「Pokémon GO(ポケモンGO)」などを手がける米Niantic(ナイアンティック)は、人気ゲームの多くを売却すると発表した。なぜ同社は、成長の源泉だったゲーム事業を手放すのだろうか。 売却先はサウジアラビア系企業 2016年にサービスを開始したポケモンGOは、位置情報を活用したAR(拡張現実)ゲームとして世界各国で社会現象となる大ヒットを記録。開発元のナイアンティックは、一躍スマートフォンゲームの大手となった。 ナイアンティックが開発した「ポケモンGO」は一大ブームを巻き起こした。写真は2019年8月6日、「Pokémon GO Fest Yokohama 2019」にて撮影 その後も他社のIP(知的財産)を活用したゲームなどを次々と提供。「ピクミンブルーム」や「モンスターハンターNow」といったヒットタイトルを生み出した。 だが2025年3月12日、ナイアンティックはそれらの人気