女性アイドルという設定の、会話ができるヒト型ロボットが大阪のデパートに登場し、訪れた人たちを楽しませています。 大阪・ミナミのデパートに登場したのは、「26歳の女性アイドル」という設定のヒト型ロボットで、街にちなんで「ミナミ」という名前です。 話しかけられた内容に応じて、およそ十通りのことばを返すことができ、名前を名乗った男性には「すてきな名前ですね」などと答えていました。 名古屋から見に来たという50代の女性は「動きが滑らかで、すごく驚きました。愚痴を聞いてもらえそうです」と話していました。 開発に携わった大阪大学大学院の小川浩平助教は「この技術を介護の場や老人施設で使えるロボットに応用し、人間をサポートできるようになってほしい」と話していました。 このロボットは、今月12日まで大阪・中央区の高島屋大阪店で展示され、期間中は撮影会なども開かれます。