ちょっとラスベガスっぽい?60年前の「ネオンきらめく銀座」が現在の姿になるまでをアナログ写真で振り返る。意外と変化している「日本一地価が高い街」の変遷

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銀座のネオン
日本一の高級商店街、銀座は、変わっていないようで結構変わっている(写真:1969年11月7日、東洋経済写真部撮影)

土一升、金一升と言われる銀座の土地。毎回公示地価が発表されるたび、日本で一番高い土地はどこか、東京で最も高価な土地はどこかが注目されるが、それを報じるニュースには常に、中央区銀座という地名が登場する。

日本で最も高い土地、銀座の鳩居堂

日本で最も高い土地、そして銀座で最も高価な土地として知られているのは銀座5丁目、中央通り沿いの鳩居堂前。2024年7月に国税庁が発表した路線価では39年連続全国トップで1平方メートル4424万円だった。

鳩居堂
日本で一番高い土地と言われる銀座の鳩居堂( 1992年9月1日、梅谷秀司撮影)

この鳩居堂前が日本一高い土地だということで世の中に広く知られているようだが、地価にはこのほかに、基準地価、公示地価という指標もあり、昨年の基準地価では、銀座2丁目の明治屋銀座ビル前が1平方メートルあたり4210万円、公示地価では、銀座4丁目の山野楽器銀座本店前が1平方メートルあたり5570万円で、それぞれ全国トップだそうだ。

その地価日本一の土地で、現在、鳩居堂は自店を営業、山野楽器の1階路面にはKDDIがテナントとして入り、明治屋銀座ビルはラグジュアリーブランド、ダンヒルのブティックになっている。

画像43枚:1960年代の宝くじ売り場に集まる人々、今より「ラスベガスっぽい」ネオンきらめく夜の銀座などを写真で見る
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