「寝る子は育つ」と言われるように、子供にとって睡眠は心身の成長に大切なもの。夜に足りない睡眠を補うために昼寝を推奨する専門家もいる。 実際に昼寝は子供にメリットをもたらすようで、今回、アメリカの研究チームが小学生を対象とした調査を行ったところ、昼寝をする子供ほど幸福度や学力が高く、行動面においても問題が少ないという結果が報告された。 睡眠不足による子供たちへの影響 この研究はアメリカのペンシルベニア大学とカリフォルニア大学アーバイン校の研究チームにより行われたものだ。 「睡眠不足と昼間の眠気は、米国の子供たちの最大20%に影響を及ぼしている」と語るのは、今回の研究リーダー、ペンシルベニア大学のジャンギョン・リウ准教授だ。 睡眠習慣が悪いと、子供たちが認知的、感情的、身体的に悪影響を受けることは過去にも立証されているが、その研究のほとんどは就学前の幼児を対象にしたものだった。 これは、アメリ