キューバ危機(キューバきき、(英: Cuban Missile Crisis、西: Crisis de los misiles en Cuba、露: Карибский кризис)は、1962年10月から11月にかけて、ソ連がキューバに核ミサイル基地を建設していることが発覚、アメリカ合衆国がカリブ海でキューバの海上臨検を実施し、米ソ間の緊張が高まり、核戦争寸前まで達した一連の出来事のこと。 日本語呼称にはばらつきがあり、英文通りに「キューバ・ミサイル危機」や後述の理由により「第二次キューバ危機」ともされる。 1962年夏、ソ連とキューバは極秘裏に軍事協定を結び、キューバに密かに核ミサイルや兵員、発射台、ロケット、戦車などを送った。アメリカは偵察飛行で核ミサイル基地の建設を発見、直ちにキューバを海上封鎖し、核ミサイル基地の撤去を迫った[注 1]。一触即発の危険な状態に陥ったが、当時のケネ
2020年3月19日に行われたC-HGBの発射実験[注 1]。 共通極超音速滑空体(きょうつうごくちょうおんそくかっくうたい、英語: Common-Hypersonic Glide Body, C-HGB)は、アメリカ合衆国で開発されている極超音速滑空体[2]。アメリカ陸軍の長距離極超音速兵器(LRHW)および海軍の通常型即時攻撃(CPS)兵器で弾頭として搭載される予定である[2][3]。主契約者はダイネティクス(英語版)社であり、また開発にはサンディア国立研究所も参加している[4]。 C-HGBの設計はサンディア国立研究所が陸軍向けに開発していた代替再突入システム(Alternate Re-Entry System)をベースとしているが[3]、技術的には、同研究所が1979年から1985年にかけて開発していたサンディア有翼高エネルギー再突入機実験(Sandia Winged Energe
米国は現在、オバマ大統領のもと核軍縮を進めています。その背景には、(1)核兵器の使用はハードルが極めて高い(使えない)、(2) 核兵器維持の財政的負担、(3)通常兵器における米国の圧倒的な軍事的優位状況、といった要素があります。こうした観点から、米国はかねてより核兵器に代わる新たな抑止能力を模索しており、この文脈で注目されたのが、CPGS(Conventional Prompt Global Strike:通常兵器型即時全地球攻撃)構想です。 CPGSとは、文字通り、「地球上のあらゆる場所へ1時間以内に通常戦力による攻撃を行う」というコンセプトです。爆撃機や潜水艦、巡航ミサイルや弾道ミサイルがその運搬手段となります。 構想自体が陸海空軍、国防高等研究計画局(DARPA)、そして国防省全体や米議会、NASAにまで関係する広いものであることから、なかなか総括して見ることは簡単ではない、というか
何度か当ブログでもご紹介していますが、米国にはCPGS(Conventional Prompt Global Strike:通常兵器型即時全地球攻撃)構想というものがあります。CPGSとは、「地球上のあらゆる場所へ1〜2時間以内に通常戦力による攻撃を行う」というコンセプトです。核抑止力の「一部」の代替、もしくは通常戦力と核戦力の「隙間」を埋めるものとして期待されているものですが、CPGSの研究・開発は様々な組織によって数種類のものが手がけられています。空軍と米国防高等研究計画局(DARPA)が進めている極超音速技術実証機「Falcon HTV-2(Hypersonic Technology Vehicle-2)」などが一例ですね。 さて、17日午前6時30分(東部時間)、陸軍のCPGS研究である「先進型極超音速兵器(Advanced Hypersonic Weapon:AHW)」の初実験が
ヴァンデンバーグ空軍基地からテスト発射されたミニットマンIII 大陸間弾道ミサイル(たいりくかんだんどうミサイル、英語: intercontinental ballistic missile、略称:ICBM)は、有効射程が超長距離で北アメリカ大陸とユーラシア大陸間など、大洋に隔てられた大陸間を飛翔できる弾道ミサイル。大陸間弾道弾(たいりくかんだんどうだん)とも称する[注 1]。アメリカ合衆国やソビエト連邦間では、戦略兵器制限条約(SALT)により、有効射程が「アメリカ合衆国本土の北東国境とソ連本土の北西国境を結ぶ最短距離である5,500km以上」の弾道ミサイルと定義された。[1] 原理・方式[編集] 陸上基地もしくは海中の潜水艦などから発射され、ロケット噴射の加速により数百kmの高度まで上昇し、その間に速度、飛行の角度などを調整して目標地点へのコースが決められる。燃焼を終えたロケットエンジ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く