大阪市の松井一郎市長は22日の記者会見で、中高年の世界的なスポーツ大会「ワールドマスターズゲームズ」(WMG)について、「シニア層が一生懸命走るのを見ても、一般の人はうれしくないもんね」と述べた。再…
「指導から暴力を根絶するのか」。理事の一人から問われた幹部が「そんなことは答えられない」と応じた――。全日本柔道連盟が柔道女子の暴力、パワーハラスメント問題を把握した後に開いた理事会でのやりとりが、第三者委員会の報告書に記されていることがわかった。 概要版が公開されている報告書の全容が16日、関係者への取材で明らかになった。完全版は全理事に配布されており、18日の理事会での議論の資料となる。 それによると、昨年10月20日、暴力の禁止などを唱える「倫理規定」の制定を議論した理事会で、冒頭のやりとりがあった。執行部は、同月初めには園田隆二前監督の暴力、暴言を把握していた。幹部の返答に、問題に取り組む姿勢の甘さがにじむ。全柔連は翌11月5日に園田氏の続投を発表した。 園田氏が、第三者委の聞き取りに対し、「強化の過程の暴力は許されると思っていた」と発言していたことも分かった。 また、第三
勇気を出して被害を訴えても…(※イメージ)この記事の写真をすべて見る 社会問題化しつつあるスポーツ界のセクハラ。だが、勇気を出して被害を訴えても、社会の無理解が立ちはだかる。 九州地方でプロゴルファーを目指していた、20代半ばの針本恵子さん(仮名)は2006年の冬、ゴルフの指導者だった庄司正人(仮名・当時56)にラブホテルに連れていかれ、「強姦された」という。一度は告訴を見送った恵子さんだが、2010年、地元県警に被害届を提出することを決意する。 しかし、庄司が不起訴処分になったと告げられた。「半年間、何の音さたもなく、たった1週間で結論が出るなんて、今考えると、最初から処分は決まっていたんだと思います。検事さんは、『抵抗しようと思えばできたのにしなかった』と言うのです。庄司は両親の前で、泣きながら強姦の事実を認めている。謝罪の言葉を記した誓約書もあるのに、なぜ同意があったと認定されるのか
関連トピックス日本相撲協会 大相撲・鳴戸部屋(千葉県松戸市)の元力士2人が、行司のセクハラや力士らの暴行で精神的苦痛を受けたとして、昨年11月に死去した先代鳴戸親方(元横綱・隆の里)の遺族らに計2200万円の損害賠償を求める訴訟を千葉地裁松戸支部に起こした。提訴は9月10日付。 訴状によると、元力士(18)は2010年7月ごろから部屋所属の行司に抱きつかれたり、下半身を触られたりした。他の力士らに竹刀で殴られるなどの暴行も受けたとし、今年1月に引退した。別の力士(22)は昨年2月、ちゃんこの味付けをめぐって先代親方に角材で殴られたと主張。他の力士らからも集団で暴行されたとし、同5月に引退したという。
和田中の野球部員たち。「部活イノベ」導入までは土、日曜の練習ができなかった=東京都杉並区、和田中提供 公立中学校の部活動で、運動部の休日の指導をスポーツコーチの派遣企業に委託する試みが東京都内で始まった。部の保護者会が企業と直接契約を結び、生徒1人あたり1回500円を払う。休日出勤の負担から顧問のなり手が不足する中、顧問なしでも土日に練習できるようにする。 この試みを始めたのは、杉並区立和田中学校(代田昭久校長)。和田中は「部活イノベーション」と呼び、形式的には学校の教育活動と切り離している。 和田中では4年前から保護者や住民でつくる「地域本部」が進学塾と契約し、有料授業の「夜スペシャル」(夜スペ)を続けている。今回の試みは、その「部活版」といえそうだ。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方)無料登録で気軽にお試し! サ
関連トピックス地震湯らっくすマラソンのコースとなっている「熱海ビーチライン」=静岡県熱海市伊豆山 静岡県熱海市が毎年3月に開いている「熱海湯らっくすマラソン」(市など主催)を、来年は中止することが13日、市への取材で分かった。相模湾の海岸沿いを走るため、心配される「神奈川県西部地震」などが起きれば津波から参加者を守れないと判断したという。 同マラソンは1985年に始まった。海岸沿いの… 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方)無料登録で気軽にお試し! サービスのご紹介は こちら 関連リンク茅ケ崎以西、5分以内に津波到達 神奈川(9/1)※有料記事の一部を自動で取り出して紹介しています。
関連トピックスオリンピック絵本を読む松本薫選手=下関市羽山町平家踊りに飛び入り参加する松本薫選手=下関市彦島本村町3丁目 ロンドン五輪柔道女子57キロ級金メダリストの松本薫選手(24)が29日、山口県下関市の子育て支援センターと小学校を訪れ、子どもたちと交流した。 所属企業の社会貢献活動支援の一つ。支援センターでは幼児に絵本を読み聞かせ、小学校では地域に伝わる平家踊りの保存活動を激励し、一緒に踊った。 「元気の塊の子どもから元気をもらった」と松本選手。試合では気迫みなぎる眼光で「野獣」と称されるが、子どもには温かな視線を注いでいた。 関連リンク「かわいいよー!」 柔道「野獣」ら五輪トーク 東京(8/22)五輪メダリスト71人、銀座をパレード 沿道50万人(8/20)松本、報奨金で「ビッグパフェ」 柔道選手団が帰国(8/6)柔道・松本「金メダルに24年が詰まってる」(8/1)
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く