美術の公募展「新進アーティスト作品展vol.23-Art Generation 2025-」が3月1日から、富士市文化会館ロゼシアター展示室(富士市蓼原町)で行われる。
作家を志し、「美術を通して自分を表現する」ことに情熱を傾けている、静岡県出身者および在住・在学・在勤の18~35歳の新進アーティストを対象とする同展。「地域の芸術文化水準の向上を図り、未来の可能性を感じさせるアーティストを見いだし、作品発表の場を提供すること」を目的として開催し、今年で23回目を迎える。
作品は、一般部門、静岡県内の高校生を対象とした高校生部門の2部門で募集。ジャンルは、平面、立体、映像、インスタレーションの4部門で、約90点の作品を並べる。
審査員は、多摩美術大学美術学部芸術学科非常勤講師の赤松祐樹さん、彫刻家の小鉢公史さんが務め、芸術的観点から総合的に評価。展示最終日に表彰式と交流会を行う。
期間中、前回優秀賞を受賞した菊地美月さんの作品展も同時開催する。
富士市文化振興財団の川口直美さんは「各作品には作者のコメントが添えてあるので、より親しみ深く感じられると思う。作家が独自の視点と多様な表現を追求し、自分の情熱を注ぎ込んだ作品を通して、多くの来場者に新たな発見や感動をお届けできれば」と話す。
開催時間は10時~18時(最終日は17時まで)。入館無料。3月9日まで。