音楽と芸術と文化のエンターテインメントイベント「桜梅桃李(おうばいとうり)」が3月8日、吉原山妙祥寺(静岡県富士市中央町)の本堂で行われる。
同イベントは音楽、華道、書道などのジャンルで活躍する静岡県出身のアーティストによるコラボレーション企画。日没後にライトアップした寺の本堂を舞台に、特別編成でパフォーマンスを披露する。
出演アーティストは、「GPSY VIBS(ジブシーパイブス)」「きくちのきょうだい+」「天道清責(てんどうきよたか)with AgnaGonNa. (アーニャゴンナ)」の3組のミュージシャンと、フラワーアーティスト・MASAさん、書家・宮久保胡蝶(こちょうさんのパフォーマー2組。司会はラジオパーソナリティーの桜木美緒さんが務め、サックス奏者の川島麻友美さんが友情出演する。出演者の衣装は全て、富士市出身の衣装作家、小川浩子さんが担当する。
イベントを企画した担当者は「桜には桜の良さがあり、梅には梅の良さがあり、桃には桃の良さがあり、スモモにはスモモの良さがあるように、人にもそれぞれ良さや得意なことがある。他人と比べるのではなく、己の特技を磨き、自分だけの花を咲かせて周囲を魅了してほしい。そんな思いを込めてイベントのタイトルを付けた」と話す。
宮久保さんと共に主催する「舞台衣裳製作アトリエテチ」(富士市吉原2)店主の小川浩子さんは「当イベントは県内で活動する芸術家の2人が企画した。それぞれの活動の中で出会った素晴らしいアーティストとの共演。私たちなりのエンターテインメントを考えた。新しい発見をしに来てほしい」と来場を呼びかける。
17時開演。チケット料金は8,000円(全席自由、小学生以下無料)。