コーヒーには心血管疾患やがんなどのリスク軽減をはじめとするさまざまな健康効果があり、「コーヒーを1日約3杯飲むことが約2年の寿命増加に関連している」という研究結果も報告されています。中国の研究チームが発表した論文では、「コーヒーを飲む習慣は認知症などのリスク低下に関連しているものの、コーヒーの種類によって関連性が異なる」という結果が示されました。 Associations between different coffee types, neurodegenerative diseases, and related mortality: findings from a large prospective cohort study - ScienceDirect https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S00029165240
健康には運動が欠かせないため、一定のメニューを定期的にこなすのは体にいいように思えます。しかし、そのようなトレーニング法ではかえって逆効果になりかねないと、スポーツ科学の専門家らが主張しました。 Why you should avoid doing the exact same workout everyday if you want to get fit https://theconversation.com/why-you-should-avoid-doing-the-exact-same-workout-everyday-if-you-want-to-get-fit-245387 ◆そもそもトレーニングはどう体を変えるのか? イギリスのアングリア・ラスキン大学で運動生理学を研究しているダン・ゴードン教授らによると、健康を改善するにはあえて体の「恒常性」を乱す必要があるとのこと。恒常性
2024年11月に、オーストラリアで16歳未満のソーシャルメディア利用を禁止する法案が提出されたほか、日本でもちょうど11月17日に行われた兵庫県知事選挙でSNSが大きな存在感を示したことを受けてテレビ番組がSNSの規制を訴えるなど、にわかにSNS規制論が過熱しています。こうした動きに対し、専門家が「反射的な対応(kneejerk reaction)」と鋭く批判しました。 Educating young people about social media would be far more effective than a ban - Finland can show us how https://theconversation.com/educating-young-people-about-social-media-would-be-far-more-effective-than-a-
自然豊かな場所で思いきり息を吸い込んだ際、「空気がおいしい」と感じたことがある人も多いはずです。これは単に汚染物質の少ない空気をそう感じただけかもしれませんが、オーストラリアのニューカッスル大学で環境生命科学部の非常勤講師を務めるフラヴィア・ファイエ・ムーア氏らは、「人間は食事だけでなく空気からも栄養を吸収できる」と主張しています。 A breath of fresh air: Perspectives on inhaled nutrients and bacteria to improve human health - PubMed https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/39486624/ Air is an overlooked source of nutrients – evidence shows we can inhale some vitamins h
パーソナルヘルスレコード(PHR)管理アプリ あなたの健康管理と生活習慣病の改善をサポート PHRとは「Personal Health Record(パーソナルヘルスレコード)」の略であり、患者さん自身が収集・管理した医療・健康に関するデータのことを指します。 血圧や体重、体温、歩数などの日々の記録を機器連携で記録したり、食事の内容とそこから摂取したエネルギー量、さらにはお薬の服用情報までさまざまな情報を記録することができます。オンライン診療にも対応しているため、より健康に寄与するデータの使い方も可能です。
ダイエットに効果的とされる有酸素運動。実は頑張りすぎても、楽すぎても効果が出にくいのです。 効果が出やすい運動強度は「ちょっときつい」がポイントです。 成功の秘訣はあなたの手元で測れる心拍数。無理なくファットバーンゾーンを保って続けられる運動のやり方、そして効率よく脂肪をどんどん燃やすコツをお教えします! ダイエットには「有酸素運動」が必要! 有酸素運動は主なエネルギー源として脂肪の利用比率が大きいのが特徴で、比較的筋肉への負荷が弱く、長時間リズミカルに動き続けられる運動です。 短時間に筋肉への強い負荷を必要とする無酸素運動では主なエネルギー源が糖分となり、脂肪を必要としません。そのため脂肪燃焼・ダイエットを目的とするときの運動は有酸素運動を取り入れることが必要です。 1回だけでは効果が現れませんが、定期的な有酸素運動の継続により体脂肪の減少に効果があるほか、LDLコレステロールの減少・心
「メタボな体をがっしりさせたい」 「細マッチョになりたいけど、筋トレが続かない」 見栄えのいい体にしたいですよね。 でも、筋トレは辛いものです。 いきなり始めても続きません。 そこで、挫折しないために、段階を踏んだ細マッチョの作り方を紹介します。
減量のための食事療法や運動プログラムを行っている場合、毎日の体重測定が推奨されますが、専門家によると、ちょうどよいのは「週1回の体重測定」だそうです。 How often should you really weigh yourself? https://theconversation.com/how-often-should-you-really-weigh-yourself-223864 減量と健康のためのプログラム「Interval Weight Loss」の創始者であり、シドニー大学で肥満治療に関する研究を行っているニック・フラー博士は、体重の変化に意識を持つことで、効果的な減量と体重管理に役立つことから、体重測定を推奨しています。 フラー博士によると、数カ月にわたって定期的に体重測定をした人は、体重測定をしなかった人より、BMIが1ポイントから3ポイント低かったという結果が先行研
ソーシャルメディア(SNS)の使用は、更新や返信などが気になりすぎて仕事・勉強に支障をきたしたり、顔の見えないやりとりによって人間関係に問題が起きたり、誹謗(ひぼう)中傷や見ていてつらい投稿などで精神的健康を害したりと、問題を引き起こすこともあります。そのため、SNSの使用を控えて「SNSデトックス」をすべきと考える人もいますが、イギリスのダラム大学心理学部のチームが実施した研究によると、SNSの使用を控えることでかえって精神的健康を害する可能性があるそうです。 Restricting social networking site use for one week produces varied effects on mood but does not increase explicit or implicit desires to use SNSs: Findings from an e
「長時間座っていると健康に悪い」「睡眠時間が短いと健康に悪い」といった研究報告は数多く存在しています。スウィンバーン工科大学の研究チームは、新たに「立つ」「座る」「運動」「睡眠」を1日何時間行えばいいのかを導き出しました。 Associations of 24 h time-use compositions of sitting, standing, physical activity and sleeping with optimal cardiometabolic risk and glycaemic control: The Maastricht Study | Diabetologia https://link.springer.com/article/10.1007/s00125-024-06145-0 How much time should you spend sitting
運動をすればさまざまな病気のリスクが下がることは理解していても、日常生活に運動を取り入れるのは困難なものです。ところが新たな研究では、1日たった50段の階段を上るだけで心臓病のリスクが20%減少することが示されました。 Daily stair climbing, disease susceptibility, and risk of atherosclerotic cardiovascular disease: A prospective cohort study - Atherosclerosis https://www.atherosclerosis-journal.com/article/S0021-9150(23)05221-8/fulltext Walking more than five flights of stairs a day can cut risk of heart
Community-Powered MotivationTrack your progress and cheer each other on. Join over 100 million active people on Strava for free. Already a Member? Log In Sign Up With GoogleSign Up With AppleSign Up With EmailBy signing up for Strava, you agree to the Terms of Service. View our Privacy Policy. Who we areIf you're active, Strava was made for you. Our mobile app and website enhance the experience of
コーヒーや紅茶を家で入れている人のほとんどは、抽出後の残りかすを生ゴミとして捨てているはずです。新たに、そんなコーヒーや紅茶の残りかすをケーキなどの焼き菓子に混ぜることで栄養価が向上し、焼き菓子の保存期間を延ばすことができるという研究結果が発表されました。 The Bioactive Substances in Spent Black Tea and Arabic Coffee Could Improve the Nutritional Value and Extend the Shelf Life of Sponge Cake after Fortification | ACS Omega https://pubs.acs.org/doi/full/10.1021/acsomega.3c03747 Something Fascinating Happens When You Put Te
創作に取り組んでいるうちに、スランプに陥って続きを進められなくなったり、現在できている作品が本当に良い物か不安になったり、ひとつ完成させたら満足して燃え尽き症候群のようになってしまったりと、さまざまなメンタルの壁にぶつかることがあります。そのような壁を乗り越えるための5つのアドバイスを、メンタルヘルスや心理学についてアニメーションで解説するYouTubeチャンネルのPsych2Goがまとめています。 5 Steps to Overcome Creative Burnout - YouTube 文章を執筆したり絵を描いたりといったクリエイティブな活動をしているとき、不安や絶望を感じてしまう経験をしたことがある人は多いはず。この種の不安は、「芸術的なインスピレーションが閉ざされている」「自分の創造的なスキルについて不安や憂鬱(ゆううつ)を感じている」と表現されることがあります。 これらの感情は
健康的な体や理想的な体を追い求めるためにダイエットを行う人は多く、低糖質ダイエットや低脂肪ダイエットなどさまざまな方法が流行しています。糖質の摂取量を極端に減らして脂質で補う「ケトジェニックダイエット」なども考案されていますが、糖質を極端に減らしてしまうと、糖尿病などの疾患を引き起こす可能性があると専門家が忠告しています。 Low carbohydrate intake correlates with trends of insulin resistance and metabolic acidosis in healthy lean individuals - PubMed https://doi.org/10.3389/fpubh.2023.1115333 Low Carb Intake Linked to Insulin Resistance | Lifespan.io https:
「起き抜けにコーヒーを1杯飲まないと1日が始まった気がしない」という人は多いはず。多くの人の活動力の源になっているコーヒーやエナジードリンクの刺激物質「カフェイン」を摂取するとエネルギーがみなぎるように感じるメカニズムやその落とし穴について、栄養学の専門家が解説しました。 Nope, coffee won't give you extra energy. It'll just borrow a bit that you'll pay for later https://theconversation.com/nope-coffee-wont-give-you-extra-energy-itll-just-borrow-a-bit-that-youll-pay-for-later-197897 オーストラリア・ニューカッスル大学で食品科学や栄養学を教えているエマ・ベケット氏によると、コーヒー
長時間座りっぱなしで作業をすると、一日中体を動かしている人よりも、糖尿病や心臓病、認知症などを発症する健康リスクが増加することが従来の研究で報告されています。最新の研究では、長時間座っていることによる健康への悪影響を軽減するために、30分ごとに5分間の軽いウォーキングをすることが推奨されています。 Breaking Up Prolonged Sitting to Improve Cardiometabolic Ris... : Medicine & Science in Sports & Exercise https://journals.lww.com/acsm-msse/Abstract/9900/Breaking_Up_Prolonged_Sitting_to_Improve.200.aspx Sitting all day is terrible for your health –
米国消費者製品安全委員会(CPSC)は、室内に有害な大気汚染物質を放出するとしてガスコンロの禁止を検討していることを明らかにした。 CPSCは、呼吸器系など健康被害につながり得るガスコンロを発生源とする汚染に対処するための行動をとる計画。CPSCのコミッショナー、リチャード・トラムカ氏はインタビューで、「これは隠れた危険だ。全ての選択肢を検討中で、安全にできない製品は禁止されるべきだ」と語った。 天然ガスを利用したガスコンロは全米世帯の約4割で使用されている。アメリカ化学会などのリポートによると、ガスコンロは米環境保護局(EPA)と世界保健機関(WHO)が安全ではなく呼吸器系の疾患や心臓血管の問題、がんなどの健康状態に関係があるとするレベルで二酸化窒素や一酸化炭素などの大気汚染物質を排出。昨年10月のリポートでは、ガスコンロが排出する酸化窒素ガスは高レベルであることを示す検査結果を踏まえ、
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