マクロヴィジョンは6月2日、同社の著作権保護技術「RipGuard」「ACP(Analog Copy Protection)」を、TBSテレビが販売するDVDに提供すると発表した。両技術を採用したDVDの販売は6月を予定している。 同社によれば、日本の放送局が、RipGuardとACPの両技術を採用するのは初めてという。違法ソフトウェアや、家電機器同士を接続したアナログ出力による不正コピーから、DVDコンテンツを保護することで、DVDの売り上げに貢献するとしている。TBSテレビは、年間約480万枚のDVDコンテンツを販売している。 RipGuardは、暗号化技術であるContent Scramble System(CSS)を解除するDeCSSなどの違法ソフトウェアに対応したDVDコピー防止システム。ACP技術とCSSを組み合わせることで、コンテンツに対して複数のセキュリティレイヤを設定し、