How the science of persuasion could change the politics of climate change 気候変動対策には 新テクノロジー開発より 「説得の技術」が必要だ 米国における気候変動の問題は、すでに科学から乖離して政治的対立となっている。懐疑論を打ち破り、有効な政策に結び付けるには、「説得の技術」が鍵になるかもしれない。 by James Temple2018.05.21 56 12 3 1 ジェリー・テイラーは、自分なら保守的な気候変動懐疑論者の考えを変えられると思っている。何しろテイラー自身が多くの人に懐疑論を吹き込んできたのだから。 テイラーはかつて、気候変動を否定する研究者であった。ワシントンD.C.に本拠を置くシンクタンク、ケイトー研究所(Cato Institute)で何年にもわたって、気候変動に関する研究、規制、国際条約など