８月１日（ブルームバーグ）：インドで発生した過去最悪の電力危機は、60年間にわたって投資目標を達成できなかったことや、電力供給改善に向けた現時点の見通しの実現には、なお数十年かかるとみられる現実を浮き彫りにした。 インド中央電力庁によると、インドではピーク時の電力供給が需要を平均９％下回る一方、送電時に失われたり盗まれたりする電力が全体の27％に上る。国際エネルギー機関（ＩＥＡ）によれば、国民の４人に１人に当たる約３億人が送電を受けておらず、この数は2030年時点でも約１億5000万人に上ると予想されている。 ７月30、31日に停電に見舞われたインド北部と東部の全域では送電が復旧したが、６億4000万人以上が影響を受けた。住宅や事業所は補助電源への切り替えを余儀なくされ、鉄道などの公共交通機関が運行を停止し交通渋滞につながった。 インド政府計画委員会のエネルギーアドバイザー、Ｉ・Ａ・
７月３１日、インドで前日に続き大規模な停電が発生し、人口の半分に当たる６億人以上に影響が出た。写真は停電に見舞われたコルカタで客を待つ野菜販売業者。同日撮影（２０１２年 ロイター/Rupak De Chowdhuri）
【バンコク＝新居益】インド北部の広範な地域で、７月３０、３１日の２日連続で停電が発生し、地元メディアは全人口約１２億人のうち約６億人が影響を受けていると報じた。 インドでは、経済発展に伴い電力需要が急増する中、発電所や送電網などの整備はかねて遅れが叫ばれていた。大規模停電を受け、政府への批判が強まりそうだ。 ３１日の停電は午後１時（日本時間同日午後４時半）頃始まった。電力省幹部は、国内の送電システムのうち、「北部」「東部」「北東部」の３地域が全面停電に陥ったと明らかにした。インドＰＴＩ通信は、影響は２０州以上に及んでいると報じた。３１日夕（日本時間夜）現在、一部の地域では電力が回復した模様だが、首都ニューデリーを含め多くの地域では停電が続いている。 シンデ電力相は３１日、記者団に「各州が（送電網から）許容された限度を超えて電力を引き出したのが原因」との見方を示した。 インド東部の西ベンガル
Reliance Industries Limited is a Fortune 500® company and the largest private sector corporation in India. Our quest to make India energy sufficient led us to become one of the largest oil & gas exploration and production players in India. Our refinery at Jamnagar is the world’s largest, integrated, single-location refining complex. It has transformed India from being a net importer of petroleum p
リライアンス・インダストリーズ（英語：Reliance Industries Limited、略称：RIL ヒンディー語：रिलायन्स इण्डस्ट्रीज）は、インドのマハーラーシュトラ州ムンバイに本社を置く、石油化学を中心に、石油・ガス開発、小売、インフラ、バイオテクノロジーなどの事業を手がけるインド最大のコングロマリット。筆頭株主はインド一の富豪であるムケシュ・アンバニ。 インド民間部門では最大規模を誇り、リライアンス財閥の中核事業体である。主要事業は石油探索・生産・精製、ポリエステル、アクリル、ポリマー、プラスチック、化学繊維原料、洗剤原料の製造に従事している。1980年代までは繊維業専業であったが、国内の経済成長に合わせて石油化学分野に進出している。インド西部を中心に同国最大級の原油処理規模を有する。 創業者であるディルバイ・アンバニの死後、長男ムケシュ・アンバニと次男アニ
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