パナソニックは、映像が立体的に見える3D(立体)テレビで世界最大となる152型のプラズマテレビを今秋に発売する。 画面は縦約1・8メートル、横約3・4メートルで、50型テレビ9台分にあたる。人の姿を等身大で表示でき、高級車や住宅など高額商品の宣伝や展示会などでの利用を見込む。7日に米ラスベガスで始まる世界最大の家電見本市、国際家電ショー(CES)に出展する。 専用の眼鏡で、高画質のフルハイビジョンを上回る3D映像を楽しめる。「残像が少なく、動画を見やすいプラズマテレビの特性を生かした」という。 3D映像は、米映画「アバター」が人気を集めるなど、ハリウッドでも普及が進んでおり、今後はテレビ放送などで視聴できる機会も増える見通しだ。 こうした流れを受け、家庭用薄型テレビもパナソニックやソニー、シャープなどが今春ごろから発売予定で、「3Dテレビ元年」と呼ばれている。パナソニックは家庭向けの50型