見える。
「わざわざこんな所まで来る人がいるんだ~、しかし何でこんなところに「ワカメ」の袋が・・・」いくら考えても真相が明らかになりそうもないので硫黄臭の謎を探ることにしたヮラ

と言ってもこんな所じゃ、探り様がない。
考える余地もなく、小川を上流に遡行することに・・・
小川は奥へ奥へと続いているが、草木がないので藪こぎの心配はない。
が進んですぐ、左右が背丈程に侵食され、幅もギリギリ通れるくらいの道に様変わり。

上りがある所為か、かなりきつく感じる。
進んでいくといきなり目の前が前が開け、先程の地面剥き出しの風景が現れた。それに伴い、更に硫黄臭は強くなっている。

小川は上部に伸び、全体的に見れば一つの滝状にも見える。
なかなかきつそうだが頂上を目指す。
川遡行で上って行くが足跡は1つもなく、随分この地帯に人間は侵入していないようだ。
温泉成分の所為で辺りは白く変色し、足場も悪く、どことなく岩も滑るようになってきいている。

頂上に到着すると、目の前には2段に出来た溜りが!!!

奥の上部からも滝の様に注がれているがこちらは無臭で透明度もあるので唯の川だろう。
と言うことは硫黄臭の正体、そして我らが探し求めた秘湯はここ!ここまで計2時間48分歩きっぱなしで遂に到着だ!
温泉の噴出部は奥の大き目の湯溜まりの下部5箇所と、同じく手前の小さ目の湯溜まり下部2箇所からブクブクと噴出している。
しかし残念なことに冷泉の様だ。泉温は11℃、この真夏でも手を入れ続けるとすぐに悴んでしまう。
しかし、そんなことは上の空、、今はここまでの苦労と達成感に耽っているので精一杯だ!!
確かにこの苦労で発見した温泉が冷泉と思うと残念でならないが、正に野生の湯!温泉は温泉。純度に問題はないし、発見できたのには変わりない!
では早速入浴開始!
まずは大き目の奥の浴槽に!

足を入れると思った以上に冷たい!
そこを堪えてどうにか全身まで浸かることができた。

大きさは160×100の大きさで優に大人2人が浸かれるスペース。
深さもそれなりにあり、今まで透き通っていた地面が一気に白濁色へと変わる。

短時間なりに浸かっていると体はすぐに麻痺するものだ。
景色は当然抜群!水と混ざっているがやはり噴出部(温泉の)はどことなく温度が高いように感じる。

温泉は硫黄泉。無色透明で硫黄臭が強くpH値は4.2を示した。
それでも5~10分くらい浸かっていたのだろう。
外気温26.5℃に対し、ブルブルと体の震えが止まらない。
それに加え、途中経過の滝で滑ったことにより、服はベショベショ、裸での自然回復を余儀なくされたヮラ
同行人は最初「冷たいから入らない」の強情を張り続けていたが私の得意の強引さには頭が下がるらしい(タジタジ^^”)
なんだかんだ言いながらも随分楽しんでいるように見えた♪
今の時刻は11時弱で昼までにはまだ時間があるが、流石に2人とも疲れきり、腹もペコペコ。。持参したインスタントラーメンとコンビニで買った鮭のおにぎりで早めの昼食を終わらせた。
少し休みながら、次は2つある浴槽の下部の方に入浴することに。

下部の浴槽は噴出部が2箇所あり、上部から注がれる温泉を遮ると1、2℃泉温が上がった様にも感じた。
深さはそれなりだが1人で丁度と言う大きさ。
こちらも結構長めに入浴し、再度、同行人を誘ったが「流石に・・・」という事で無理に勧めることもなく、今回の探索は終了した。
後ろ髪を引かれながらも、温泉を後にする。
帰りはまたあのナメ滝で苦戦したものの、2時間27分ゲート着、と20分短縮することが出来た。
かなり身体に応える探索であったが目的地に到着も出来たことだし、「究極の野湯発見!」と言う結果で幕を閉じた。
来年、もし今年ほどの根気があれば是非また再訪したものだ・・・ヮラ
ここ一帯だけ草木は生えておらず、奥に微かに小川が見えるのみ。
ふと足元見てみると、ビニールの様なものが・・・小川で少しキレイに洗ってみると文字すら見えないものの、ギリギリ「ワカメ」の一文字が見える。
「わざわざこんな所まで来る人がいるんだ~、しかし何でこんなところに「ワカメ」の袋が・・・」いくら考えても真相が明らかになりそうもないので硫黄臭の謎を探ることにしたヮラ
と言ってもこんな所じゃ、探り様がない。
考える余地もなく、小川を上流に遡行することに・・・
小川は奥へ奥へと続いているが、草木がないので藪こぎの心配はない。
が進んですぐ、左右が背丈程に侵食され、幅もギリギリ通れるくらいの道に様変わり。
上りがある所為か、かなりきつく感じる。
進んでいくといきなり目の前が前が開け、先程の地面剥き出しの風景が現れた。それに伴い、更に硫黄臭は強くなっている。
小川は上部に伸び、全体的に見れば一つの滝状にも見える。
なかなかきつそうだが頂上を目指す。
川遡行で上って行くが足跡は1つもなく、随分この地帯に人間は侵入していないようだ。
温泉成分の所為で辺りは白く変色し、足場も悪く、どことなく岩も滑るようになってきいている。
頂上に到着すると、目の前には2段に出来た溜りが!!!
奥の上部からも滝の様に注がれているがこちらは無臭で透明度もあるので唯の川だろう。
と言うことは硫黄臭の正体、そして我らが探し求めた秘湯はここ!ここまで計2時間48分歩きっぱなしで遂に到着だ!
温泉の噴出部は奥の大き目の湯溜まりの下部5箇所と、同じく手前の小さ目の湯溜まり下部2箇所からブクブクと噴出している。
しかし残念なことに冷泉の様だ。泉温は11℃、この真夏でも手を入れ続けるとすぐに悴んでしまう。
しかし、そんなことは上の空、、今はここまでの苦労と達成感に耽っているので精一杯だ!!
確かにこの苦労で発見した温泉が冷泉と思うと残念でならないが、正に野生の湯!温泉は温泉。純度に問題はないし、発見できたのには変わりない!
では早速入浴開始!
まずは大き目の奥の浴槽に!
足を入れると思った以上に冷たい!
そこを堪えてどうにか全身まで浸かることができた。
大きさは160×100の大きさで優に大人2人が浸かれるスペース。
深さもそれなりにあり、今まで透き通っていた地面が一気に白濁色へと変わる。
短時間なりに浸かっていると体はすぐに麻痺するものだ。
景色は当然抜群!水と混ざっているがやはり噴出部(温泉の)はどことなく温度が高いように感じる。
温泉は硫黄泉。無色透明で硫黄臭が強くpH値は4.2を示した。
それでも5~10分くらい浸かっていたのだろう。
外気温26.5℃に対し、ブルブルと体の震えが止まらない。
それに加え、途中経過の滝で滑ったことにより、服はベショベショ、裸での自然回復を余儀なくされたヮラ
同行人は最初「冷たいから入らない」の強情を張り続けていたが私の得意の強引さには頭が下がるらしい(タジタジ^^”)
なんだかんだ言いながらも随分楽しんでいるように見えた♪
今の時刻は11時弱で昼までにはまだ時間があるが、流石に2人とも疲れきり、腹もペコペコ。。持参したインスタントラーメンとコンビニで買った鮭のおにぎりで早めの昼食を終わらせた。
少し休みながら、次は2つある浴槽の下部の方に入浴することに。
下部の浴槽は噴出部が2箇所あり、上部から注がれる温泉を遮ると1、2℃泉温が上がった様にも感じた。
深さはそれなりだが1人で丁度と言う大きさ。
こちらも結構長めに入浴し、再度、同行人を誘ったが「流石に・・・」という事で無理に勧めることもなく、今回の探索は終了した。
後ろ髪を引かれながらも、温泉を後にする。
帰りはまたあのナメ滝で苦戦したものの、2時間27分ゲート着、と20分短縮することが出来た。
かなり身体に応える探索であったが目的地に到着も出来たことだし、「究極の野湯発見!」と言う結果で幕を閉じた。
来年、もし今年ほどの根気があれば是非また再訪したものだ・・・ヮラ