「ソニーの電子書籍の歴史は1990年のデータディスクマンDD-1から始まっている。2004年にLIBRIe、2006年以降米国でReaderを展開し、急激に成長した。LIBRIeがあったからこそ今がある」と野口氏 Sony Readerは、米国をはじめ13カ国ですでに市場投入されており、日本は14番目となる。発表会の壇上に立った米Sonyのシニアバイスプレジデントを務める野口不二夫氏は、「ソニーはこれまで、音楽、映画、ゲームと数多くのエンターテインメントビジネスを展開してきた。そして第4の領域である『ブック』を日本でも展開したい」とし、再びかじを切り始めた電子書籍ビジネスへの意気込みを語った。 野口氏は、「電子書籍ビジネスをしていると、3つの質問がよく寄せられる」と話し、それぞれの質問について反証した。1つ目は、「電子書籍により紙出版のビジネスはどうなるか」というもの。この問いに対し野口氏
ソニー、凸版印刷、KDDI、朝日新聞社は11月24日、共同設立した電子書籍配信事業の準備会社を事業会社化したと発表した。ソニーは25日に「電子書籍事業と製品」の発表会を開く。 事業会社「ブックリスタ」は資本金・資本準備金合計3000万円。7月1日に事業企画会社として設立し、11月4日に事業会社化した。社長は、携帯電話向け音楽配信を手掛けるレコチョク社長の今野敏博氏が就任した。 ブックリスタは、コンテンツの収集・電子化から顧客認証や課金システム、プロモーションまで手がけるプラットフォームを構築・運営する。端末メーカーやストア事業者は、同プラットフォームを利用して自社のストアを開設、各種端末向けにコンテンツを配信する形になる。まず文芸書やビジネス書などの書籍を扱い、今後コミックや新聞、雑誌なども順次配信していく予定。 ソニーは25日午後3時から「電子書籍事業と製品の発表会」を開き、その様子をU
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