イーロン・マスクは、グローバル・ブロードバンド・ネットワークを宇宙で構築するための第一歩を踏み出した。 スペースXが打ち上げに成功した「ティンティンA(Tintin A)」と「ティンティンB(Tintin B)」と呼ばれる2つの実験衛星が軌道に乗った。マスクは、これらの人工衛星が「軌道上に配置されて地上局と通信しており」、スペースX本社の上空を今日通過するときに『hello world』と送信することになっていると語っている。 これらの人工衛星は、地球規模でのインターネット接続を提供する「スターリンク(Starlink)」というひとそろいの衛星群への道を開くものだという。マスクは、スターリンクによるインターネット接続は遅延が少なく、最高1ギガビット毎秒の通信速度を持ち、光ファイバーによるブロードバンドに匹敵するだろうと主張する。 だが、そこに至るには道のりがある。初期の衛星群として、軌道上
世界の宇宙開発をリードするアメリカは、ことし将来の火星探査に向けた新たな有人宇宙船の開発をさらに推し進めるとともに、民間企業を積極的に支援して、ロケットの打ち上げ費用を大きく引き下げる、新たな技術の実用化につなげたいとしています。 このうちスペースX社は去年12月、打ち上げたロケットの1段目を地上に無事に戻す実験に初めて成功しました。ロケットの1段目は、役目を終えると通常海に捨てられるため、この技術を実用化できれば、1回数十億円の打ち上げ費用を大きく引き下げられると期待されています。そのスペースXは、将来の火星探査を視野に入れた独自の有人宇宙船と大型ロケットの開発も進めていて、ことしは大型ロケットの試験打ち上げを初めて行う予定です。 アメリカでは去年11月、宇宙にある資源の商業利用が認められ、宇宙で採掘した金やプラチナなどを売買する「宇宙資源ビジネス」が可能になりました。このため、宇宙を目
このところ、米国の宇宙ベンチャーの動きがものすごく活発だ。11月23日、ネット流通大手のアマゾンのジェフ・ べゾスCEOが設立した宇宙ベンチャーのブルー・オリジンは、テキサス州の私有地で、同社の開発した有人弾道ロケット「ニュー・シェパード」の2度目の無人打ち上げを実施し、ロケット部分の垂直着陸を成功させた。イーロン・マスク率いるスペースXも負けじと12月22日、「ファルコン9R」ロケットの打ち上げで、使い終えた第1段を打ち上げ地のケープカナヴェラルに戻して垂直着陸させることに成功した。 ニュー・シェパードの有人カプセルは、慣例的に「ここから宇宙」とされる高度100kmを越えて100.5kmに到達し、その後パラシュートを開いて無事に着地。さらに、ブルー・シェパードのロケット部分は切り離し後に、姿勢を制御しつつ降下し、最後に着陸脚を展開してロケットエンジンを再起動して逆噴射を行い、着陸に成功し
日本の南極観測が新しい観測を成層圏に広げた。第56次日本南極地域観測隊で、九州大学と福岡大学が共同開発した無人観測航空機Phoenix-S(フェニックス エス)1号機が上空22kmのエアロゾルサンプルの回収、上空23kmのエアロゾル濃度測定に成功した。 科学的な観測の高度は、無人、有人を問わず、航空機として前例のない高さに初めて達した。エアロゾルなどの研究に役立つ新しい観測手段として注目される。国立極地研究所と福岡大学、九州大学が3月13日発表した。 同機は、翼幅が3m、最大全重量が10.5kg、高度10kmで最大飛行速度は時速260km。2015年1月24日午後6時5分、昭和基地東方約20kmの南極大陸氷床上のS17地点からゴム気球につり下げられて放球され、エアロゾルの濃度観測とサンプル回収を行いながら上昇し、西方約7kmで高度23kmまで達した。そこで気球が破裂し、パラシュートで降下し
一昔前まで、宇宙といえば、米国のアポロ計画や、スペースシャトル計画など、国家的事業であった。しかし、今やElon Musk氏率いるベンチャー企業出身の米Space X社(Space Exploration Technologies社)がNASAからの委託や商用でロケットを打ち上げたり、日本でもロケット民営化を受け、三菱重工業がJAXAからの委託や韓国企業などからの委託で商用でロケットを打ち上げたりする時代となった。大学の研究室や民間企業が、超小型の人工衛星を打ち上げる動きも活性化してきている。 この背景には、冷戦構造の崩壊などによって、宇宙技術が軍事目的から商業利用目的へと転じたことや、産業育成のために各国が競争政策を推し進めたこと大きい。特に米国では商業宇宙打ち上げや商業リモートセンシングの法規制の整備、国際宇宙ステーションへの物資輸送の民間委託など政府の宇宙活動の民営化などが実施されて
ウェザーニューズは10日、同社が2013年11月に打ち上げた超小型独自衛星「WNISAT-1」によって観測された地磁気データをWebサイトで公開したと発表した。 衛星の運用を行うウェザーニューズの「Space Vehicle Operation Center」は、「WNISAT-1」の地磁気データをモニタリングし、磁気変動(磁気嵐)の監視を行っている。磁気嵐は太陽フレアに伴って放出される太陽プラズマが地球に向かって吹き付けられることにより、地磁気が通常の状態から激しく変動する現象で、通信機器障害を引き起こしたり、特に変動が大きくなる北極など高緯度地域では、航空機や船舶の安全運航に影響を及ぼす恐れがある。 同社は今後、実際に磁気嵐が発生しているかどうかや地磁気への影響の大きさの検証を進め、北極域における航空機や船舶の安全運航の支援に役立てていくという。
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額に蛾がとまってますよ。 そう、博士くらいになると額に蛾がとまることもままあるんじゃ。 すごい! さすがさんこつ博士…。 どうやったらうまく散骨できるか、知りたいかね? はい! 私、自分の骨を自分で散骨するのが夢なんです! それは無理なんじゃないかのう。そもそも散骨とは、火葬後の遺骨を粉末状にし環境に配慮したうえで合法的に海や山などの自然に還す葬送の形式を言うんじゃ。 一瞬、すごく怖い顔しませんでした? ド素人の、えーと君…。 エリコです。 ド素人のエリコちゃんが散骨をうまくやるには、実はカンタン…。「博士の散骨5,000箇条」を守れば、それでいいんじゃ。 は、博士の散骨5,000箇条!? なに、構えることはないぞい。どれも初歩的でカンタンなことばかりじゃ。 教えて教えて! ざっと紹介すると…。 散骨5,000箇条その1
(CNN) 米航空宇宙局(NASA)が、地球の全土壌の水分量を測る観測衛星「SMAP」の打ち上げ準備を進めている。 SMAPは「Soil Moisture Active Passive」の略。現地時間の1月29日午前6時20分、カリフォルニア州のバンデンバーグ空軍基地から打ち上げが予定されている。 SMAPが宇宙で展開する回転メッシュアンテナは直径6メートルと過去最大の大きさ。打ち上げ時には30センチ×120センチの大きさに折りたためるようにした。 打ち上げ後はマイクロ波を使った2台の機材で2日ごとに地球の土壌の表層5センチの水分量を計測する。この情報をもとに土壌水分地図を作成し、干ばつの早期警戒警報に役立てる計画。 干ばつの発生を予測できれば、農家が取水計画を変更したり、作物の植え付け時期を遅らせたりといった対策を取ることが可能になる。こうした予想は現在、農家の経験に頼っているのが現状だ
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