「とても残念」「これならモスやバーキンに行く」との声もあるが…。マック「値上げに悲鳴」"客離れ"は起きるのか考察
価格改定が大きな話題となったマクド。これまでは値上げがあっても客数に影響はなかったが、いつまで消費者が耐えられるのだろうか(筆者撮影)
3月12日から価格改定となったマクドナルド。ネット上では「マクドも高くなった」との悲鳴が聞こえるが、では、"客離れ"は生じるのか……。新著『ニセコ化するニッポン』を上梓した、チェーンストア研究家の谷頭和希氏が解説する。
マクドナルドが12日から値上げを敢行
マクドナルドの値上げが話題だ。3月12日から、全メニューの4割が10~30円ほど引き上げられたのだ。
例えば、以下のように商品の値段が変わった(いずれも税込みで地域によって変動あり)。
「ハンバーガー」:170円→190円
「マックフライポテト S」:190円→200円
「チキンマックナゲット 5ピース」:260円→290円
「ダブルチーズバーガー」:430円→450円
「炭酸ドリンク S」:120円→140円
「マックフライポテト S」:190円→200円
「チキンマックナゲット 5ピース」:260円→290円
「ダブルチーズバーガー」:430円→450円
「炭酸ドリンク S」:120円→140円
一方で、ハンバーガー・サイドメニュー・ドリンクMのセットが500円(税込み)で復活するなど、お得感を押し出す戦略も同時に行われる。
ただ、かなりのメニュー数が値上げされるためか、消費者の間では「マックの値上げ」の方がイメージとして強く認識されているようだ。
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