この記事の3つのポイント 米国で禁止懸念のTikTok代替で中国「小紅書(RED)」が急浮上 中国人ユーザーは突然流入してきた外国人に困惑も、各所で交流 思わぬリスクを背負わされたREDは隔離の方向へかじを切る可能性 “Hi TT Friends!”は、ここ数日中国のSNSでもっとも流行している挨拶だ。“TT”は動画共有アプリ「TikTok(ティックトック)」を指すのだが、中国国内では「抖音(ドウイン)」という名前で運営されているはずなのに、なぜTTがバズるのだろう? 実はTikTokはトランプ次期大統領の再任前日である1月19日をもって米国市場を正式に追い出される気配が濃厚になってきており、それを見越した多くの米国人たちが、次の移住先として同じ中国SNSの有力株である「RED」に急速に流入し始めているのだ。 REDユーザーは延べ3億人超え REDは中国「小紅書」の英語名で、インスタグラム