ユナイテッド航空が、エアバスA380型機2機を購入する方向で調整していると、Seeking Alphaが伝えている。 購入する方針の2機は、スカイマーク向けに生産された機材としており、導入が決定すれば、ユナイテッド航空は、シンガポール航空、エールフランス航空、ルフトハンザ・ドイツ航空、エミレーツ航空、カンタス航空、大韓航空、中国南方航空、マレーシア航空、タイ国際航空、ブリティッシュ・エアウェイズ、アシアナ航空、カタール航空、エティハド航空に次いで、14社目のA380型機を運航する航空会社となるほか、アメリカの航空会社として初のA380型機を運航する航空会社になる。 スカイマークは、A380型機を6機発注しており、2機はすでにほぼ完成状態でした。ユナイテッド航空による同機の引取りが決まれば、エアバスの実質的な損害額が確定するため、約700億円の賠償請求額も減額される可能性があります。 See
世界最大の旅客機「A380」の購入契約をめぐり、国内航空3位のスカイマークが製造元のエアバスから違約金を求められていた問題で、両社が違約金を200億円規模にすることで大筋で合意した。10月中の最終合意をめざす。スカイマークは倒産や身売りといった事態はまぬがれるが、年間売上高の4分の1の資金を失うダメージは大きい。 転売にメド、減額容認 エアバス 関係者によると、9月末に西久保慎一社長が渡仏して、エアバス幹部と協議した。エアバスは当初700億円規模の違約金を求める構えだったが、「スカイマークの経営に影響を与えない金額にする」として、前払い金としてすでに受け取った約230億円の範囲に収める考えを示したという。造りかけの2機はエアバスが他の航空会社に売る見通しがたち、態度を軟化させた。 違約金の額は200億~230億円を軸に最終調整している。スカイマークは2014年9月中間決算で特別損失を計上す
11月22日(ブルームバーグ):国内航空のスカイマークは超大型機の導入で2014年度に本格参入する国際線事業について、初就航を成田-ロンドンで検討し、売上高約150億円を計画している。大手航空の約半額の運賃で人気路線に乗り込む攻めの経営を展開し、15%前後の利益率確保を目指す。 導入は欧エアバスのA380と、8日と12日に発表済み。スカイマークの西久保愼一社長は19日のインタビューで、1機当たり売り上げで70億円強を見込んでいることを明らかにした。初年度導入の2機で年間150億円程度の売り上げになり、営業粗利益は20億円超の水準を目指すと語った。今年度計画の売上高は565億円。 スカイマークはA380を14年度から4年間で6機導入、18年度以降に9機を発注して、計15機編隊で世界11都市と日本を結ぶ。西久保社長は国際定期便の初就航について、成田-ロンドンを検討していると語った。ビジネス
国内第3位の航空会社、スカイマークの西久保愼一社長は会見で、ヨーロッパの航空機メーカー「エアバス」との間での旅客機の購入契約を見直す交渉について、エアバスから購入を予定していた6機すべてを解約するという通告を受けたとしたうえで、今後、国際線への参入計画を抜本的に見直すことを正式に明らかにしました。 スカイマークの西久保社長は29日午後、「エアバス」との間で進めている世界最大の旅客機A380型機の購入契約の見直し交渉について記者会見しました。 それによりますと、スカイマークは円安の影響で業績が悪化したため、当初購入を予定していた6機のうち2機の納入時期を遅らせ、残る4機は納入を無期延期とするよう交渉していたとしています。 しかし、27日夕方になって、エアバス側から6機すべての契約を解約するという趣旨の通告がファックスであったということです。 西久保社長は、前払い金として支払った合わせて265
航空機大手エアバスの大型機「A380」の購入契約をめぐり、国内航空3位のスカイマークに対し、エアバス側が大手航空会社の傘下に入るよう要求していることがわかった。スカイマークの経営が悪化しているためで、契約をキャンセルする場合は巨額の違約金を求めるとしている。 スカイマークの西久保慎一社長が文書で明らかにした。同社は来年にも国際線に参入するため、1900億円強をかけてA380を6機買う契約を結んでいた。だが、円安による燃料費負担の増加などで経営が厳しいことから、エアバスに購入の先送りを申し入れたところ、大手の傘下に入って財務体質を改善するよう求められたという。 西久保社長は「経営の主体性を揺るがすような要求は受け入れられない」として、身売りの要求は拒否する意向だ。同社は、6機の納入の一部を先送りし、残りをキャンセルすることで購入資金を確保したい考えで、国際線への参入時期などは大幅に見直すとい
スカイマーク(SKY/BC、9204)が発注していたエアバスA380型機について、全6機の発注取り消しでエアバスと合意したと、ブルームバーグが現地時間7月28日に報じた。(エアバスが契約解除を通告。こちらをご覧ください) SKYは2011年2月18日、A380を4機発注。このときオプションだった2機も、同年6月23日に正式発注へ切り替えた。エンジンは同年9月14日、英ロールス・ロイス社のトレント900を選定し、2017年までに全機を受領予定だった。 A380の1機あたりの価格は、カタログ価格で4億1440万ドル(約421億8600万円)。SKYでは6機の投資予定額について、5月15日発表の決算短信で総額1915億8500万円としている。 SKYの初号機は今年4月2日に初飛行に成功。10月から11月ごろに受領予定だったが、6月13日にギャレー(厨房設備)やシートの不具合による納入遅れや仕様変
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