アイアンドーム(英語: Iron Dome、ヘブライ語: כִּפַּת בַּרְזֶל、kipat barzel)は、Counter-RAM に分類されるイスラエルの防空システムである。 ラファエル・アドバンスド・ディフェンス・システムズとイスラエル国防軍により共同開発された[5]。 Counter-RAM として4キロメートル以上70キロメートル以内から発射される155mm砲弾、ロケット弾は元より、対空ミサイルとして10キロメートル以内のUAVや航空機、誘導爆弾に対する近接防空を担うことも考慮されている。全天候型のシステムとして構築され、重要性の低い目標へ向かう攻撃を対象から除外することで、ミサイルの消費を押さえる事も可能とされている[6][7]。2008年の段階では、射程15キロメートルでロケット弾が飛来した場合、150平方キロメートルのエリアを防御可能であると考えられていた[3