ドナルド・トランプ米大統領は8日午前11時半(日本時間9日午前1時半)、緊張が高まるイランとの関係についてホワイトハウスで記者団を前に声明を読み上げ、「イランは戦闘態勢から引く様子だ」と述べた。イランが同日未明にイラク国内2カ所の米軍基地をミサイル攻撃したことについては、アメリカ人やイラク人の人的被害はなく、わずかな損傷にとどまったと述べた。
(2014年1月25/26日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 世界経済フォーラム(WEF)の役割の1つは、ミニ国連総会として機能するところにある。世界各国の首脳が集まって講演や会談をしたり、メディアとも懇談したりできるようにしているという意味だ。 今年のダボス会議で最も関心を集めた指導者は、イランのハサン・ロウハニ大統領と日本の安倍晋三首相だった。これは目新しさのためでもある。ロウハニ氏は昨年8月に就任したばかりで、安倍氏も政権を手にしてから1年と少ししか経っていない。 またダボス会議の参加者たちは、この2人がそれぞれの国を変える可能性を秘めた存在であることもしっかり認識していた。一方のロウハニ氏は、米国との関係を改善することと核開発プログラムを巡る危険な緊張に終止符を打つことを目指すイランの取り組みを代表する人物になっている。 もう一方の安倍氏の経済改革プログラムは、世界第3位の経済大
韓国とイランの騒動、FIFAはイランだけに罰金を課し韓国には警告すらなし…イランメディアはFIFAを批判 カテゴリアジアサッカー痛いニュース Tweet 1: 大梃子φ ★ 2013/09/02(月) 21:43:25.98 ID:???0 9月1日、ペルシアンリーグ・ドットコムは「イラン代表監督カルロス・ケイロスとGKソシャ・マカニに対し、FIFAが罰金処分を課した」と報じた。 この問題はワールドカップ・アジア予選の最終節に遡る。 韓国のチェ・ガンヒ代表監督(当時)が、ウズベキスタン戦前の記者会見でイランのホスピタリティを批判。『予選の結果は関係なく、イランを討ちたい。これは復讐だ』と発言。韓国代表選手からも『イランに血の涙を流させてやる』と過激な発言が飛び出していた。 もちろんこの発言に対してイランは反発。カルロス・ケイロス代表監督は『イランに対する敬意を欠いている』と謝罪を求
あまり刺激的なタイトルを付けるのもなんだが、そういうことなのではないかという思いがしている、つまり、事後になって「西側諸国はイスラエルによるイラン空爆を容認するではないか」。 もう少し言うと、西側諸国というより、非シーア派国もこれに含まれるのではないか。もちろん、表向きにはというか公式には、西側諸国も非シーア派国も反対するだろうし、事後にはそれなりに非難の声も上げるだろう。 オバマ大統領も事後のグループに含まれるだろう。彼は、ブッシュ前大統領というか実質的な大統領であったチェイニー前副大統領とは違うので、スケジュール的にサウジを脅かすものを排除するといった意志はなく、現在のメキシコ湾原油流出のように、成り行きできれいな顔して後手に回るだろうから。 危機はスケジュール的には進まないだろうが、すでにそろそろどうにもならない状態に進んでしまったようだ、という状況ではある。ついでにいうと、そのあお
トルコとアルメニアの関係が改善の方向に向かうかに見えた、昨年10月の両国の国交樹立と、関係発展の合意文書の調印だが、その後、頓挫している。批准の見込みもない。これにナブッコの問題が関係しているようだ。 トルコとアルメニアの関係のもつれについて、トルコ側背景の一端については、先日「トルコが脱世俗国家へと変貌しつつあるようだ: 極東ブログ」(参照)でもふれたが、やっかいな「アルメニア人虐殺」(参照)問題がある。現状蒸し返しのようにも見えないことはない。アルメニア側も一度はトルコに歩み寄ったものの譲りがたい思いがあるようだ。批准についてもアルメニアから率先して行いたくはないとしている。 7日付けの"Radio Free Europe / Radio Liberty"というサイトでは、アルメニアのサルキシャン大統領は、「トルコとの歴史認識のすりあわせなどナンセンスだ」という見解を報じている(参照)
11日イランの革命記念日にアハマディネジャド大統領は、新たなウラン濃縮作業で目標の濃縮度20%のウラン製造に成功したと述べたらしい。ざっと日本での報道を振り返ると、11日付け共同通信「イランが濃縮度20%ウラン 革命記念日で大統領演説」(参照)や11日付け日経新聞記事「イラン大統領「ウラン20%濃縮成功」 欧米諸国、一段と警戒」(参照)がある。この宣言に対して、米国、ロシア、フランス3カ国は国際原子力機関(IAEA)にイランのウラン濃縮活動は正当化できないと書簡を送った(参照)。欧米ではこれが大きな話題となっていた。が、日本ではそれほど大きな話題にはならなかったようだ。 アハマディネジャド大統領は今後濃縮度80%のウランも製造できると述べた。普通に考えれば核兵器開発の宣言にも聞こえるが、日本の隣国がかつてそうであったのとは違い、核兵器開発を明言したわけではない。そのせいか、日本の反核団体か
さらに近年、ミャンマー(ビルマ)の軍政指導者タン・シュエ氏やイランのアフマディネジャド大統領がこの国を訪問している。人権や核を巡って国際社会で孤立を深める国々との関係強化は何を意図してのことなのか。 中国は、インド洋に面する南部での大型港湾の建設をはじめとする援助を拡大しており、米議会から懸念の声があがっている。 この国の行く末は、多くのタミル人が住む隣国インドの安定に直接影響する。スリランカの対外政策は、インド洋での米中印の存在感をめぐる地政学にも微妙な影響を与えるだろう。 日本政府はこうした要因も念頭に置いて、支援を続けてもらいたい。 朝日新聞がここまで指摘できたら上等。 FTだともっと具体的な問題点に絞り込んでいる。 FT⇒Sri Lanka’s uncertain election The presence of troops on the street in Colombo is
鳩山政権のスラップスティックにマスメディアの関心が向いているせいか、外信が相対的に少なくなったように見える。国内報道がないわけではないが、イラン情勢に変化があるので簡単にメモしておきたい。 イラン情勢について昨今の大手紙の社説としては今朝の読売新聞「イラン核増設 なぜ国際的な孤立を選ぶのか」(参照)が、それなりに触れていた。イランの新設ウラン濃縮施設に対して米国オバマ政権が年明け早々に強い制裁に乗り出すという話が軸になっている。 イラン政府は、新たに国内10か所にウラン濃縮施設を建設するという。うち5施設について、サレヒ副大統領兼原子力庁長官は、「2~3か月以内に着工する」と語った。 国際社会が濃縮停止を求めているにもかかわらず、である。 それだけではない。低濃縮ウランを国外で燃料化する計画を、拒否する姿勢も示している。 計画が履行されれば、イラン国内のウラン備蓄量が減り、軍事転用に歯止め
「アホでマヌケ」と言われた米国ブッシュ元大統領の外交に比べて、オバマ大統領の外交は「賢い」と言われる。そのやり方はこうだ。人立たせ、「進め」の青い旗を右手に持たせ、「止まれ」の赤い旗を左手に持たせて、こう呼びかける、「はい、青上げて、赤上げぇ……ないで、青下げる」 ちゃんとわかったかな。 とりあえず話の発端は、5日米国オバマ大統領を支えるバイデン副大統領によるABCニュースでの発言に世界がぶったまげた(参照)。話題はイスラエルによるイランの空爆だ。 BIDEN: Look, Israel can determine for itself -- it's a sovereign nation -- what's in their interest and what they decide to do relative to Iran and anyone else. バイデン:いいですか、イ
そしてオバマの戦争をネグると。 米軍の侵攻(イラク戦争)によってイラクに内在する対立が火を噴いたのは確かだ。米国にはいわば「パンドラの箱」を開けてしまった責任がある。「大量破壊兵器の脅威」という怪しげな理由の下に、イラク攻撃で何万もの市民を死に追いやった歴史的責任も問われ続けるだろう。 パンドラの蓋を開けずあのままイラクの国民をじわじわと殺害しつづけることもチョムスキーは憂慮していた。イラク戦争は肯定でないとしても、あの状態もまた肯定できるものではなかった。 そしてオバマ・アメリカの実態⇒Charles Krauthammer - Obama Adopts the Bush Approach to the War on Terrorism - washingtonpost.com
選挙では現職で保守強硬派のアフマディネジャド大統領が6割以上の得票で圧勝した。対立する改革派のムサビ候補が「開票の不正」を訴え、支持者の抗議デモが全国的に広がった。 あ、これは違いますね。執筆子わかってわざとらかもしれないが。「開票の不正」だけではなくて、意図的な投票用紙不足や選管の捜査などがあるのですよ。 開放的で民主的なイスラム体制に脱皮していくことが、今後の安定のカギを握る。政権側は暴力による強硬策を控えるべきだ。自由な報道も保証されなければならない。 イランに影響力のある中露もね。 イランの強権化や不安定化は、中東全域に悪影響を及ぼす。 これが微妙でムサビのほうが強権化する可能性があるのと、シーア派のちょっかいが沈静してアラブ諸国はほっとしている。 現政権とは距離をとる米欧や日本は、ロシアや中国など現政権寄りの主要国にも働きかけ、イランが極端な方向に進まないよう共同歩調をとることが
Twitterとメディアとイランについての前の記事をたくさんの方に読んでいただき、コメントやフィードバックを頂きました。ありがとうございました!頑張って書いた甲斐があります。。。
ネットサービス「ツイッター(Twitter)」が、マスコミより早く、イランの生々しい衝突ぶりを伝え続けている。16歳の美少女惨殺のビデオ情報は、すぐにツイッターに上がり、世界を震撼させた。速報の威力は、マスコミをも不要にしてしまうのか。 米CNNも、ツイッターを後追い 「ネダは目を見開いたまま、息絶えた。それは、目をつぶってやり過ごそうとする我々を恥じ入らせる」 これは、ツイッター上につぶやかれた一投稿者のため息だ。ネダとは、イランで惨殺されたとされる16歳の少女の名。 米CNNが2009年6月21日、ツイッター上の情報として伝えたところでは、大統領選を巡って衝突が続く首都テヘランで、ネダは改革派によるデモを見ていた。そこにいきなり、政府を支持する民兵組織バシジが発砲したというのだ。 ネダは胸を押さえて仰向けに倒れ、2、3人の男性が必死に介抱する。しかし、血だらけの顔がアップになると、周囲
クリントン国務長官は「わたしは使っていないが、Twitterは世界中の人々にとって重要な表現の手段だ」と語った。 米国務長官のヒラリー・クリントン氏は6月17日、ワシントンでのイスラエルのリーベルマン外相との会談後、イランでのTwitter利用についてコメントした。 同氏は会談後の共同記者会見で「米連邦政府がTwitterに(メンテナンス延期を)要請したことはイランへの内政干渉だという批判についてどう思うか」という質問に対し、「われわれは表現の自由を促進する。Twitterは表現の1手段であり、イラン国民にとってのみならず、世界中の人々にとって非常に重要な手段となりつつある。わたし自身は使っていないが。人々が情報を共有する手段を稼働させ続けることは、特にほかに情報源があまりない場合、非常に重要だ」と語った。 現在イランでは大統領選挙の結果をめぐる混乱が深まっており、TwitterやFace
12日実施されたイラン大統領選挙だが、当初から西側の予想(参照)としては大差で現職アフマディネジャド大統領(52)の再選と見られていたので、私には選挙の不正を巡る現下進行中の騒動のほうが予想外であった。選挙の不正については、おそらく前回の選挙のほうが問題が多かっただろうが、あの時にはその後に大きな騒動はなかった。なぜ今回は騒動になったのか。 アフマディネジャドに対立する、改革派と言われるムサビ元首相(67)が実際には優勢であったのだろうか。選挙前の報道に戻って調べ直すと、米国流のテレビ討論などの影響もあり、選挙が近くなるにつれムサビ支持が増えていったという経緯はありそうだ。その慣性的な力は今回の騒動の背景になってはいるのだろう。また、今回は前回の投票率62.8%を大きく上回る84.7%であったことからもわかるように熱い選挙でもあった。 12日の投票は即日開票となり、翌朝開票率約90%の段階
へぇ、この問題をきちんと社説に取り上げるというのは立派なものだなと思った。というか、朝日新聞とか取り上げそうにないし、他はまあ論外か、しばらく様子見か。 サベリさん⇒- Roxana Reporting どことなく田中真紀子を連想させるような。 日経社説に戻って、、その取り上げ方だが、他の日本の報道と同じで、あえてなのか知らないのか上っ面を滑っている。 裏はこんな感じか。 NYT⇒Editorial - Roxana Saberi - NYTimes.com We do not know why the government decided to go after Ms. Saberi. One theory is that Tehran may want to try to “trade” her for three Iranian diplomats arrested in Iraq
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く