SREチームの藤原です。今回は、AWSのコンテナレジストリであるAmazon ECRから、不要になったコンテナイメージを安全に削除するツールをOSSとして作った話です。 Amazon ECRのライフサイクルポリシーでは、設定によっては実際に利用中のイメージを削除してしまうことがあります 現在利用中のイメージを避けて、それ以外の不要なイメージを安全に削除できるCLIツールをOSSとして作成しました Amazon ECSとECRでのイメージ運用 カヤックでは、コンテナのオーケストレーションにAmazon ECSを主に使用しています。ECSにタスクをデプロイする場合は、イメージのタグにアプリケーションのGitリポジトリのコミットハッシュ(git log -1 --format=%Hで計算した値)を付与してAmazon ECRにpushし、タスク定義ではそのタグを含めたURLを指定しています。 例
Windows コンテナの実行基盤としてAWSでは Amazon ECS(ECS on EC2)と、AWS Fargate の2つが提供されています。共に Windows コンテナのイメージは Amazon ECR で管理することが多いかと思います。 意外に気付かない点なのですが、Windows コンテナ実行(タスク起動)するときに ECR から Docker イメージを Pull すると同時に Microsoft Container Registry(MCR) からも Pull します。 Windows OS イメージの仕様と ECR だけで完結させるにはどうすればよいのか紹介します。 どうしてこうなった? ECR のドキュメントに理由について以下の記載があります。 要はライセンスの都合で Windows の全イメージレイヤーを ECR に Push できません。 Images base
CX事業本部 MADチームの佐藤です。AWS SaaS Boostを触ってみる記事の2回目です。前回の記事はこちら AWS SaaS BoostをAWSにデプロイしてログインするところまでを確認しました。今回は、実際にサンプルアプリケーションを作成しECRリポジトリにDockerイメージを置いて、1つのテナントととしてデプロイします。 AWS SaaS Boostにおけるテナントの構成 AWS SaaS Boostでは、テナントを以下のような構成でデプロイします。顧客ごとにVPC、RDSなどのリソースが独立する構成になります。このようなSaaSの構成をサイロ化モデルと言うらしいです。以下のAWS Innovateのスライドがわかりやすいです。 事業のステージに応じた SaaSの悩みと解決案 ECRのリポジトリのイメージがPushされると、各テナントへ Rolling Update を行い全
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